子ども達と賢く仲良くなるサイト/蕾見におすすめの頃になりました

 沖縄では、夏の暑さが過ぎた今の頃、葉をすっかり落とした桜たちが冬に向かってゆっくりと芽の成長をはじめます。
 枝をよくみなくてはわからないのですけど、桜の木全体で、芽がかなり目立ってきます。
 そういう蕾を愛でるのが〈蕾見/つぼみみ〉です。
 さて先日、仲間の祝い事があって、スタッフで〈蕾見〉にいきました。

 一見すると葉が散って枯れたかの様にさえ見えるかもしれません。


ところがよく見ると・・・
 枝の先には芽がいっぱいです。

 夏の暑い頃は、まだ細々とした芽でした。 

 黒っぽかった芽が、茶色っぽくなっています。


   花は彩りもみごとで目立つのですけど、その花を咲かせる前に、芽が三ヶ月ほどかけてゆっくり成長していくのです。
 その成長を見ていくのは、なかなかたのしいひとときです。

 学校で家庭で〈桜の蕾見〉をたのしんでみませんか。

 こんどはみんなで〈梅の蕾見〉にいきたいと思います。
 梅の芽はもっとふくらんでいるに違いありません、たのしみです。

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(後編)子どもと仲良くなるたのしい教育/島とうがらし、最強のハバネロを油で揚げすると辛くなるなるか?

 前回の記事〈唐辛子やハバネロなど辛い系の実は油であげたら辛味がやわらぐか〉の続き、予想チャレンジの結果です。

 みなさんの予想はどうでしょう?
 まだ予想していない方は、一つ前にもどってください。
〈予想は賢さのはじまり〉です。
 ちなみに私いっきゅうの予想は〈はっきりとやわらぐ〉です。

 

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よそうしてからね

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よそうしてからね

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 唐辛子をコロモにからめて油であげてみます。

 沖縄の島とうがらしと普通のとうがらしをあげて・・・

こうなりました、ちょっとあげすぎたかもしれません、カリカリです。

 

 唐辛子最強の辛さと言われている〈ハバネロ〉もあげましょう。

 これもかなりやってしまいました。

 

 では、みなさんの予想をのせて、私が食べてみます。

もぐもぐ!


 最初に食べた島唐辛子一つで、他のものを食べても味を感じることができないほど、辛くて辛くてもうたいへん。

 二、三時間ほど、冷たい水をそばにおいて口にふくみながら執筆活動することになりました。

 がんばって、翌日ハバネロを試してみました。
 数ミリくらいかじっただけで、同じ様にたいへんなことになりました・・・

 結果
「唐辛子類は油であげても、辛さをがまんできるほどには弱まらない」
 油であげるとアクはぬけるけれど、辛さは抜けない!

 みなさんはキケンですから、ためさない方がよいですよ。

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子どもと仲良くなるたのしい教育/島とうがらし、最強のハバネロを油で揚げすると辛くなるなるか?(前編)

 たのしい教育研究所は〈本物の賢さと笑顔〉を育てる

たのしい教育研究所

教材を広めています。それは目の前の子ども達と先生・大人が仲良くなる教材でもあります。一緒に楽しめば仲良くなるのは当たり前だからです。このサイトの情報を使って、子ども達と仲良くたのしく過ごしている先生たち、保護者のみなさんがたくさんいます。
「ねぇねぇ知ってる?」とか「ねぇねぇどう思う?」など、このサイトの記事を利用して、朝の会のたのしいひとときに利用してください。
 子ども達と先生・大人たちが仲良くなることは、RIDEの目標です。

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )を設立する前から、いろいろな予想チャレンジ実験をしてきたのですけど、残念なことにそのほとんどのデータは残っていません。数ある実験の中のほんのわずかなものが、たのしい教育教材になって残るのです。

 前回のプラン〈ベリーとナッツ〉の話が面白かったというメールが届いています。それもいつまとまるか分かりませんし、ここに書いていなければずっとそのアイディアは埋もれていくことになった可能性も高いでしょう。

 ということで、埋もれる前に1ヶ月ほど前に試みた〈唐辛子系はから揚げすると辛くなくなるか?〉という予想チャレンジについて紹介しましょう。

 小麦粉と油を持っていってキャンプで〈野草天ぷら〉をたのしむことがあります。

 天ぷらにすると野草のアクが抜けて、美味しく食べることができます。
 アクというのは食材にもともと含まれる〈えぐ味・しぶ味・にが味〉などで、アクが強いとお腹を壊したりすることもあります。

 ですから料理の時にはアク抜きという過程があります。天ぷらにすると、普通、そのアク抜きの過程がいらないのです。

 以前から、天ぷらにすると〈辛味〉にも変化が出て来るとのではないかと考えていました。
 みなさんはどう思いますか?

