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「この生物は何でしょう?」@生き物たちの世界@楽しい環境教育

 中部の小学校に務めるA先生から動画が届きました。
クネクネと動いています、大きさは5cmくらいです。
 さてみなさん、この生き物は何だと思いますか?

 何かという話の前に、映画大好き人間は、このキャラクターを思い出す人もいるでしょう。エイリアンの幼体〈チェスト・バスター〉に似ています、長さ大きさは違っても全体のイメージが似ています。

 それをつくったスイス出身の造形作家ギャガーは、そう語っていないけれど、間違いなくこの生き物のイメージもキャラクターづくりに大きく生かされているだろうと思います。

⭐️

さっきの生き物は何か?

カブトムシのサナギです。

A先生は直接つかむことができなくて、ティッシュを使って入れ物を移したという話なのだけど、クネクネ動く姿を見たさくら先生が「可愛い~」と一言。

 この姿に「かわいい」と言える人はなかなかいません、特に〈虫は苦手〉という人が多い女性には。
 ところが〈たのラボ〉のさくら先生は動画をみるなり一言
「かわいい~」

 不思議だったので聞いてみると、去年開催した〈たのラボ〉の「自由研究まつり」で〈かいこ〉を担当して以来、虫たちに愛情がわいたとのこと。
「かいこで楽しむ生きものたちの世界-かいこ編」は大ヒットしたプログラムの一つです。

⭐️

「虫は気味悪い」とか「怖い」「キケンだ」と考える人たちがいます。

  人間の感覚は簡単には変わりません。

  しかも大人が子どもたちに「虫は危ないよ」とばかり伝えていたら、子どもたちはスタート時点で虫を避けるようになるでしょう。

 キケンな虫たちなら、その姿形を知ってもらい、どうするとキケンで、どうすれば安全に観察できるかも学べるようになると、虫たちの興味深い生態も学べるようになるでしょう。

 自然に親しみながら、楽しく環境学習をすすめるスタイルは《たのラボ》が得意とする一つです。
 興味のある方は気軽にお問い合わせください。

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自然の中で目を慣らすと見えてくる②-楽しい環境学習@/たち虫たちの姿

 自然の中で暮らす生き物たちは、自らを守る方法を工夫してきました。小さな虫たちなどは周りの生き物に狙われないように姿かたちを変化させています。

 ダーウィンさんが明らかにした〈進化論〉で「周りから見つかりにくい姿形の変化」を一匹の虫から説明してみましょう…
一匹の虫からたくさんの子どもが生まれます。
仲間たちの中で〈周りの敵〉に少しだけ見つかりにくい姿・デザインで生まれた虫は少し生き残りやすかった。
少し生き残りやすかったDNAの虫から、またたくさんの虫たちが生まれる。その中で、少しだけ敵に見つかりにくい子どもたちが生き残りやすくなる。
生き残りやすかった虫の子どもたちがまたたくさん生まれていって…
そうやって、周りの生き物たちから身を隠す姿形も生まれます。

 たとえばこれは「コノハチョウ」です。

さて、前の記事でかかげた写真をもう一度みてください。
この中にはけっこう大きな虫が写っています。※サーバーの解像度の関係で拡大してもボケて見えにくいかもしれません、すみません

 中心の右下、時計でいうと短針5:30あたりにツチイナゴ(タイワンツチイナゴ)がいます。

動いてくれたら見つけやすくなるのだけど、じっとしているとぜんぜん目に入ってきません。

近づいてみましょう…

 ツチイナゴ(タイワンツチイナゴ)です。

 トノサマバッタととても似ていて、私は目の下の涙マークで見分けています。

 みなさんも、野山さんぽで小さな生き物たちを見つけようとおもったら、しばらくその場でじっと目をならしてください。

 野山で草木の中にいて半径1mの中に虫などが何もいないというのは考えられません。早ければ1分くらい、おそくても5分くらいあれば目がなれてくると思います。
 じっとするためには蚊などの対策も必要なので、虫除けクリームなども手にしておくとよいですね。

自然を楽しむことは 環境を大切にする気持ちにつながります。
 たのしい環境教育というテーマで、学校でもどんどんアウトドアに出て欲しいと考えています。
 いろいろなアイディアが欲しいかたは気軽にお問い合わせください。

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楽しい環境学習@自然の中で目を慣らすと見えてみる/鳥たち野草たち虫たち①

 いつも歩く自然の中では気づかなくても、たまに違う野山や公園を歩くといろいろなことに心動かされると思います、そのうちにいつもの身近な自然、庭や歩道に生えている植物や蝶、虫たちの魅力も感じるようになるでしょう。

 ちなみに今回のような「花さんぽ・自然さんぽ系」は人気があって、毎回いろいろなお便りがとどきます。

 先日、昼頃歩いた時のさんぽの様子をお届けしましょう。

 以前から「鳥たち」にもっと親しみたいと思っていて、まず名前を覚えようと考えています。

 私が知っている鳥というとウグイス、メジロ、ハト、カラス、スーサー(ヒヨドリ)くらいかな。

 ということで真剣に親しもうと、見つけた鳥を写真にとりました。

 これはある程度知識がありました、シロガシラです。
 頭が真っ白で覚えやすいですよね。


 鳴き声は〈鳥の鳴き声図鑑〉のお世話になりたいと思います、感謝。

 見たら「あ、シロガシラだ」と見分けることができそうです。

 でも、目標は鳴き声で「あ、シロガシラが近くにいるぞ」というようになりたいと思っています。

⭐️

 見分けるといえば、沖縄でよく間違えてしまう虫の話。

 さてこれは何でしょう。
 意地悪な画像になってしまっていると思います、すみません。
 5cmくらいある虫です、ちゃんと写っているのに探しにくいですね。

 写真で見つけるのも大変です、でも自然の中ではもっと難しい場合もたくさんあります。すぐ近くにいる虫も目が慣れるまで気づかなかったりするからです。
 もちろん相手が動いてくれたらわかりやすくなるのですけど…

