福祉関係の仕事の方はこういう明るい人が多いといいな!

 〈たの研〉はこれまでも福祉面に力を注いできました。最近は夏の講座の広報で自治体の福祉関係の担当の方たちにお会いすることが増えてきました。これはその時の一枚です。ある自治体の社会福祉協議会の方たちです。

 福祉というと、困っている方たちが対象ですから、学校現場よりも、深刻な話も多くなるでしょう。

 それを担う方たちが明るいと、安心感もあって相談しやすくなります。信頼関係も築きやすくなることは間違いありません。
 そして苦しんでいる人たちが敷居の高さを感じる福祉施設の雰囲気が明るくなり、入りやすくなります。

〈たの研〉のメンバーは教員免許、特支免許、カウンセラー免許をもち、その実務経験も長いメンバーで構成されています。必然的にいろいろな相談、困りごとが持ち込まれます。いろいろな組織団体から依頼されて出向くこともあります。
 カウンセリングや相談の中では公的な福祉の場を紹介することもたくさんあります。

 私が紹介した先の自治体の窓口の方が、こういう笑顔の人たちだと、どんなにホッとすることでしょう。

 ぜひこういう方たちが増えていってほしいと、心から思う今日この頃です。

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たのしい教育基本法「教育の目的」@たの研バージョン

 教育の目的は何か? と問われたら採用試験の記憶の残っている先生たちは「 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない」という教育基本法第1条(教育の目的)の条項を思い浮かべるでしょう。
 いつかこの条項に手を加えるとしたら、私はこう提案したいと考えています。

第一条 教育の目的@改訂案
「 教育は、個人の可能性を伸ばし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行なうことを目的とする」

 三ヵ所手を加えました。
1.人格の完成を目指し⇨「個人の可能性を伸ばし」
 そもそも人格に完成というのものがあるのか、教師をしていたころからずっと疑問でした。読者の皆さんも、自分自身の人格に「完成形」があると思いますか?
 人間の成長に到達地点はないと思うのですけど、どうでしょう。
 もしも4年後はここまで伸びたい、成長したいと考えて、実際その高みまで成長したとする。それでも人間はさらに高みを目指すでしょう。
 教育というのも私が長年修行を重ねてきた武道と似たところがあります。
「道」、つまりずっと続く道の過程なのです。パズルなどのように閉ざされた世界、決められた世界なら完成もあるでしょう。しかし教育という道の過程には「これで完成」ということはないと思います。
 そして、全ての親、教師が否定しないのは「どの子の可能性も伸ばす」という教育の姿だと考えています。

2.真理と正義を愛し⇨「真理を愛し」
 正義による悲劇は歴史上にいくつでも見つけることができます。
 たとえば宗教戦争も自らの立場を正義と考えた対立によってどちらも引けないという惨劇を引き起こしました。「自分こそ正義だ、自分たちこそ正しい」という思い込みは二項対立を生み容易に暴力や弾圧につながっていきます。真理の追求は対立よりも対話を選ぶ道につながります。

 教育も進化していく必要があるでしょう。

 みなさんも、創造の羽を伸ばして、どういう教育の目標がいいか、考えてみませんか。

 たのしいアイディアがあったら、〈たの研〉にも送ってくださいね。

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「原子論と幸福」好評につき改訂第二版出版@言の葉つづり人

 嬉しいことに予想していたより早く、書籍「原子論がひらく たのしい人生」の反響が届きはじめたのでの見直しをすすめ、第二版を出版しました。

 サブタイトルは「板倉聖宣から学んだものの見方・考え方」としました。

 何しろ初版は〆切ギリギリの脱稿だったので、表紙の文字も読みにくいままで、第二版文字がくっきりするようにしてあります、すみませんでした。

 原子論の正しさをベースにしつつ、霊的なもの宗教を信じている人たちの力も含めて書いたつもりです。
 たとえば…

全てのものは神や霊の力でなりたっている〉という考えにも、よいところがありました。

 病気にかかったとき「祈りや貢ぎ物できっと病気、ケガがよくなる」と考えて安心したり、「死んだら神さまのもとにいくことができる」と考えて落ち着いて死をむかえる人たちもいたことでしょう。