 これが唐辛子、沖縄の唐辛子は普通の唐辛子より小ぶりで、お酒に漬けた液を味付けに使ったりするなど、広く利用されています。
 ちなみに私いっきゅうは辛いもの好きで、唐辛子系の味には強い方です。
 その私でも、唐辛子1コをそのままバリバリ食べるのは無理です。

 これはハバネロ、最強の唐辛子だと言われています。
 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の近くの農協の販売所で買ってきました。

 

 表面にかるく水分をつけ、小麦粉をからめます。

 
 これを油で揚げると、辛さに差が出るでしょうか?

 油で揚げると、たとえば〈辛さはあっても一個パリパリ食べることができる〉という様に、弱まるかもしれません。
 あるいは、辛いスナック菓子みたいになって、二、三個なら無理せず食べることができる様になるかもしれません。

 みなさんはどう思いますか?

 ハバネロは最強だということですし、なかなか手に入らない人も多いと思うので、普通の唐辛子で考えてみてください。

予想
ア.辛さはほとんど差が出ない

イ.辛さが弱まって1~2パリパリ食べることができる

ウ.辛さがほとんどなくなって、辛いスナック菓子みたいにいくつも食べることができる

エ.その他

どうして、そう予想しましたか?

 

子ども達と「たのしい教育研究所のいっきゅう先生が、こういう実験をやってみたんだって。どうなのかねぇ~、先生はこうおもうんだけど・・・。」
と予想を出し合ってみませんか。
実験結果は次回おとどけします。

もしも興味のある方は、自分でもためしてみるといいと思います。毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

世界で一番美味しいナッツ/最新メルマガから/たのしい教育プラン〈ベリーとナッツの話〉

 メルマガの章の一つ〈たのしい教育の今日この頃〉に書いたエピソードの一つに反響がいくつも届いています。少し手を入れて紹介しましょう。

※  ※

 世界で一番美味しいナッツ

   いつかナッツとベリーのたのしい教育プランをまとめたいと思っています。

 人間が食べて来たもので柔らかい果実・タネをベリー、そして硬い果実・タネをナッツと呼んでいます。

 これがベリー

 これがナッツ

 ベリーとナッツは原始的な分類の仕方ですから、どっちなのかはっきり分けられないものもあります。
 そうではあっても〈栽培〉という画期的な方法を身につける前の人類の命を左右したものの一つがナッツとベリーです。

 そもそもいつ頃から人間はナッツやベリーを食べる様になってきたのでしょうか。
 歴史の時間に「日本では縄文時代からドングリ(ナッツ)を湯がいて食べていたのだ」と教わったことがありました。

 ナッツとベリーのうち、人間がはじめに食べたのはどれだと思いますか? 

 動物のエネルギーになりやすい点から考えると先に食べたのは〈ベリー〉に違いないでしょう。

 では今現在、人間の食生活にナッツとベリーはどの程度の割合で存在しているのでしょうか。米やパンなどの主食は果実ではないので、ナッツやベリーには含めません。
 今の私たちの食生活は、肉や魚そして米やパンなどの穀物が中心で、もうナッツやベリーはほとんど使われてないのでしょうか?

 そうやってベリーとナッツを予想しながら進めていく中で、通して生き生きと人類の歴史のイメージすることができるプランになると思います。

 ところで、私が今まで食べたベリーで深く想い出に残っているのは、アラスカのマッキンリーで食べたベリーです。
 秋の始まりの頃、マッキンリーの山を見上げながら一週間ほど歩いていたことがあります。
 アラスカの原野のその季節は、いたるところでベリーをみることができます。
 珈琲をたてようとリュックを下ろし、原野に座って手を伸ばせば、簡単にカップいっぱいのブルーベリーを積むことができました。
 珈琲のたびに、それと同じくらいの量のブルーベリーを味わうという贅沢な日々でした。

 

 ナッツも好きです。
 私が世界で一番美味しいと思っているナッツは、遠くに行かなくても簡単に手に入ります。

 実はゴミとして捨てられていくものです。
 何だと思いますか?

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予想してみてね

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予想してみてね

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 梅干しのタネの中身〈仁〉と呼ばれている部分です。

 これが梅干しの中のタネですね、捨てられていきます。
 が、私は捨てることはありません。

 それをくるみ割り(100均にあります)でパカッ!

