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「続けていけそうです」@楽しいPEALカウンセリング

《たのラボ》で引き受けているカウンセリングのお話をしましょう。

 カウンセリングは相手の言葉だけでなく微妙な認識反射を含めて全体に集中しながらすすめるので、プログラムづくりや執筆よりずっと高度な集中状態が続きます。

 この頃は、春から職場復帰した人たちが、そのまま仕事を続けていけるようになっているか、大きな分かれ道の日々で、毎年クライエントさんのその後の様子が気になる季節です。

 PEALカウンセリングは、その人の思考だけでなく、たのしい教育を基本にした技法とセットです。

 たとえば、カウンセリングで不自由な思考パターンを修正しても、日常に戻るとまたいつもの思考のクセが覆っていきます。

 行動を変容させていくことで、不自由な思考パターンがセットで修正されていきます。

 この季節の楽しさの一つは「このまま続けていけそうです」という本人の言葉で、カウンセリング終了を確認することです。

 今年もさっそく嬉しいことがありました。

 PEALカウンセリングはカウンセリングの名人 野田俊作先生(大阪)の元に長年通い、長年の教育実践とたのしい教育の基本原理と融合させた画期的なカウンセリングです。

 一度もカウンセリングを受けたことがない、という人も歓迎します。

 もちろん、他派のカウンセリング、あるいはクリニックに通ったがどうもうまくいかない、という方たちも歓迎します。薬などは利用しませんから、薬物治療が中心の方は難しいかもしれませんが、興味のある方はお問い合わせください。

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(書籍)ナチスは「良いこと」はもしたのか?

 池の水を全部抜いて外来種を駆除するという活動があります。「外来種は全て悪」という考え方には怖さを感じるのは私だけでしょうか。そもそも私たち日本人はニホンザルやツキノワグマやニホンジカ、イヌワシ、桜、ミズナラが生息していた土地に、約3万年前に渡ってきた外来種です。

 こういう池の水を抜いて外来種を駆逐するのはナチスドイツがやっていた方法だと聞いたことがあって、しっかり調べようと《検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?》を読んでみました。

目次

第1章 ナチズムとは?
第2章 ヒトラーはいかにして権力を握ったのか?
第3章 ドイツ人は熱狂的にナチ体制を支持していたのか?
第4章 経済回復はナチスのおかげ?
第5章 ナチスは労働者の味方だったのか?
第6章 手厚い家族支援?
第7章 先進的な環境保護政策?
第8章 健康帝国ナチス?


第7章の「先進的な環境保護政策?」を目当てにしたのだけど、結果的に、池の水を抜くという方法に言及されてなくて、その点では目的を達成できなかったのだけど、何しろ
おもしろい。著者の小野寺さんと田野さんのシャープな論旨に、納得することしかり。

「ナチスは良いこともした」と主張する人たちは少なくないようです。もしかして良いことをしたのなら、それを明らかにする必要があるでしょう。その時に、ある事実だを切り取って結論づけようとすることと、研究家のように、全体の脈絡から解釈していく方法があります。
 たとえば「ナチスは女性に優しく、とてもよい家族政策を行なった子育て大国だった」という主張についてこう書いています。

(ナチス政権下では)将来の兵士や労働力を産み育てることが強く求められ、出産に対して様々な制度が存在した。

 結婚に対しては、貸付金が与えられ、子供を1人産むごとに返済額が4分の1ずつ免除された。つまり4人産めば全額免除となった。全国母親奉仕団が母親学校を開催し、主婦。母親としての訓練を施した。全国25,000母親相談は母親への助言や情報に加え、乳児の下や子供用、ベッド食料品等の物支給も行われ、1000万以上の母親がそうした支援を受けた。

 会社内には、幼稚園が設けられケースワーカーが生活問題全般の相談に乗った。親衛隊の生命の泉では、未婚の母への支援も行われただけ事実、やっぱりは良いことではないかと感じる人が多く出てきても不思議ではない。

 これをみると「ナチスもなかなかいいことをしているではないか、と思えますね。

 歴史研究が取り組んできたのは、こうした家族政策がどのような文脈でどんな政策とセットで行われたのかという問題だ。

 家族政策に関して忘れてならないのは、こうした支援策の対象となったのが、ナチスにとって政治的に信用的に人種的に問題がなく、遺伝的に健康で、反社会的でもない人々だけだったという点である。

 社会主義者や共産主義などの政治的的やユダヤ人障害者や反社会的とされた人々はそこから排除されていた。しかもナチ体制下では、地方保健機関の発行する婚姻健康証明書で健康が証明できなければ結婚できなかったし、子供を産まない者には罰金がされていた。

