RIDE設立から7〜8年の年の終わりに

 2019年もすぎさろうという日々、心静かに自分を見つめていると、どうしてこんなに忙しいのかと不思議になることがあります。

 教師を途中で辞めて起業してから7~8年になります。これだけの期間、同じ仕事をしていると、内容を精選したり、他の人に任せたりするだけでなく、慣れもあって楽になるはずなのですけど、たとえば仕事を絞った分、一つ一つの活動の密度を高くしていくので、私いっきゅうの忙しさは変わらないのでしょう。

 設立当初というわけではありませんから、趣味などの時間も増えていいはずです。ところが趣味がRIDEの活動なので、趣味の時間が増えていてもやっていることは同じです。

 1ヶ月前のメールマガジンを開いて、そこに綴られた〈スポーツたのcafe〉や〈今年の蕾見はじめ〉の記事に驚きました。
 あんなにたのしい時間だったはずですから、つい先日の様に感じられてもよいくらいなのに、もっとずっと過去のことの様に思えます。

 わたしの大好きな写真家ですばらしいエッセイスト星野道夫はアラスカに暮らして15年経った頃
「ぼくはページをめくるようにはっきりと変化してゆくこの土地の季節感が好きです」
と刻みました。


 RIDEで絶えず巡りくる充実した時間の流れは、昨日と同じ今日という感じはほとんどありません、きっと星野道夫が感じたアラスカに似て来たのでしょう。
 そうやってページが進み、過ぎ去る日々がどんどん遠くに感じられていくのでしょう。

 教育がたのしさの方向にベクトルを変えるまで、まだ時間はかかります。しかしその夢に向かって過ごす日々そのものが〈たのしさ〉そのものです。
 ライドに関わってくれる方たち、そしてこの便りでつながっているみなさんのお陰で2019年も充実したたのしい日々を過ごすことができました。
 このサイトを読んでくださっている皆さんも、それぞれの歩幅で一緒に歩いてくだされば幸いです。新しい年も、よろしくお願いいたします。

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映画大好き人間いっきゅうが〈たのしい教育メールマガジン〉で今年取り上げた作品たち

 私いっきゅうは映画館での鑑賞に加えて、DVD、動画配信サービスなどで年間800〜1000本ほどの映画作品を観ています。たのしい教育メールマガジンでは、その週で観た作品を中心に1本とりあげて紹介する章があります。

 メルマガをとってくれているのは忙しい学校の先生たちが多いので、なかなか映画を観る人は少なかったのですけど、号が重なるに従って、映画を観る方たちが増え、その章への反応も増えてきました。

 その年の最終号では「いっきゅうアカデミー」として〈年間ベスト10〉を発表しています。ベスト10はメルマガの読者の方向けに残しておくとして、その年にどういう作品を取り上げたのかを公式サイトで紹介させていただきます。
 かなりたくさんの中から選んだ作品ですから、映画に興味のある方たちは、年末年始休に手にしてみるのはどうでしょう。
 ただし取り上げたものの中には「騒がれているけれど、こういうところは疑問が残る作品です」という話になったものもあるので全てがおすすめだというわけではありませんから、ご注意くださいね。

 

いっきゅうアカデミーノミネート作品

 

第335号 2019-01-04 「アリー スター誕生」
第336号 2019-01-11「パディントン2」
第337号 2019-01-18「パディントン1」
第338号 2019-01-25 アルフレッド・ヒッチコック監督作品「裏窓」
第339号 2019-02-01 DVD新作「オンリー・ザ・ブレイブ」2018年米
第340号 2019-02-08 DVD新作「ワンダー 君は太陽」2018.6公開
第341号 2019-02-15 DVD新作「タクシー運転手(韓国)」
第342号 2019-02-22 男はつらいよ第38作 「知床慕情」
第343号 2019-03-01 2019年アカデミー賞
第344号 2019-03-08 2019年アカデミー賞受賞「ROMA」
第345号 2019-03-15 「UP/かーるじいさんと空飛ぶ家」
「サマー・ウォーズ」「アルゴ」
第346号 2019-03-22 おすすめ「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」
第347号 2019-03-29「アリータ バトルエンジェル」
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
第348号 2019-04-05 クリント・イーストウッド「運び屋」「ハドソン川の奇跡」
第349号 2019-04-12 新作『珈琲が冷めないうちに』
第350号 2019-04-19 新作DVD『走れT高バスケット部』
第351号 2019-04-26「ハンター・キラー 潜行せよ」
第352号 2019-05-03 親子でたのしめる「ブラック・パンサー」
第353号 2019-05-10 新作DVDから「泣き虫しょったんの奇跡」
「ビブリオ古書堂の事件簿」
第354号 2019-05-17 DVD「風の谷のナウシカ」研究
第355号 2019-05-24 ハードボイルド系2作
「監視者たち 韓国2014」「全員死刑 日本2017」
第356号 2019-05-31 授業で利用したい動画「昆虫すごいぜ!」
/日本台湾合作「南風-なんぷう-」+ 「体操しようよ」
第357号 2019-06-07 勇気を出して観た
「SONNY-強い気持ち・強い愛」 2018日本
第358号 2019-06-14 樹木希林最後の作品「日日是好日」 2018日本
第359号 2019-06-21「アベンジャーズ エンド・ゲーム」
第360号 2019-07-05「セデック・バレ 第一部・第二部」
第361号 2019-07-12 (おすすめ)「 人生フルーツ」
第362号 2019-07-19 「あなた、その川をわたらないで」韓国2014年
第363号 2019-07-26 「グリーン・ブック」2018アメリカ
第364号 2019-08-02 今年前半の作品から4本!
「 パディントン2&1」「ワンダー 君は太陽」「タ クシー運転手 」
第365号 2019-08-09 スピルバーグ製作総指揮「イーグル・アイ」
第366号2019-08-16 元気が出る映画たち
「シング」「エビンブロコビッチ」「シェフ」
第367号2019-08-23 ワイルド・スピード最新作「スーパーコンボ」をIMAXで
第368号2019-08-30 愛しいインディーズ作品「Every Day」
第369号2019-09-06 “身体を休めている時のおすすめ4本
「滝を見に行く」「ラブレター」「ユーガット・メール」
「亀は意外と早く泳ぐ」
第370号2019-09-13 “ウォーターゲート三部作②「大統領の陰謀」
/原題/All the President’s Men .
第371号2019-09-20 ウォーターゲート三部作の3「ザ・シークレットマン」
第372号2019-09-27 ケン・ローチ監督 「わたしはダニエル・ブレイク」
第373号2019-10-04 テレビアニメ「はたらく細胞-第1話-」
第374号2019-10-11 新海誠監督「天気の子」
第375号2019-10-18「トイ・ストーリー4」
第376号2019-10-25 テレビアニメ「Dr.Stone」
第377号2019-11-01 マンガ&書籍 佐藤秀峰「漫画貧乏」
第378号2019-11-08(金) 「イエスタディ/Yesterday」
第379号2019-11-15(金) 最新作「ターミネーター ニューフェイト」
第380号2019-11-20(水)  科学ドキュメンタリー
「カール・セーガンのコスモス」
第381号2019-11-27(水)「ダウンサイズ」日本公開2018マッド・デイモン主演
第382号2019-12-04(水)「続 E.T.」2019
第383号2019-12-11(水)「US/アス」
第384号2019-12-18(水) 映画「新聞記者」

