生き物との触れ合いが子どもたちの笑顔を広げる@生き物と楽しい面白い自由研究

 〈たの研〉には問い合わせだけでなく、いろいろな嬉しい情報が届きます。子どもたちの可能性を楽しく伸ばす、たのしい教育のプログラムはたくさんあって、去年の楽しい面白い自由研究まつりで大好評だった『生き物プログラム』は今もいろいろな学校で笑顔を広げています。

『カイコを楽しもう』もその時のプログラムの一つです。

 カイコはとてもたくさんの卵を産むので、それがかえるとすごく賑やかになります。

 子どもたちは、カイコを育てていくうちに、触れ合い方をたのしく学んでいきます。

 今回送られてきた写真は、子どもたちが素晴らしい表情で、まさに生き物たちを通して、楽しく元気になっている様子が強く伝わってくるものでした。

〈たの研〉の個人情報規定で、顔を見せることができないのが残念です。

 表情は私が説明してA.I.に描いてもらったものです。

 指にのっているカイコの幼虫が見えるでしょうか。

 なんと、この子は全ての指にはわせています。

 まだたくさんの画像があります。

 カイコが苦手な人もいるでしょう。

 また、カイコにかぎらず〈昆虫アレルギー〉というものがありますから、もしそういう場合には触れないでおきましょう。
 またはじめは、軽く背中をなでてあげるとよいと思います。シルクの手触り、絹の手ざわりがするはずです。

 私もかつて学校でたくさんの子どもたち(希望者)にカイコの背中をなでてもらうところからはじめました。

 子どもたちは、触れ合うなかでどんどん仲良くなっていきました。

 子どもたちの可能性が楽しく広がっていくチャンスを作ってあげられる先生に出会うことができた子どもたちは幸せです。

 A.I.も普及し、これからますますバーチャルの世界、知識だけの世界でいろいろなことを理解納得してしまうこともおこりやすくなるでしょう。
 肌感覚で、自分の言葉で語ることは、とても大切な宝物になるでしょう。

 この子たちの将来がたのしみです。

〈たの研〉の周りには、こういうすてきな先生たちがたくさんいます、そしてどんどん育っています。
 沖縄のたのしい未来づくりに全力投球の〈たのしい教育研究所〉です。

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たのしい教育Enjoy-Cafe 5月 来週実施します

来週5/29木曜日には『たのしい教育 Enjoy-Cafe」があります。
あと少し席が確保できるかもしれません。

教師だけでなく保護者の皆さんや教師を目指しているみなさんの参加も可能です。

友割もありますから、友人を誘っての参加もおすすめです。

 願っても祈っても楽しくはならないけれど、方法を学べば確実に良い方向に変わり始めます。
 希望する方はお問い合わせください!

https://www.secure-cloud.jp/sf/1728827306PbrafJuJ

 

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空に願いを/大晦(おおつごもり)の楽しい儀式

 あるメッセージカードにこういう話を書いたことがあります。カードは紙面が狭いので加筆して紹介しましょう。

 ◯◯くんへ

・・・(前略)

ところで、周りの人たちに願っても叶うことはとても少ないんだよ。

嘘だと思ったら、身近な人たちに10の願いを伝えて、それがどれくらい叶うのか数えてみるといいよ、期限はそうだなぁ、だいたい一週間くらいに区切ってね。

「今日はカレーにしてほしい」「次の土曜日にどこどこにつれていってほしい」とかいうものばかりではなくて「来週の運動会で大活躍できるようになりたい」とか「次の算数のテストで100点とりたい」とか、自分が強く願っているものも半分以上は入れておいて、一週間でどれくらいかなったのか数えてみてください。

 きっと、それはあまり叶わないことに気づくでしょう。

 人ではなくて仏壇に願うとか沈む夕日にお願いするとか、亡くなったおじいちゃんに願うとか〈ものごと〉に願って確かめてみるのもいい。

 それらも叶うことはほとんどないことに気づくでしょう。

 叶ったとしたら、それは偶然というものだよ。

 だって他のものはぜんぜん叶わなくて、例えば〈テストが100点になる〉ということだけ叶うっていうのはおかしいでしょう。
 たとえば〈沈む太陽〉にお願いしたら叶う、というのなら、それは素晴らしいことです。どんどんお願いしてください。できたら「世界中の戦争を一週間以内に止めてほしい」というのも入れて、ぜひ平和な世の中にしてください。

「願い」というのは自分にするものです。

〈合格したい〉〈100点取りたい〉〈新しい友だちを作りたい〉〈かけっこで真ん中より前の成績にしたい〉〈かっこよくなりたい〉〈英語が話せるようにしたい〉〈ケーキ屋さんになりたい〉「ユーチューバーになりたい」etc.