 その貢物や祈りは「苦しむ人を癒してあげたい、治してあげたい」という気持ち、優しさから出てくるものです。実際「自分の苦しみを和らげたいと考えている人がそばにいてくれること」は、病気で苦しんでいる人たちの心を和らげる力があったでしょう。親が必死に神さまに祈っている姿をみて「祈ってくれたのだから病気やケガが治る」と信じる人たちもいたでしょう。

 看護の世界で有名なナイチンゲールは熱心なキリスト教の信者でした。彼女の献身的な看護はとても有名です。

 そういう優しい思いが、いろいろな効果をあげることは否定できません。

 

 いろいろな人たちの苦しみを無くしたいと想う力は、とても尊く、大切なことです。

 とはいえ、薬をはじめ、車や飛行機を生み出し、安全な食べ物、飲み水などを利用できるようになったのは、原子論的な見方・考え方を元にしたからです。

 そういうことが伝わるように。

 そしてフェイクに騙されない、原子論的な見方考え方や、宗教の専門のように見える「死との向き合い方」も原子論を元にして考えていけることなどもまとめてあります。

 興味のある方は、こちらからどうぞ⇨https://amzn.to/4koNF4Q

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PEALカウンセリング『怒りのかたち』

 リモートカウンセリングの事例を紹介します ※情報保護の趣旨で内容は適宜手を入れてあります

 相談者は「あの時の怒りがずっと頭をとらえら離れない、仕事にも支障が出ている」という話でした。

 人間は、いろいろきっかけで怒りのスイッチが入ります。
 その意味で「数えきれないくらいの形がある」といってよいでしょう。

 実際、怒りには多様なかたちがあります。

  • 嫉妬からくる怒り
  • 不満からくる怒り
  • 不公正な状況に対する怒り
  • 不快からくる怒り
  • 後悔からくる怒り
  • 侮辱された怒り
  • 理不尽な扱いに対する怒り
  • 無力感・不甲斐なさからの怒り
  • 失望からの怒り
  • 欲求不満・フラストレーション
  • 八つ当たり
  • 自責からくる怒り
  • 恐れからの怒り
  • 価値観の相違からの怒り
  • 規律違反への怒り
  • 将来が予想される怒り
  • 疲労・ストレスによる怒り
  • 病理的な怒り
  • その他 多数

〈対象〉や〈自分の経験〉〈理想とのギャップ〉など、いろいろなファクターで多層的にみれば、その怒りの形はかるく何百に分類されるでしょう。

 カウンセリングは〈相手が抱えている悩み〉に視点をあてます、PEALカウンセリングでもじっくりその話を訊ねる、聴かせてもらうところからはじまります。

 相談者は〈怒りが起こったきっかけ・原因〉を細かく話してくれました。

 相談者は大抵「どうして自分が怒ることになったのか」を詳しくに話してくれます。
 「その時の状況」だけでなく「幼い頃、自分がどう育てられてきたか」「学校での経験」などから紐解いて話をしてくれる方もいます。
 PEALカウンセリングの流れの中で「なるほど、そういうことなら私(カウンセラー)でも怒ってしまうよ」と感じてきます。※この体感もPEALカウンセリングの根幹です

 人の怒りは〈数えられないくらいの形がある〉と書きました。
 一般のカウンセリングではそれられを類型化してすすめていきます。
 私は他流派のカウンセラー資格も持っています。有名な流派のカウンセリング研修も受けてきましたから、いいかげんに書いているわけではありません。実際、私が他流派のカウンセラーだとすると、たとえばこういう類型のどれかに当てはめようとしたでしょう。「この方は〈上司との対人関係〉で生まれた不公正な状況に怒りを感じているわけだな…」というように大きなフレームで把握していくわけです。

 PEALカウンセリングはそういう流れをとりません。

「あなたはその怒りの感情で何を解決しようと考えていたのか」というテーマですすみます。

《怒りの目標》ということです。

 この流れはとてもシンプルです。

 相談者もPEALカウンセリングの後半で、自分のわだかまりや苦しみを「目標」で整理することができて、次の行動をスムーズに選ぶことができました。

〈たの研〉にはPEALカウンセラーが複数います。
 内容に応じたカウンセラーに対応してもらうことが可能です。
 気軽にご相談ください。

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