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  • RIDE式折り染めインク再販までのたのしい時間(ミムラ筆)

     今回はミムラが書いています。お付き合いください。
     先日、たのしい教育研究所(RIDE)の講座で学んだ折染めを、子ども達と楽しんでいいるM先生から「今年の子ども達とも折り染めやりたいのですけど、インクが手に入りますか?」という質問が届きました。
     RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )式の折り染めインクは好評で、作るたびに完売を繰り返し、品切れになっています。そこで私の手元のインクを分けてあげることにしました。

     すると今度は、M先生のクラスの子どもたちが作った折染め作品に感激した他の学年の先生たちから
    「キレイですね、どうやって作るんですか?」
     という声があがりました。

     M先生だけでなく私にとっても嬉しい反応です。

      そのうちに周りの先生たちから「自分もぜひやりたい、教えて欲しい!」という要望が出て来ました。折り染めが大好きな私には、その熱意が嬉しくてなりません。

     初期の折り染めのインクは高価だった上に、粉末を溶かして作るので手間もかかります。それを解決したRIDE式の折り染めインクは画期的で、手軽にシャープに染めることができます。

     需要の大きいRIDE(ライド)インクをこのまま〈品切れ〉状態にしているのはとても、たのしい教育の普及にとってもったいないことです。早速〈もの工房〉のメンバーに相談しました。

     もの工房は、RIDE(ライド)の活動を支援するための〈ものづくり専門チーム〉です。面白いことに私をはじめ、メンバー全員、それぞれのイニシャルにMが入っています。
     「今度の休みの日に、品切れ状態のRIDE式折り染めインクを作りたいのですけど、もの工房のメンバーで集まりませんか」と、近くの学校にいるもの工房の二人のM先生に声をかけると、二人とも快諾。いつも感じるのですけど、たのしいことをしている仲間たちのチームワーク、フットワークは強く軽やかです。

     以前から「次回作る時には」というので、いっきゅう先生がさらに使い勝手良いアイディアを出してくれていたので、それを元に、まず調合実験を繰り返すところから始まります。

     学校が休みの時がRIDEが一番忙しい日で、その日は若い先生たち向けのワークショプを控えて忙しい時間だったのですけど、前日からいっきゅう先生も自分のアイディアを伝えながら調合実験に力を貸してくれました。

     ちなみにいっきゅう先生は30年ほど前、全国の仮説実験授業研究会の講座ではじめて〈折り染め〉が披露された時に、その講座を受けて感動し、さっそく沖縄に持ち帰った人物ですから、学校教育の中に折り染めを取り入れたのは全国的にもかなり早く、沖縄では間違いなく一番はじめだと思います。
     その長年のたのしい教育の経験で積み重ねられた独自の視点があって、気軽に簡単に折り染めをたのしむアイディアがいっぱい詰まっていて、それがRIDEの関係者に折染めファンが多いことにも繋がっています。

     これがいっきゅう先生がインクと水の比率を算出して作ったプロトタイプ・試作のインクです。
     


     いっきゅう先生の作ったプロトタイプのインクを利用して、翌日、もの工房のメンバーで開発をすすめることになりました。

     RIDE式折り染めインクはプリンタインクを利用します。
     調合実験を繰り返すだけで、かなりの量のプリンタインクを使うことなりますから、朝一番の買い出しで、たくさんの素材を仕入れてもらいました。

     これがもの工房のメンバーで調合している時の様子です。
     紙を染めた色を確認しながら、丁寧に調合していきます。

     もっとこうした方がよい、これは濃い、これは薄い、という様に何度も実験を繰り返す中、キッチンの周りは〈折り染めインク祭り状態〉です!!

     

     空になったインクボトルがどんどん積み重なっていきます。
     それも、いろいろな学校で子ども達や先生たちの笑顔をうむためですから妥協できません。

     そうやってできた基本形の折染めインクを元に、濃さを2倍、半分、3倍、1/3、4倍、1/4といろんな濃さで染め上げていきます。

     
     今度は実際に折り染めで染め上げながら色合いをみていきます。
     重ね染めをすることも多いので、単色の色合いだけでは決められません。

     そうやって2日がかりで〈RIDE式折り染めインク〉ができました。

     ところが、それを見たいっきゅう先生が
    「これさぁ、濃いんじゃないの?」と一言。

     「ガ~ン」

     苦労したのに・・・、と思いつつも、RIDEは〈思い〉でなく〈実験結果〉で勝負する組織です。
     もちろん〈もの工房〉もそうです。
     自分たちががんばったから良い、ではなく、それを手にしてくれる人たちの笑顔がどれだけ生まれるのか、その可能性で勝負しなくてはいけません。

     確かに、たくさんの濃さのインクを作っていると、頭が飽和して来て、判断基準のズレも重なっていくのかもしれません、言われてみると濃い気もします。

     しばらく休憩してから、さらに調合を繰り返すことになりました。

     そうやって、やっと「これをRIDE式折り染めインクの濃さの基本にしよう」という基準が決まりました。

     しかし、これはまだ序盤の段階、これからやっと中盤に入ります。

     教材開発楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎて行きます。

     この時間だけでなく、これを入手した先生たちから、嬉しい反響が届くのだろうと思うと、未来のたのしさも重なります。

     前日からの打ち合わせや調合実験、朝からの本格的な調合と、2日かけた基準インクづくりが終わり、仲間たちが撮ってくれた写真を見て吹き出してしまいました。 コーヒーを飲みながら調合実験していたのですけど、ミニヨンのコーヒーカップを見ると、まるでインクの乱舞に驚いている様に見えます。

     大きくしてみましょう・・・


     私には「きみたちどんだけ折り染めインクつくるつもりなの?」とつぶやいているようにも感じられます。

     次の休みに、いろいろな方たちにお分けするボトルをどうするか、量をどうするか、頒価をどうするかなど、またみんなでたのしく相談しながら作成をすすめます。

     今月のたのCafeや夏休みの自由研究講座で大活躍してくれるはずです!

     おたのしみに!

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