料理も予想チャレンジ

 前回の〈ベジタリアンは太る〉の反響がいくつも届いています。太る原因は「炭水化物」であるという話は一般常識になっていますけど、炭水化物が多いのは肉ではなく圧倒的に野菜類です。
 そういう話はまたいずれ書かせていただくとして、今回の話もア~ルの野菜食から始まります。

 ア~ルは毎日〈ヨーグルトキャベツ〉や〈肉キャベツ〉を食べるので研究所にキャベツは欠かせません。

 野菜そのものが大好きなので、置いてあるとそのままかじってしまうほどです。

 忙しいある日、ア~ルのキャベツをゆずってもらって、仕事の合間にメンバーで〈お好み焼き〉を作ることにしました。

 見よう見まねで生地にまぜて焼いてみると・・・


 けっこう美味しく出来上がりました。

 さて話はここからです。

  以前から〈イカスミお好み焼き〉はきっと美味しいに違いない、レストランで出すとインパクトがあってヒットするだろうと考えていて、この機会に作ってみることにしました。
 いいアイディアだと思うのですけど、どうですか?

 普通のお好み焼きを焼いて最後に残った生地にスーパーで仕入れた〈イカスミ〉を入れて作るわけです。
 これがイカスミを入れた生地&キャベツ、なかなかの迫力です。
 美味しい様には見えません。


 プレートに乗せて焼いてみましょう。
 ここで大切なことに気がつきました、しっかり焼け焦げがついているのか、この色では判断できないのです。

 まあ、何となくの感覚でひっくり返してみました。


 これは見た目の感じではヒットしそうにないな。

 けれどまだあきらめるのは早い、とても美味しいかもしれません・・・食べてみましょう。

 食べてみると、まったくイカスミの味わいは感じられず、普通のお好み焼きの味。
 目を閉じて食べたらイカスミを入れたとは気づかないでしょう。

 「美味しいに違いない」という私の予想は外れてしまいました。
 ちなみに、研究所のスタッフみんなも同意見でした。

 予想は外れることもたくさんあります。
 しかし外れても一つ階段を上がったことは間違いありません、何しろ予想チャレンジは暮らしを豊かにたのしく賢くするキーです。

 また新しいアイディアを思いついたらためしてみたいと思います。

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教員採用試験合格特訓の様子/地球の公転と季節の変化

 週一回、教員試験合格を目指す先生たちに特訓の時間をとっています。私いっきゅうが準備に最も時間を割いているのがこの特訓です。
 学校の教師を早めに辞めた私にとって、集まってくる先生たちは教え子と同じとても可愛い存在、この7月の試験で全員合格してもらいたいと本気で考えています。
 
 これは地球の公転と気温・季節の変化について地球儀で説明しているところ。

 特訓では教員試験に実際に出題された問題をとりあげていくのですけど、解き方の効率やノウハウ重視ではなく、自分の腑に落ちる様な解き方をすることが結果的に合格につながります。そしてそのことが、教師になって子ども達に授業をする時の宝物になります。

 地球は太陽の周りを23.4度の傾きを保ちながら回っています。
 この角度が季節の変化を生み出しています。
 私いっきゅうはたのしい教育のエキスパートです。たのしい教育は面白おかしい教育ではありません。それを学んでたのしいという感覚、そして自分の思考の中にパチンとはまる感覚、そういったものを追求しているのがたのしい教育ですから、受験問題に関しても、似た様なアプローチですすめることが可能です。

 ただし、受験には独特の特訓も必要になってきます。頭の中にパチンとはまった後は、各自でスピードを出して解く練習に入ります。
 特訓の中では、本当にスピードよく解くことができるのか、試合感覚の時間もあります。他では体感できない内容であることは、合格していった人たちが口々に伝えてくれることですから間違いないでしょう。

 この週一回の特訓の時間は、わたしにとってもたのしい時間です。

 そして受講した一人ひとりも「今日もとてもたのしかった」と評価してくれています。
 ますます全員を合格させてあげたい気持ちがつのる日々です。
 大好評のたのしい教育授業プラン「ストローより愛を込めて」を生み出す頭脳全開で、また来週の特訓内容を練っています。
 来年、この先生たちが新採用教師として、いろいろな学校で活躍してくれると思います。