 せっかくなので〈いっきゅうアカデミー〉に入った二本を紹介しておきます、「パディントン2」&「パディントン1」です、おすすめします(^-^
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「先生たちってこんな時まで勉強するんですか?」「はい、たのしいですから!」

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 今年最後の講座はクリスマス・スペシャル〈たのしい教育熟達コース〉、RIDEでは遅くまでその準備が行われています。
 

 RIDEに協力してくれる会場をスタッフが探していると、年末年始休に入っているにも関わらず、打診した2ヶ所の会場から「協力しましょう」と快諾をもらえたとのこと、ありがたいことです。
 嬉しいことに「年末のこんな時期まで先生たちは勉強するんですね!」との声があり、快諾の理由はきっと、それに感動してくれたからだろうとのことでした。

 勉強がたのしいと結びついている感覚は、なかなか一般の方たちには伝わらないのでしょう、夏のビーチパーティー、冬のクリスマス・パーティー並みにたのしいのです。

 いろいろな方たちの応援も受けて、教材セットも準備完了。
 飲み物の缶が見えると思いますけど、それも子ども達に授業する時に利用する実験アイテムの一つです。

 スポイトやケチャップ入れも、科学の力を応用した、たのしいゲーム教材に変わります。

 教師は授業が命です、生徒指導が命でも、校内美化が命でも、忘年会が命でもありません(´ー`
 その授業が、子どもたちの笑顔と賢さを生むものなら、教師の人生としても満足のいくものになるでしょう。その先生から育っていく子どもたちの多くも、生き生きと人生を歩んでいくに違いありません。そうやって、賢い笑顔の子ども達はまた、周りの人たちに笑顔や賢さを伝えていくことにもなるでしょう。
 そう思うと、こうやって、たのしい教育アイテムを袋に詰めていく作業も、たのしく感じてきます。

 年の瀬もとても忙しくたのしい日々のたのしい教育研究所です!
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クリスマスならアウトドアだよ!/たのしい教育研究所〈怪しい探検隊〉②

 クリスマスの怪しい探検隊後編です。海をたのしむたのしい教育プランの作成のためにいろいろな実験をしています。

 夜の海で下からライトを照らして、そこに集まった生き物たちを眺めてみましょう。

 まだ実験を重ねなくてはいけませんから、あえて本体は載せません。

 使っているのは家庭にあるライトです、500-600円くらいですけど、けっこう明るいタイプです。

 さっそくガンガゼ(ウニの仲間、針がとても長い)が浮かび上がりました。
 上から海面を見ているだけではなかなかわかりません。
 そもそもガンガゼは夜行性なので、明るい時にはなかなか目にしないと思います。
 
 C先生が虫捕りアミで陸地にあげようとしているのですけど・・・針があまりにも長すぎて無理でした。

 ちなみにガンガゼの針は細くて刺さりやすい上に折れやすい、その上、逆向きのウロコのような形状で、なかなか抜きにくくなります。手や足に刺さらないように気をつけてください。

 写すのが難しいのですけど〈プランクトン〉たちがとてもたくさん集まってきました。

 

 すると小さな魚たちも集まってきます。

 
  透明な魚たちです、名前はわかりません、何かの稚魚ですね。
 敵に食べられないように、透明な姿なのでしょう。

 A先生がアミですくいあげてくれました。この真ん中くらいに白く光っているのがその魚です、大人の小指くらいの長さがあります。撮影した後、逃がしてあげました。
 ちなみに黒い棒のように見えているのは、さっきのガンガゼの折れた針です。

   何匹も集まってきます。


 ということで、車を停めたお店の閉店の時間になってきたので、終了。

 今度は潮の時間などをみて、別なところでためしてみようと思います。

 RIDEの講座は〈授業錬成講座〉〈科学読み物をたのしもう〉〈おきなわ石さんぽ〉〈出会いも別れもたのしい教育〉〈おきなわ木ノ実さんぽ〉といくつも予定されていて春の頃までは高密度です。
 夏かあるいは夏に向かう頃〈おきなわ海さんぽ〉として企画できるかもしれません、たのしみにしていてください。

 

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