事業を起こしたい・起業したいという相談/たのしさがかけめぐるRIDE(ライド)のたとえば4時間の様子/スーパーバイズ

 自分も独立して事業を起こしたい・起業したいという方からスーパーバイズの依頼が一定数あります。〈辞めたい〉という相談は教師からの数が圧倒的多数ですけど、起業したい・事業を起こしたいというのはその他の公務員の方からの相談が圧倒的多数です。

 わたしは自ら事業を起こすなら〈たのしくてたまらない〉というものでなくては、と考えるのですけど、相談に来る方たちは〈それが好きだから〉〈しばらくがんばっているうちに今より経済的メリットが大きい〉という動機によるものが多い様です。足腰の強さと関わりますからそのところはしっかり整理しなくてはいけません。

 ところでスーパーバイズはカウンセリングよりずっと組立てがスムーズです。
 その方たちの知りたい情報を提供すること、その人では見えていないであろう視点を提示してあげることです。
 事業を起こしたい起業したいという方には、その方向に走り出すまでの決断に至る過程をメンタル面・物理面ではっきりイメージしてもらうことも大切になります。早まらなくても本物の夢なら、その夢は逃げていきませんし、〈今の仕事より好きだから〉という理由で起業した中で、今と同じことをしている可能性だって十分にあるのです。
 それは長くなるので、いずれチャンスがあればこのサイトに書くとして、今回は別な話。

 事業を起こしたいという方たちの興味関心の一つは、フリーとなった私の日常に具体的な活動にある様です。「いっきゅう先生はフリーになって、どの様な1日を過ごしているのですか」という様な質問がでないことはほぼありません。

「たとえば先日はですね」ということでお話しした、昼から夕方にかけての4時間ほどの様子が、一般の皆さんが参加できる講座と絡むので、写真を交えて紹介しましょう。

 午前中から昼までは、スタッフと〈たのしい星空教室〉の教材づくりとワークレッスンなどを済ませて、執筆活動、週末のワークショップの準備の後の動きです。

15:00 第三研究所
RIDE(ライド)が実施している〈出前児童館〉の準備会。

 たのしい絵本の紹介もあって賑やかにすすみ・・・

 子ども達の笑顔がたくさん浮かんでくる準備会でした。
 12/10~14まで沖縄市の公民館で開催します。

16:30 スターバックス
 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の関係者から「〈生き物系〉で一緒に協力していけそうな方です」という推薦があり、T先生とスターバックスで話し合い。

 自らの活動を謙遜しながら淡々と語る穏やかな方でした。
 わたしの活動も以前から耳にしていた様で、さっそく〈たのしい川さんぽ〉の具体構想ができあがりました。
 いずれこのサイトで募集することができると思います。
 たのしみにお待ちください。

18:00 学校
 たのしい星空教室の一パートを担当してもらうT先生と自動追尾の天体望遠鏡の確認とレーザーポインタなどの確認。

 偶然、子どもたちが気を失った鳥を持ってきて賑わいます。
 

 当日のシミュレーションもできて充実した時間になりました。
 今回は北部で開催しますが、おちついたら中部のキャンプ場などで開催しようと考えています。ご期待ください。

 その後もいくつか飛び回り、夜は第一研究所で執筆活動。

 働き方改革が叫ばれています。
 辛い仕事を長時間やらされてメンタル面でダウンし、自殺に追い込まれる人まで出てきました。

 起業すると想定外のことがたくさんおこります。
 それらを突破していくのは、単に「今の仕事より好きだから」では難しいでしょう。

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )はたのしい教育の普及が目的ですから、それ以外の活動ができる「いっきゅうoffice」を創りました。
 みなさんに〈自分の人生をこれにかけたい〉というものがあって〈それを実現したい〉という強い気持ちがあったら、その〈いっしゅうoffice〉が応援できると思います。スーパーバイズの依頼は遠慮なくどうぞ!

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ウェルカム担当ア~ルの成長の様に伸びていく/一緒にたのしい教育を広める実験に参加しませんか!