 次回、この虫の話から続けましょう。
 見つけた方は、すばらしいと思います。

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〈泡用の液体洗剤の研究〉安い洗剤は泡容器でアワ状にならないのか? 謎解き編②メールマガジンに届いた反響/楽しい健康学/楽しい自由研究

      では「安い食器用洗剤は泡容器でアワ状にすることができないのか」の謎解き編です。未読の方は一つ戻ってお読みください。

 その謎を解いた時のメルマガから紹介しましょう。
 授業(家庭科や生活科、理科や学級の日)で楽しんだ先生たちから「子どもたちにも好評でした」というお便りがとどしていました、みなさんも子どもたちと楽しんでみてください。

  2年前の『自由研究まつり』のあと、S先生が「以前から使っていた古いタイプの洗剤をポンプに入れても泡立たないみたい」と話していました。
 たとえば左は近くのスーパーで売っている古くからある食器用洗剤です、格安(600mlで100円くらい)です。右は《たのしい教育ラボ》でも利用しているキュキュットで、1200mlで680円です、重量比較で3倍以上高くつきます。

『自由研究まつり』で取り上げたのは〈ボトルで泡にしてから利用する時の高い洗浄効果〉で、洗剤の種類ではありませんでした。

 とはいえ、もしかすると100種類を超える食器用洗剤があるわけですから、泡用に使えない食器用洗剤があるとしたらそれも伝えなくては、と考えています。
実はその研究は着々と進んでいました。数量的なものを確定するまで延び延びとなり一年半が過ぎていきました。
今週やっと秤に載せて定量測定できたので、発表します、家庭でも学校でも使える内容になっていると思います。

洗剤と泡立てポンプ
 私たちの周りにはいろいろな泡立てポンプ(容器)があります、たくさんあるとはいえ基本は同じで〈液に空気を含ませてアミで泡にする〉という構造です。

質問1
泡立てポンプの中に入れても泡立たない食器用洗剤(スーパーで売られているもの)があると思いますか?
 ア.泡立たない洗剤がある
 イ.押し方を工夫すればどれも泡立つ
 ウ.その他(         )
 どうしてそう思いましたか?

 

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

実験1
まず泡立てポンプの泡を見てください。《たのしい教育ラボ》で使っている食器用洗剤キュキュットです。

ではS先生が指摘した食器用洗剤を入れてみましょう。※中はカラにしてしっかり洗ってから使っています

ポンプしてみると泡といえないこともありません…でも、キュキュットなどの新しいタイプの洗剤からでる泡立ちとはかなり違っています。


さっきのキュキュットとは全然違います。

10~20秒くらいすると安いタイプの洗剤はベタッと沈んでしまいました。


質問2
この泡立ちの違いは何によるものだと思いますか?
ア.洗剤の成分が違うから
イ.その他(         )
 どうしてそう思いましたか?

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

二つの洗剤の違い
成分表を確認して使われているものを確認する必要があるだろうと思いつつ、泡立てポンプから出したり入れたりしながら気づいたのはキュキュットは水のように薄い感じで、泡だたちの悪い洗剤はノリ状でベタベタねっとりしていることです。
え、これってつまり水を加えて
粘りを薄めていけば泡立つのではない?

そもそも安いタイプの洗剤だってスポンジでは泡立つわけです。

実験を続けてみましょう。

質問3
水で薄めて粘度(粘り度)を弱くしてみましょう。
そうするとよく泡立つようになるでしょうか?
薄めて泡立つなら〈成分〉の違いではないということです。
予想してみてください。
ア.薄めると原液のままより泡立つ
イ.薄めても原液の時と同じくらい
ウ.その他(         )
 どうしてそう思いましたか?

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

実験2
まず〈洗剤5:5水=1:1〉にしてみましょう。
 洗剤50g+水50gです。
しかり泡立ちました。


 とはいえ価格の高い洗剤の泡立ち(下)とはキメの細かさがやや違う感じです。


洗剤を濃くして〈洗剤6:4水=3:2〉で作ってみましょう。
実験してみると…
クリーミーな泡立ちです、これは高い洗剤の泡立ちと同じでしょう。さっきの5:5の泡も右側に見えています。

結果
 古くからある安いタイプの洗剤も6:4(3:2)くらいの比率にするとクリーミーに泡立ちます。
 数名で別々の種類を確かめましたから、そういってよいと思います。
洗剤全てに当てはまる比率とまではいえないとはいえ、泡立ちが悪い洗剤があったら、それは成分ではなく粘度のせいなので、まず〈洗剤6:4水=3:2〉の比率で薄めて試してみてください。うまくいかない時は水の比率を増減するとクリーミーな泡になると思います。

 もっと濃い泡にしたければ洗剤の比率(量)を増やし(足し)てみてください。
 もっと薄くしたければ水の比率(量)を増やし(足し)てみてください、気に入りの泡になるはずです。

 もしどうしても泡状にならないという洗剤があったら《たのしい教育ラボ》に連絡をください、試してみます。

後半は「薄めると洗浄力が落ちるので意味がないのでは」と感じる方たちに向けての話になります。
 公式サイトではここまでにしておきましょう。

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