植物ウォッチングというたのしみ 

 いつもの道から少しだけ脇にそれてみると、行ったことの無い公園や野原が見つかります。そこでしばらく花を探す、花を眺めるのは、たのしい一時です。ほんの15分もあればたのしめる、おすすめの方法です。
 今朝はたのしい教育研究所から少し離れた公園に行ってみました。

 しばらく歩くと〈アキノノゲシ〉が見つかりました。
 沖縄はまだまだ暑いのに〈秋〉の名をプレゼントされただけあって本当に涼しげに咲いています。

 

 もっと先の方に行くと、鮮やかな彩りが見えました。
 近づいてみると〈オオゴチョウ〉です。
 漢字で書くと〈黄胡蝶〉 黄色い胡蝶(チョウのこと)という意味です。

 わたしの好きな〈野バラ〉も見つけました。
 野バラはいい香りがするものが多いので、必ず鼻を近づけて香りを味わいます。
 ここの野バラも、ほのかですけどバラのいい香りがしました。
 園芸用で花の部分が大きくなったバラがたくさん売られていますけど、香りをたのしめるものは意外に少ないのです。香りが好きならぜひ野バラを探して、鼻を近づけてみてください。

 花をたのしむ条件に〈名前〉は必需ではありません。
 でも、写真を撮っておいて、あとで、この花は何だろう? と探してみるのもたのしいと思いますよ。名前がわかるとより親しみが湧くのも事実です。
 忘れたら、また調べると良いのです。

 私も何度も植物図鑑を開いています。

 沖縄の身近な植物を調べるなら、安里肇栄さんの「おきなわ 野山の 花さんぽ」がおすすめです。ボーダーインク社から出ています。少し大きめの本屋さんならおいていると思います。

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たのしい学校掲示物・ポスター

 たのしい教育研究所の芸術担当 小禄さんのところに〈学校の掲示物や教室の掲示物〉に関する相談がいくつも来ます。今回、ある先生からの相談で、一緒に作成した掲示物の下地が出来上がりました。

 二人で話し合いながらデザインを構想し、一緒に作成をはじめ、出来上がったものが〈巨木の絵におりぞめの葉〉を重ねたデザインです。
 6人がけのテーブルいっぱいに広がった大きな作品です。

 これに文字が重なると迫力のある掲示物となります。

 一緒に作成していくので次第に〈掲示物・ポスター〉作成の腕も高まっていきます。
 希望する方はお問い合わせください⇒こちら

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バッタの顔をみたことがありますか? 自由研究こそ本物の研究

 前回書いた〈チョウの顔〉の反響がいくつもメールで届いています。今回は〈バッタの顔〉を見てみましょう。

 これは私が近くの公園で写したバッタの幼虫です。落ちた葉っぱの上にのっています。

 イナゴの幼虫でしょう。
 え、バッタじゃないの?
 と思う人がいるかもしれません。
 しかしイナゴもバッタも一見すると同じ様な姿かたちをしています。それもそのはず、同じ〈バッタ亜目〉と呼ばれていて、大きくみると同じグルーブの仲間なのです。

 バッタはバッタ亜目 バッタ科
 イナゴはバッタ亜目 イナゴ科

です。

 バッタはイナゴよりジャンプ力がある
 イナゴはバッタより美味しい

という特徴もあります。
長野の有名な土産に〈イナゴの佃煮〉があります。
旅をした時味わって、それが美味しかったので、学校に土産として持っていったら、先生たちがパニックになってしまいました。

バッタとイナゴの違いについては自分でもいろいろ調べてみてください。

さてバッタの顔はどういう顔をしているでしょう?
正面に回ってみましょう。

 ⬇ 

 どうでしょうか。

 前回のチョウと同じ様に、とても親しみやすい顔をしていると思いませんか?

 みなさんもいろいろな昆虫たちの顔をのぞいてみませんか。そのうちに〈目が点〉に見える時と〈全体が黒くなった状態〉に見える時があることに気がつくかもしれません。それはいったいどうしてなのか?

 こうやって興味関心のあることについて自由に研究をすすめる事が本物の研究です。ガリレオたちも〈これはおもしろい〉と思ったことを追求していったのです。
 自由研究こそ本物の研究
それは確かなことです。みなさんも〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ ここをクリックすることで少しずつ広がります

チョウの顔をよく見たことがありますか? 自由研究はたのしい

 チョウの顔を見たことがありますか? チョウは人が近づくと飛んでいくのでなかなかそういうチャンスはないかと思います。

 ある日公園を散歩していると〈イシガケチョウ〉を見つけました。
 羽の中ほどに大きく切り込みが入っている特徴的なチョウです。

 幸いわたしの足元に飛んで来てくれたので、しばらくじっと様子を見ていました。

 私が移動しても花の蜜を吸うのに精一杯で飛んでいく様子がないので正面から顔を写してみました。

 さてどういう顔をしていると思いますか?

 優しそうな顔、怒った顔、涼しそうな顔、笑える顔 etc.

 こんな顔をしています。
 わたしにはとても真面目そうな顔、驚いた様な顔に見えました。

 他の昆虫はどんな顔をしているのでしょう。
 ゆっくり動く昆虫たちの顔は観ることができても、バッタやトンボなどの顔はなかなかしっかりみるチャンスは無いかもしれません。
 
 もしかするとおもしろい顔をしているかもしれませんよ。
 興味のある人は自分で調べてみてください。みなさんも〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ ここをクリックすることで少しずつ広がります