中から美味しいナッツが出て来ます。
これがコリコリしてとても美味しい。

食べるものがないから食べているわけではありません、私にとって〈ナッツの最高峰〉です、梅干しそのものより、ずっとこっちの方が価値がある。
 もしお店にタネだけ売られていたら買っておきたいくらです。

 うそだと思ったら、皆さんも食べてみてください。

補足
 梅干しの中身には毒があるのだという噂話があります。
 これだけ食べて来て体調に異変を感じないところからみて、それは間違いだという感じがあるのですけど、「心配だ」という人もいると思うので調べてみましょう。
 管理栄養士の書いているものなど、いろいろなサイトで、そのことについて触れられていました。
 おおよそをまとめると〈未熟な梅、青梅のタネの中には青酸という毒があるが熟したら心配ない〉〈漬けたものは心配ない〉と書かれています。
 〈青梅〉の時には毒があるけれど、梅干しになったものは大丈夫なんです。
 逆に、健康に良いのだと書かれているサイトもあります。
 といっても一回2~3粒くらいで様子を見ておくとよいでしょう。

公益法人 福岡県薬剤師会のサイトにはこうあります。

梅干しの種を割って白い部分(中身)を食べても大丈夫か?(薬局)
食品・健康食品
年月 2012年4月 

梅の核(胚または仁とも言う)や未熟果実の青梅は、青酸配糖体のアミグダリンを含有し、梅の果実に含まれる酵素エムルシンやヒト消化管内で腸内細菌のβ-グルコシダーゼで分解されて青酸(シアン化水素)を生じ、中毒を起こすことがある。中毒症状は嘔吐、腹痛、下痢、頭痛、めまい等で、多量に摂取すれば、けいれん、呼吸困難、意識混濁などを生じ、死に至ることもある。
ただし、アミグダリンは果実が熟して来ると消失し、青酸による中毒の心配はなく、また梅干しや梅酒などの加工はアミグダリンの分解を促進するので、通常の摂取であれば心配はない

https://www.fpa.or.jp/johocenter/yakuji-main/

 

 梅干しのタネを割った中身を食べる人ってほとんどいないのだから〈通常の摂取〉って言われてもなぁ、と思うのですけど、まぁつまり食べても心配ないということです。

 心配性の人は「青梅の時には毒性があるんだから・・・」と思うかもしれません。しかし、ジャガイモのくぼみ、芽のでるところに毒があるのは有名な話です。そこが緑色をしてたら、それはアルカロイド系の毒です。
 他にもあります。

・野菜に含まれている毒性成分一覧

http://buzz-plus.com/article/2018/09/01/ ほか

トマト: トマチン(アルカロイド配糖体)が茎や葉に存在し、果実にも微量ながら存在する。腹痛を発生させることがあるが、常識的な量の摂取では死亡に至らないとされている。

ナス: ソラニン(ステロイドアルカロイド)は神経に影響を与える毒素で、実部分以外に存在し、大量摂取で昏睡状態となり死亡することもある。ナスは実以外は食べてはならない。

タケノコ: タキシフィリン(青酸配糖体)が呼吸困難やめまい等の症状を引き起こすが、30~40分ほど加熱することで無毒化できる。よってタケノコは生のまま食べてはならない。

モロヘイヤ: ストロファンチジンが種子、茎、鞘(さや)に存在し、食べると死亡することもある恐ろしい毒素。しかし可食部には毒素がないので安心とされている。

ジャガイモ: ソラニン(ステロイドアルカロイド)は神経に影響を与える毒素で、芽や「緑がかった皮」に含まれており、大量摂取で昏睡状態となり死亡することもある。

銀杏: ギンコトキシン(4′-O-メチルピリドキシン)と呼ばれる神経毒が含まれており、多く食べるとビタミンB6欠乏症や痙攣、意識障害などが発生することがある。

白インゲン

生のまま食べると吐き気や下痢などの中毒が起こりやすいです。しっかり加熱しましょう。

モロヘイヤ

天然毒素を持つ部分はモロヘイヤの種子であり、昔アフリカでは毒矢の成分として利用されていたそうです。市販のモロヘイヤは種子が取り除いてあるので、安心していただけます。

 

 人間にとって毒となるものはいろいろあります。それを知っておけば大変なことにはなりませんし、実際私たちは、長い食生活の中でそれらと安全につきあうことができるようになりました。

 

 逆に、梅干しの種の中身〈仁〉には栄養がいっぱいあると書いているサイトもみつかります。

ガン予防効果の梅干の仁(じん)

梅の種の中にある仁(じん)にはアミグダリンが含まれていて、果肉以上に強力なガン予防効果があるといわれています。梅干の種から仁を取り出して酢に漬けると、梅のアミグダリン量が30倍以上に活性化し吸収しやすくなるそう。

 

梅干しの種の中に栄養素がぎっしり http://otonasuhada.jp/
梅干しには強力な抗菌作用があり、下痢、便秘、風邪、食中毒、胃炎、疲労回復に優れた効力があると言われています。

その上、種の核には、デトックス効果、消炎作用や喉の疾患、眼のかすみに効果があるのです。

ですので、梅の種を捨てるなんて、もったいない!
次回、梅干しを食べた後は、種を割り、仁まで味わってみてください。

もともと生の梅は有毒成分であるアミグダリンを含んでいますが、梅干しにして熟成すると無毒化しますので、安心して食べることができます。

 

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