 RIDE(ライド:たのしい教育研究所)のウェルカム担当をしているのはア~ルという子猫(生後約7ヶ月)です。先に載せた〈遠近法〉をたのしむ授業で紹介した姿が「とても可愛いですね」といくつもお便りをいただいていて、LINEでもその姿が載せられていました。朝いちばん、この写真を見て笑って元気に起きるのだそうです。嬉しいことです。ちなみに光の具合で目は黒く見えていますけど、ア~ルはサファイヤ・ブルーのキレイな瞳です。


〈たのしい教育メールマガジン〉でも「ア~ルの様子をみると研究所の活動の様子が伝わってきます」と好評です。
 久しぶりにア~ルの様子と研究所の活動をからめて書いてみましょう。 

 ア~ルはプリンターの中に小さな生き物がたくさんいるに違いないと予想していて、最近は出てくるプリントと遊ぶこともあって、こうなります。

 RIDE(たのしい教育研究所)の配布プリントで歯型がついていたら、それはア~ルのせいです。遠慮なく申し出てください。交換します。ウェルカム度が高いと考えていただければ記念品にもなりますね。

 プリントのやり直しが多いと困るので、たいていこうやってプリンターの手前でとり押さえられています。

 

 朝の涼しい風にあたりながら起きて外を眺めるのが好きでなのですけど、ある日そばにあったペットボトルとの長さを比較して「また大きくなったな」と実感。

 わたしが寝転がって本を読むソファーもア~ルのお気に入りの一つで、よく昼寝しにくるのですけど、ちょうど〈背伸びの姿勢〉で寝ていたので長さを測ってみました。

 

 1mものさしをとりだして・・・

 

測ると〈背伸びの長さ約80cm〉だということがわかります。

 

 ア~ルは四ヶ月くらい前に国道で轢かれそうになっているところを助けらて研究所にやってきました。
 これが当時のア~ルです。ア~ル用のベッドのネコの顔のデザインの半分くらいです。

 その時のベッドは今もア~ルの気に入りで、身体がはみ出るままに寝ています。


 わずか四ヶ月でここまで大きくなるんですね。
 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )もア~ルの様にすくすくと伸びていきたいと考えています。

 RIDEはア~ルの様に二倍三倍と成長していっているのでしょうか?
 だとしたらすばらしいことです。

 考えてみるとア~ルに勝るとも劣らないことは間違いないでしょう。
・研究所に来る若手の活躍
・わたしの授業、講座、講演、執筆等の忙しさ
・研究所から巣立って学校現場に入っていく人たちの増加
・研究所のスタッフ自身の実力の高まり
・最近の記事〈ライドの公式サイトの実力〉でも紹介した様に、全国レベルでのサイトの注目度の高まり
 etc.

 現場の教師を早期退職してフリーとなり、公務員生活とまるで違う世界で一歩いっぽ力を伸ばしてきました。
 そして力と魅力ある仲間たちが一緒に〈たのしい教育〉を支えてくれています。すでに二倍三倍の大きさレベルではなく何十倍何百倍のレベルになっていると思います。

 これもこのサイトを見てくれて、周りの人たちに〈ここいいよ〉と伝えてくれている皆さんのおかげです。
 これからも応援よろしくお願いいたします!
 

 一緒に「たのしい教育」を広めていく実験に加わっていただけたら幸いです。
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星空の魅力を伝える難しさとたのしさと

    RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )でも〈星空の魅力〉を伝えるワークショップの要請が高まり、複数の要請が届いています。その組み立てのために主要な活動の様子を体験しようと、ある県で開催された有名な「星空教室」に参加してきました。

 これまでもハワイでも有名な〈マウナケア山〉で開かれている星空教室や、国内のキャンプ場での星空教室など、いくつも参加したことがあるのですけど、いろいろな星座や星の名前などが飛び交ったり、望遠鏡で見えた見えないという作業が断続的に続く流れは、どこもほとんど同じです。


 今回参加した星空教室は、あえてどの県の何という教室かは書かずにおきますが、こういう場の設定で開催されたものでした。

 条件的には天体観測に最適の日、空には雲もなく、月があるとはいっても土星の輪も見ることができる日です。

 この星空教室は、しっかりした高い参加費をとっているのですけど、残念なことに、参加者の私たちにとって教室の全体の動きがよくわからないことや、解説の方がすぐそばの人にのみに話すくらいだったこともあって、途中で何名かが怒って強いクレームを告げて帰ってしまうということもありました。
 わたしは偶然、その怒っている人たちのすぐ側にいたせいもあって、どういう苦情かがはっきりわかったのですけど、確かにその主張には同意できるものがありました。


 後半に登場した女性の解説員は流暢な説明で好感が持てたのですけど、結果として星空教室の難しさを体感した日になりました。

 しかし〈どっちに転んでもシメタを探せ〉です。
 結果として、これまでに参加したどの星空教室より、学ぶことの大きな機会になりました。

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )が開催する星空教室は、星に興味の無いという方たちも、たのしんでくれて、かつ充実した内容を届けなくてはいけません。
 その具体イメージがシャープに描かれてきて、さっそくいろいろな専門家と会って具体的な構想を組み立てています。
 いくつかの実験を経て、チャンスがあれば、このサイトで〈星空教室の何が問題で、どの様な構成にすると満足してもらえる内容になるのか〉についてもまとめてみたいと思っています。

 それはさておき、わたしも今回の星空教室の内容が、よく見えなかったので、結果として暇でしたから、こういう写真を撮ってみました。

 このサイトでも人気の〈遠近法授業プラン〉の素材の一つです。
 まるで指の中に宝石を一つとったかの様に見えませんか?