 四月から新しいコースが始まります。
 この読者の皆さんの周りにまだ採用試験を突破していない人たちがいて、その中で「この先生、早く本務の教師になって欲しい」と思える人がいたら、この記事を紹介してあげてください。
 研究所の活動に強く共感できる人なら受講可能です。
 リーフは研究所の関係者ごく少数の方達にしか配布していませんが、お問い合わせいただければ、お渡しすることが可能です。

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ベジタリアンは太るのか、について考える

 メルマガ冒頭に少しだけ書いたものなのですけど、反響が大きいので、少し手を加えて紹介しましょう。

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たのしい教育研究所の今日この頃

 ア~ルはベジタリアンです。
 完全菜食というわけではあ  りませんが、割合でいえば80パーセントくらいは野菜です。

 これは野菜にヨーグルトスプーン一杯で和えたキャベツヨーグルト、大好物です。

 

 たくさん食べますけど、たくさん遊びます。


そしてほんとによく寝ます。
映画をみる時など側でしばらく戯れているのですけど、すぐにこうなります。

 実に健康的な暮らしだなと思います。

 ベジタリアンでよく遊んでいるのに、最近のア~ルはいろんな人に「丸くなってきたね」と言われています。
 「まだ一歳にもなってないんだよ」というと、さらに驚きます。

 ベジタリアンも太るんですね  ̄ェ ̄ ;

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 このベジタリアンも太るんですね、という言葉に「おかしい、おもしろい」というたくさんのメールが来ました。

 そのメールを読んで気づいたのですけど、元々〈ベジタリアンは痩せている〉というイメージが違っているんですね。

 だってあの丸々とした牛さんってベジタリアンですよ。
 カバもほとんど肉を食べません。
 サイもゾウも草食です・・・
   草食、ベジタリアンについて研究してみると、おもしろいことが発見できそうでワクワクしています。

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科学的な見方・考え方/天動説と地動説について-メルマガ〈発想法の章〉を起点に

 随分以前、板倉聖宣が学生向けの雑誌に科学読み物を連載していたことがあります。メルマガに〈高校生の批判をまじえた質問に対して板倉聖宣が答えた内容〉を紹介したところ、板倉聖宣の答えの明快さに加えて、高校生が寄せた質問が高度なことに驚いた人がすくなくありませんでした。
 その高校生の投げかけ議論は〈そもそも動きというのは相対的なものだから、どちらが中心だと考えても同じではないか〉というのです。

 実はその考え方は天動説と地動説が競り合っていた時、名のある科学者たちの中でも支持されていたものです。
 では、運動は相対的なものだから〈地球が中心で太陽など他の天体が回っている〉と考えるのも〈太陽が中心で地球など他の惑星が回っている〉と考えるのも同じことなのでしょうか?

 今回はそのことについて書いてみましょう。

 〈天動説〉というのは点が動いているという説、つまり〈地球が宇宙の中心で星達は地球の周りをぐるぐる回っている〉という説です。
 朝起きると太陽が海の向こうからのぼってきて、昼頃は真上を通り、夕方は反対側の海の向こうに沈みます。夜空の星たちも時間とともに動いて見えます。もちろん人間には、この地球がすごいている様には感じられませんから、天の星たちが動いているというのが人間の自然な感覚といってよいでしょう。
 聖書が天動説の視点で書かれているのもうなづけます。

 この図で確認してみてください、天動説では〈地球から金星までの距離〉と〈地球から太陽までの距離〉を比べると必ず〈地球から金星までの距離〉が近いことになります。

 地動説は太陽を中心にして地球も金星や火星も、その周りを回っているという説です。

 昔から、金星がとても明るくなることは知られていました。暗い時と明るい時とでは、見た目の大きさがかなり違っていることも知られていました。
  地動説で考えれば、それはすっきり説明できます。
 金星が太陽を回る周期と地球が太陽を回る周期は違うので、ある時期には金星は地球のとても近くにくることがあります。
 そしてある時期に地球から見て、太陽よりさらに遠くに位置することもあります。
 見た目の大きさも、かなり違ってきます。
 地球が中心の天動説では、金星が地球のすぐ近くを回っていたり、ある時には太陽よりずっと遠くを回っていたりすることを説明できません。

 つまり、運動は相対的なものだからどっちが中心だと考えても同じである、ということでは説明のつかないことが出てくるのです。
 そういう時に、現象をしっかり説明できるものを元に考えを組み立て直していく、そういう積み重ねで科学は発展してきたのです。

 いつかこういう見方考え方をベースにして〈たのしい天動説と地動説〉の教育プランを作成しようと思っています。ご期待ください。

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