《たのラボ》の楽しい福祉&教育 活動はますます注目度を増し、ネット検索でもトップを維持しています。〈学力向上〉という視点で「たのしい教育」に注目してくださっているみなさんもたくさんいます、とても嬉しいことです。

先日の〈こどもマルシェクッキング〉の記事も、いろいろな方たちから反響が届いています。
同じように実施したいというみなさんへの実践マニュアルづくりも始まりました。
しばらくお待ちください。
さて今回は熱心な読者の一人Aさんから届いた相談のお便りを紹介させていただきます。
本人にも確認した上、特定できないように手を入れて要旨を紹介します。
いつもサイトを読むのを楽しみにしています。
東北の◯◯と申します。
退職してすぐ、地元の◯◯町で、こども食堂を立ち上げ、子どもたちの居場所になればと無我夢中で二年間頑張って続けてきました。
しかし、頼りにしていたボランティアスタッフがいろいろな事情で次々と離れてしまい、私自身の負担も大きくなって日々の運営が本当に困難になってきました。
子どもたちの笑顔を見るのは嬉しいのですが、心身ともに限界を感じてきており、家族にも言われて、残念ですがもう活動をやめようかと悩んでいるところです。文章はつづきます…
Aさんの活動に敬意を評し、ご苦労を労いながら、一般的によくみる返事、つまり、励ましや、続けることが大事だという話ではなく、こういう内容を書きました。もちろんAさんの活動へ水を差すことにならないように配慮して、《たのラボ》の活動を中心とした文章です。
🟠 辞める勇気も大切で、それは2年間の活動が無駄だったということではないと思います
🟠 その2年の活動を実験結果として、これからの人生に活かす、あるいは一息ついて、その実験結果をもとにした新しい活動をはじめるという選択肢もあると思います
🟢《たのラボ》が15年活動を続けることができたのは〈たのしさ〉を根本にそえた活動をしてきたからだと考えています
🟢 その〈たのしさ〉という言葉は、ついつい自分も周りの人たちも騙してしまう言葉でもある。こちらが「今日も楽しかったね」というと、そう投げかけられた人は「いいえ、つまらなかったです」とは答えきず、つい同感してしまうものです
🟢 《たのラボ》で活動する人たちが、合言葉としてのたのしさではなく〈快感〉としてのたのしさで活動を続けることができるのか、それが勝負でした
🟢 これまでより笑顔を増やしていく、ということなら新しいアイディアを出して実験してみる必要も出てきます
🟢 ではそれをどう測るか?
《たのラボ》に集うメンバーが自分の可能性を伸ばし、笑顔を広げているかをみていく、その人たちの言葉を超えた感覚・笑顔をみていく。そのためにも、受講する人たちの評価・感想をみんなで確認することは必須です。
そしてスタッフが苦しんでいる時には相談してもらえるような人間関係をつくっていくことも大切です
🟢 《たのラボ》には「続けなくては」という義務感はなく、メンバーから笑顔が消えていったら、いつでも代表の私から「活動をやめましょう」と提案しようと考えています。つまり〈義務感〉ではなく《たのしいから続けたい》というのが《たのラボ》です
そういう話です。
Aさんが今後も福祉活動を続けていくのかどうかはわかりませんし、無理して体調を崩してしまうことになったら大変です。
学校の先生たちの中にも「苦しいけど子どもたちのためだから」と頑張り続ける人たちがたくさんいます。
それをどのように〈たのしいから〉に転換させていくことができるか、それが《たのラボ》の大切な活動テーマの一つです。

もちろん押し付けはしませんしできません。
「苦しいけど子どもたちのためだから」と頑張っている先生たちが、どこかで《たのラボ》の活動に触れて、自分もやってみたい、と感じてくる。その受け皿をしっかり作っておく、それが勝負だと考えています。
そうやってすすめてきた結果、嬉しいことに、私が第一線で活動することはなくなってきて、今はプロデュースする側に回っています。
結局〈福祉〉も「わくわく感」「笑顔」への転換がキーだと思います。はじめの方に書いたように、これまでより笑顔を増やすという目標なら、新しい実験的なものが必須になります。

全国でAさんのように悩んでいる皆さんが、《たのラボ》の活動から何らかのヒントを得て、たのしく続けていけることを楽しみにしています。
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