 この光っているものは「◯◯◯◯◯」です。
 上段では名誉のためにあえて名前を伏せましたが、ここではたのしめると思うので、あえて名前は伏せましょう。そんなに難しい問題ではありません。

 指と指の間にちゃんと収まって、しかも下の親指の表面に光が反射して見えているのは、夜でピントがちゃんと定まらないことが幸いしたからでしょう。
 気に入った方は、遠近法の授業でご利用ください。 

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遠藤純夫先生のDNAは沖縄でも深く広がる/三回忌に

 たのしい教育研究所(RIDE)を真っ先に、そして強く応援してくださったJAXA参与の遠藤純夫先生(元全国中学校理科教育研究会顧問)が他界して早二年が経ちました。

 遠藤純夫先生が息を引き取ろうとしているまさにその時、ご家族の方が側にいる主治医にお願いして、私たちと純夫先生とを電話で結んでくれました。
 臨終の間際、名前を呼び溢れる想いを伝え、遠藤先生が返してくれた言葉を聴くことができました。その時の純夫先生のやさしい息遣いまでも耳の中に深く残っています。
 その直後、純夫先生に似た優しい響きで「今、父が他界しました」という声が電話口から聞こえてきました。その時、全身をかけめぐったのは、溢れる感謝の想いでした。
 約2時間ほど後、純夫先生のご自宅近くの駅で家族の方が迎えてくださり、遠藤先生の安らかなお顔の前で涙してから2年の年月が流れました。

遠藤先生がはじめて沖縄に来てくださった時の写真(2006年)


 他界して1年目が〈一周忌〉、2年目が〈三回忌〉、今年は三回忌の年です。ぜひご家族の方にご挨拶をしたいと、いろいろな出張を調整して、遠藤先生のお宅へお邪魔しました。
 連休中でいろいろな予定もあったに違いありませんが、純夫先生の奥様、ご息女、お孫さんたちが笑顔で迎えて下さって、手作りの美味しいお料理もご馳走になり、心に残る日になりました。

 遠藤先生が眠っていた部屋には今も私たちから送った絵や寄せ書きが掲げられていました。

 

 

 寄せ書きなどを写していると、お孫さんが「私も写して」とばかりに可愛いポーズを取ってくれました。顔立ちが遠藤先生に似ていて、とても可愛い女の子です。※ご家族のみなさんの許可を得て掲載しています


 お孫さんのこの愛すべき個性の中にも純夫先生のDNAが受け継がれています。
  そして沖縄のたのしい教育研究所には、例えば「きゆなさん、ボクには嫌いな人はいないんだよ」と語った純夫先生の〈感覚として想いとして哲学として〉のDNAが深く確実に伝わっています。

「父は沖縄に行くことが本当にたのしそうでした」という家族の方からの言葉に感動を新たにしましたが、沖縄の私たちに、純夫先生の感覚が着実に伝わっていくことを実感してくれていたからかもしれません。

  お別れの時には、遠藤先生も美味しいといっていたという「のらぼう菜」という野菜をいただきました。「とても強い野菜なので沖縄でも育つだろう」という話でしたので、研究所の小禄農園に植えています。


 この宇宙のどこを探しても天国も地獄もなく、天使も悪魔も幽霊もいません。そういうもので幸せや不幸になるのでもありませんし、それによってこの世界が継承させていくのでもありません。
 何によって繋がるのか?
 人間の想いによって、生み出していったものによって繋がるのです。

 身体はなくなっても、その想い、生み出したものとしてのDNAはずっと受け継がれて〈より強く大きく〉広がっていくことができます。
 それは、いくら天使に手を合わせても減ることのなかった感染症が、パスツールと彼の弟子たちの研究によって原因が特定され、たくさんの命を救っていった事実一つとってもハッキリしています。

 これからもますますたのしい教育を元気に広げていきたいと考えています。みなさんの応援をお待ちしています。

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