クリスマスならアウトドアだよ!/たのしい教育研究所〈怪しい探検隊〉①

 忙しい日々にもクリスマスはやってきます。午後に遠くの友人と今後の活動について語らい、夕方からベランダでクリスマスパーティー。
 炭火から立ち上るスモークの中で食べに食べ呑みに呑み甘いものもいっぱい味わって語り合う、そして「たのしかったね、さようなら、なんならカラオケに流れましょう」とすると標準形のクリスマス、それはそれでとってもたのしい。

 RIDE(ライド:たのしい教育研究所)では毎年あたらしいたのしみ方の実験がおこまわれます。
 満ちたお腹と頭で「ではみなさんいきましょう!」とアウトドアの準備が始まります。

 みんなで向かったのは某港。

 幾つも海の近くの学校で教師をし、授業の時には頻繁に海に出かけていった経験から、沖縄の海の素晴らしさを味わえる〈たのしい教育プラン〉をつくりたいとずっと思っています。
 私自身は海が好きなので子どもたちとたのしく授業できるのですけど、「海は危ない」と親から言われて育った先生たちもたくさんいますから、そういう先生にとっては「海に子ども達を連れていって何をどうしたらよいのでしょう」ということにもなると思います。そういう先生自身も、沖縄の海の魅力に気づくことができるプラン、ぜひ作りたいと思っています。

 北部の山原/やんばるや南部の先端近く、そして離島はまだまだ沖縄の自然豊かな場所です。
 RIDE(ライド:たのしい教育研究所)は沖縄島の真ん中あたりにあって、周りは〈開発によって消えゆく自然〉という段階だという感じです。RIDE近くの海に行くとどういう生き物が見られるのでしょう、それとも生き物はほとんど見られないのでしょうか。

 これはRIDE近くの港でとった写真です。
 A先生が壁についている貝を発見、アマガイの仲間ですね。
 ちなみにいろいろな知識のある人は「○○アマガイ」という様な知識を周りに伝えるのですけど、子どもたちや、ごく普通の人たちにはあえてそういう知識は出さない方がよいです。逆に「この貝はぐるぐる巻かれた形をしているでしょ、だから巻貝っていうのよ」くらいでもいいと思います。

 

 後ろで生き物を発見したB先生が「な、なんですか、これは、いっきゅう先生、これ毒はないですか?」と声をあげています。みなさんは見たことがありますか?
 大人の親指より一回り大きな感じかな。

 これも貝の仲間です。頭の中に一度イメージを刻みつければ、たとえばテトラポットとかでもみつけることができますよ。
 体が虫たちみたいに節で別れています、ダンゴムシの様な感じがします。
 この仲間はヒザラガイと呼ばれています、節は〈8つ〉に別れています。

 子ども達には

こんなふうに節々で別れている貝もいるんだねぇ〜、不思議だねぇ。
しかもウニュウニュとなめくじみたいに動くんだって。
石などにすごい力でくっついていて、はがすとね、グッと丸まって、人間のヒザをまげた様な感じだっていうので〈膝の皿〉のイメージで〈ヒザラガイ〉っていうんだよ

という様な説明をするといいと思います。

壁にはびっしりとカキの仲間の貝がついています。海を下にのぞいている場面です、写真では上の方が海水面です。

  黒く見えているものだけでなく、岩の色になっているものも貝です、時々ピュッと潮を吹いてくれて面白い。
  黒い貝は〈ヘリトリアオリガイ〉です。密集して縁までとっちゃうというネーミングですね。二枚の貝でできているので〈二枚貝〉の仲間です、というくらいでもいと思います。これだけ密集するのは特徴てきですね。ちなみに密集する貝の仲間はいくつかあります、フジツボも密集して広がっていますね。
 下の写真はweb資料のヘリトリアオリガイです。上の写真で壁色になったものはヘリトリアオリガイの殻に何かが付着してそうなったのかもしれませんし、別な生き物かもしれません。チャンスがあったら調べてみます。

 さてさて、海のたのしみはこれからが本番。
 長くなりましたから、次にまとめましょう。

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックが元気のバネです➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります☆いいね☆