 自分に願って、いろいろな工夫や努力をしていくといい。

 自分に願うわけだからあまり無茶なことはきっといわないよね。たとえば「空中に浮いて自由に移動できるようになるぞ」なんていうのも無茶です。それにもうヘリコプターとかパラグライダーとかである程度、実現しているしね。

 真剣に考えて願ったものは、周りの人たちや〈ものごと〉に願う何倍も何十倍も叶うはずだから。

〈たのしい教育研究所〉にはそうやって願ったものをいろいろな人たち、40人くらいが書き込んだポスターがはられています。

 その年の最後の日、大晦(おおつごもり)には、そのたくさんの願いたちを燃やし て空にかえしています。

 ある年に調べてみたら、その願いが叶ったのは70パーセントを超えていました、すばらしい数字です。
 みんな自分自身に願って、たのしくいろいろな工夫と努力を続けていったからです。

 願いが空に広がっていく様子を見ていると、とても気持ちがいいですよ。

 2025年がはじまりました。

 いろいろな願いに向かってたのしくすすんでください、応援しています。

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たのしい社会たのしい地理:南極はどこの国に属するでしょう?/楽しい平和学習

 今回も気に入りの中谷宇吉郎 のエッセイから一つ、たのしい社会・たのしい地理・たのしい学力向上の内容です。

 社会の時の定番の質問の一つにしているのが「南極はどの国に属するの?」です。

 ご存知の方もいるでしょう、南極はどこの国のものでもありません。

 その知識をもとに『南極の切手』という宇吉郎のエッセイを読むと、驚くと思います。

エッセイの中に切手が載っています。
 デザインをよくみてください。

 中谷宇吉郎にアルゼンチンから手紙が届き、そこにはられていた切手には「南極の一部がアルゼンチンの領土である」とデザインされていたというのです。

 おやおや、どうしたことでしょう。

 アルゼンチンが南極を手放したのでしょうか?

 宇吉郎がこのエッセイを発表したのは1956(昭和31)年です。

 今はどこの国にも属さないこととなったのでしょうか?

 南極大陸は 1820 年頃に発見されました。

 南極大陸の存在が明らかになるにつれて、南極地域を探検した国や近隣の国が領土権を主張するようになりました。同時に、南極をどこの国にも属さない状態で、世界各国が協力して南極の研究をすすめようという動きもはじまりました。

 1959 年に日本、アメリカ、イギリス、ソ連など12カ国が南極条約を締結しました。
 条約の主な内容は以下のとおりです。

  • 南極地域の平和的利用(軍事基地の建設、軍事演習の実施等の禁止)(第1条)
  • 科学的調査の自由と国際協力の促進(第2、3条)
  • 南極地域における領土権主張の凍結(第4条)
  • 条約の遵守を確保するための監視員制度の設定(第7条)
  • 南極地域に関する共通の利害関係のある事項について協議し、条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催(第9条)

現在では50以上の国が締結しています、中国も北朝鮮もその中の一国です。

(1)南極条約協議国(29か国)

 アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、チリ、中国、チェコ、エクアドル、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、韓国、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、ポーランド、ロシア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、ウクライナ、英国、米国、ウルグアイ

(2)その他の締約国(28か国)

 オーストリア、ベラルーシ、カナダ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、デンマーク、エストニア、ギリシャ、グアテマラ、ハンガリー、アイスランド、カザフスタン、北朝鮮、マレーシア、モナコ、モンゴル、パキスタン、パプアニューギニア、ポルトガル、ルーマニア、サンマリノ、サウジアラビア、スロバキア、スロベニア、スイス、トルコ、ベネズエラ

 今この時にも、いろいろな国で領土をめぐって悲しい出来事が起こっています。

 この南極条約を世界中の人たちが見直して、領土問題のいざこざに応用できないでしょうか。

 少なくとも、南極条約のすばらしさを、子どもたちに伝える意義があると思うのですけど、どうでしょう。

 まさに楽しい平和学習になると思います。

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