毎週発行している「たのしい教育メールマガジン」は県内各地だけでなく全国に読んでくれている方々がいて、たのしい教育の通信教育として重要な役割を担っています。
読者の皆さんの許可を得て、最近は実験的に〈水曜日〉に発行しています。
このサイトでもコンスタントに内容を紹介しています、これがメルマガ最新号の表紙。
〈 Let’s Enjoy the たのしい授業〉の章は全部を紹介しないと伝わらないものが殆どなので、このサイトでは〈発想・思想・哲学〉の章を主に紹介しているのですけど、読者の皆さんから多くの反応が届く記事の一つです。
今回は板倉聖宣が〈世界の情勢〉にからめて学級指導ついて語った部分を書き出してみましょう。
板倉聖宣は科学の歴史の専門家ですけど、こういうものについても大胆に予想をたてたり、見方・考え方の基本問題あるいは応用問題として提示してくれています。
たとえばこれはもう20年前の話ですけど、今でも成り立つ考え方だと思います。期日などは場所などは上記のメニューで確認してください。板倉聖宣の長い講演の中の一部を切り取ってありますから、そこのところは十分理解した上で、読んでくださいね。
板倉聖宣
朝鮮=韓国が分断されて、北朝鮮と韓国で争っていますね。
同じ民族なんだから一緒になりたいことは明らかです。「あの朝鮮戦争はオマエが悪いんだ」といい合ったら果てしないでしょ。「あっちが悪くてこっちはいい」といっても話はすすみません。
だから政治的解決というのはほとんど「〈両方とも正しいの〉そして〈両方とも落ち度があったの〉」という形で解決するわけです。ところが学校で今までのような倫理教育や道徳教育あるいは社会科教育をやっていくと「絶対に正義は一つ」であって、それで「オレが正しいのだ」といい張って、永遠にダメになっていきます。
戦争が起きるのだって「一方が絶対に正しくて一方が絶対に間違っている」なんてことあり得ないんです。
〈自分こそが正義である〉と主張する怖さについて板倉聖宣は何度も語ってくれています。メルマガでもそのいくつかをとりあげました。
ところで現在でも、正義の主張を、新聞やニュース、webサイトなどで数々目にします。たのしい教育を学んでいる人たちは、そういうことに巻き込まれず、賢く平和的に和をもって取り組んでいける人たちであってほしいと思っています。
そういう意味でも〈たのしい教育メールマガジン〉をますます充実させなくてはいけません。興味のある方はお申込みください(有料/月額800円)。
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