かわいいサンタさんがやってきた/人を笑顔にするその気持ちがあればサンタさん

 心静かに見つめても、どうしてこんなに忙しいのかと思うほどの日々。「たのしい教育」以外のことはほとんど何もしないので、集中しているうちに陽が落ちている毎日のくり返しです。
 苦しい仕事をしていると耐えられないと思いますけど、この日々はたのしさの密度が高い日々です。
 そういう中、先日、研究所の教材開発に協力してくれる二人の女の子からクリスマスプレゼントが届きました。

 時々、子どもの反応やたのしさ具合いを確かめるために、教材づくりに付き合ってもらっているのですけど、その子たちの言葉は「いっきゅう先生またあそぼうね」、とっても嬉しい。

 サンタさんはたいてい大人の役回りですけど、周りの人を笑顔にしたいという気持ちがあれば小さな子もサンタさんになれるんですね。

 チョコレートはゆっくり一粒ずつ食べようと思っていたのに、気づいたら一気に食べてしまいました、メリー・クリスマス ・ω・)/
毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

 

折染めいろいろバージョン 自由さがたのしい

 これはRIDEが月に5日間、地域のいろいろな公民館を訪ねて実施している「出前児童館」の様子です。
 12月のメインは〈折染め〉、どの会場でも子ども達や保護者の皆さんの笑顔にあふれています。

 折染めは、はじめは基本の折り方ですすめるのですけど、慣れてくると子ども達はそれぞれのオリジナリティーを出して、いろいろな染め方をたのしんでくれます。それがスタッフにとっても大きなたのしみです。

 この折り方も画期的です。

 

 シックなデザインになりました。

 子ども達もどきどきしながら、染めた用紙を開いて、自分でも関心したり、驚いたり、たのしい声が響きます。 

 折染めを応用して〈コースター〉も作っています。
 機会があったら紹介したいと思います。

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります

板倉聖宣(仮説実験授業研究会元代表)「正義を主張すると永遠にダメになっていく」/たのしい教育を本気で学ぶメルマガ最新号の紹介

 毎週発行している「たのしい教育メールマガジン」は県内各地だけでなく全国に読んでくれている方々がいて、たのしい教育の通信教育として重要な役割を担っています。
 読者の皆さんの許可を得て、最近は実験的に〈水曜日〉に発行しています。

  このサイトでもコンスタントに内容を紹介しています、これがメルマガ最新号の表紙。


〈 Let’s Enjoy the たのしい授業〉の章は全部を紹介しないと伝わらないものが殆どなので、このサイトでは〈発想・思想・哲学〉の章を主に紹介しているのですけど、読者の皆さんから多くの反応が届く記事の一つです。

 今回は板倉聖宣が〈世界の情勢〉にからめて学級指導ついて語った部分を書き出してみましょう。

 板倉聖宣は科学の歴史の専門家ですけど、こういうものについても大胆に予想をたてたり、見方・考え方の基本問題あるいは応用問題として提示してくれています。

 たとえばこれはもう20年前の話ですけど、今でも成り立つ考え方だと思います。期日などは場所などは上記のメニューで確認してください。板倉聖宣の長い講演の中の一部を切り取ってありますから、そこのところは十分理解した上で、読んでくださいね。

板倉聖宣

 朝鮮=韓国が分断されて、北朝鮮と韓国で争っていますね。
 同じ民族なんだから一緒になりたいことは明らかです。「あの朝鮮戦争はオマエが悪いんだ」といい合ったら果てしないでしょ。「あっちが悪くてこっちはいい」といっても話はすすみません。
 だから政治的解決というのはほとんど「〈両方とも正しいの〉そして〈両方とも落ち度があったの〉」という形で解決するわけです。

 ところが学校で今までのような倫理教育や道徳教育あるいは社会科教育をやっていくと「絶対に正義は一つ」であって、それで「オレが正しいのだ」といい張って、永遠にダメになっていきます。
 戦争が起きるのだって「一方が絶対に正しくて一方が絶対に間違っている」なんてことあり得ないんです。

 〈自分こそが正義である〉と主張する怖さについて板倉聖宣は何度も語ってくれています。メルマガでもそのいくつかをとりあげました。

 ところで現在でも、正義の主張を、新聞やニュース、webサイトなどで数々目にします。たのしい教育を学んでいる人たちは、そういうことに巻き込まれず、賢く平和的に和をもって取り組んでいける人たちであってほしいと思っています。
 そういう意味でも〈たのしい教育メールマガジン〉をますます充実させなくてはいけません。興味のある方はお申込みください(有料/月額800円)。

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!