 さらに障害者に対しては、まずは強制断種40万人、さらには安楽死30万人という名の殺害が行われた。

 同性愛者も迫害を受け50,000人に有罪判決が下されている。そのうち強制収容所に送られたのが5,000~15,000人、死者は3000程度とされる。

 ナチスの家族政策はこうした人種主義的な民族共同体を構築するための手段の1つだったのだ。

 さらにいえば結婚資金貸付制度も当初は女性が仕事を辞めることを給付の前提としていた。ナチスは少なくとも政権初期段階では〈反女性解放〉を掲げる体制でもあった。

 ある部分的な政策だけを切り取って「ほら、いいことをしている」と主張するのではなく、全体的なもののなかからそれを評価する必要があることがとてもよくわかる。

 おすすめの一冊です。

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楽しい環境教育@大好きなレイチェル・カーソンさんのこと

「楽しい環境教育」「楽しい環境学習」などのキーワード検索(Google検索・Yahoo!検索)で、このサイトがトップに表示されることは以前にも書いてきました。

 その効果もあって、ありがたいことに《たのラボ》には〈環境〉についてのいろいろな問い合わせが届きます。

 私はいつでも楽しい教育プログラムを実施する準備ができていて、書斎にこもっているよりも、いろいろな方たちの笑顔と対面している方がずっと好きです。

 実際、《たのラボ》設立以来、何万人もの方たちに楽しい教育プログラムを届けてきました。

 とはいえ、これからの「たのしい教育」の未来を拓くのは〈若手の活躍〉です。いつまでも私が先頭に立ち続けるのは、組織の未来にとってもよくありません。

 最近では、各地で開催される〈ワークショップ〉などで、私はコーディネーター&ファシリテーター(進行)として関わることが多くなりました。中には若手メンバーだけで〈完全に自走しているワークショップ〉もあります。

 そんな中、《たのラボ》が連携している団体の方から、「『たのしい環境教育』をテーマに、子どもたちをアッと言わせてほしい!」という熱い依頼をいただきました。
 スタッフから「いっきゅう先生、どっぷり関わってください」という要望も来ています。

 若手メンバーにも活躍してもらいつつ「久しぶりに私の授業も織り交ぜてみようか」と考え始めています。

 授業をするとしたら、パッと頭に浮かぶだけで何十通りもあります。 その中の一つが、私が大好きな環境学者〈レイチェル・カーソンさん〉が遺したメッセージです。
 今の子どもたちの心を揺り動かすプログラムとして形にできないか?

「いいプログラムになりそうだ」という予感があると、ほぼ100%、よいプログラムになります。言葉にならない心の深い部分で、すでに構成などもイメージしているからでしょう。

 世界中の人たちが「水に流せばきれいになる(見えなくなれば終わりだ)」と考えていた時代に「環境問題は世界中と繋がっている」という事実を、彼女は科学的なデータをもとに、一流の文学者レベルの美しい文章で伝えてくれました。

 

カーソンさんは大のネコ好き

 今回の私の環境授業は、うるま市在住の子どもたちで小学校4年生から中学生まで限定のイベントとなるため、市外の方は受講できません。

 前回ご紹介した「自由研究まつり」であれば、市外や県外からでもオンライン等でご参加いただけます!

 私が全力でプロデュースし、ファシリテートする講座・ワークショップです。
 講師の皆さんと一緒に最高の形に作り上げた「5つのワクワクするプログラム」をお届けします。

 興味のある方は、ぜひお早めにお申し込みください。
 募集開始から24時間経たないうちに、すでに10名近くの熱心な申し込みが届いています。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

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《たのラボ》の自由研究@ラード・バター・ショートニング・オリーブオイルといった油の種類

 ちんすこうづくりのプログラム作成がたのしく進行中です。

 形を工夫したり、小麦粉を別な素材にしたりetc.

 いろいろな研究をすすめながら、ラードやバター、ショートニングといった油分について、健康との関係を調べました。

 パン焼き器などでパン作りをする時、作り方に、小麦粉、塩、砂糖と一緒に〈ショートニング〉を利用するように書かれています。
 バターを代用するように説明しているレシピもあります。

 バターはわかるけれどショートニングって何なのか、よくわからずに利用してきました。

 ところで 柚木 麻子さんの「BUTTER/バター」という小説に

どうしても、許せないものが二つだけある。フェミニストとマーガリンです

という強烈なセリフが出てきます。
作品全体のモチーフになっている重要なセリフです。

https://amzn.to/4eEjR4l

 作品については実際に読んでいただくとして、体に悪いトランス脂肪酸の塊であるマーガリンをどうして利用しているか、それが許せないという意味です。

 バターは動物性でマーガリンは植物性だから健康によい、という間違った認識をしていた私は、その小説でやっと、油の重要性を認識しはじめました。

 健康面でいうと、ちんすこうでは「ラード」を利用します。

「ラードはコレステロールが多いので良くない」という話はだいぶ前から聞かされていました。

 プログラムを作成するにあたって、そのことも整理しておかなくてはいけないのでいろいろ調べて驚きました。

🟢ラードよりショートニングやバターの方がずっと健康によくない

というのです。

A.I.のディープリサーチだけでなく、いろいろな資料をあたっても間違いないようです、びっくり。※もしそうではない、というデータをお持ちの方はご教示ください

《たのラボ》の冷蔵庫にはマーガリンが入っていて、パンにつけたりお菓子作りに利用して気軽に食べていたんだけど…

 マーガリンやショートニングは体に悪い「トランス脂肪酸」が生まれるということ、バターやラードは自然食品であるのと比べて、マーガリンやショートニングは〈超加工食品〉だということ。

「過度に加工され、添加物が多く含まれる食品(超加工食品)そのものが、肥満や生活習慣病、発がんリスクを高める」という大規模な研究結果も次々と報告されているようです。

 閑話休題

 とりすぎは良くないとはいえ、何十年も前に教えられた「ラードは体に悪い」という知識は見直した方がよさそうです。

《たのラボ》の自由研究は一つのことからたくさんのものごとに楽しく広がっていきます。

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