知らない人同士で気軽に声を掛け合える日

 あるイベントがあって、メンバーで〈たの研/たのしい教育研究所〉を出発。小さな角を曲がったら、バックドアが開いた車の横に男の人がいて、中にはバナナが載っていました。

 車を停めて「売ってるんですか」と尋ねると
 『いやいや・・・、もらうね~?』

 ずうずうしく「ほしいです」と答えると、たくさんわけてくれました。

 もちろんうちのメンバーがニコニコしながら「欲しい」という顔をしていたのが大きく影響したのは間違いない。

 たっぷり分けてもらったバナナは、「バナナの力」というプログラムの中で利用しながらすすめることができました。

 それにしてもこういう天使のような人、以前はたくさんいましたよね。

 最近は大人が子どもに声をかけると警察に訴えがいって
「声掛け事案が発生しました」
と地域・学校に連絡がきます。
 社会がそうなっていく中で、大人同士も気軽に声を掛け合うことが少なくなってきました。
 もっと気軽に知らない人同士でも声を掛け合える世の中にしたいものです。
 よっぱらいに声をかけられるのは困るので、何か安心安全な工夫も必要になってくるでしょう。

 危険は避けつつ、知らない者同士が気軽に声を掛け合うことができるアイディアはないでしょうか。

 何か思いついた方がいたら、ぜひお知らせください。

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野菜スムージーは美味しい&栄養満点&使い出がいっぱいでお得

 〈たの研〉はスムージーブームでいろいろなスムージーづくりが進んでいます。最近はゴーヤースムージーに凝っていますもバナナやシークワーサーとミックスすると、とっても美味しい。

 まずゴーヤーをハイパワーのジューサーでバラバラにして、液を濾しとります。

 濾しとっている様子がこれです。

 液が落ちて、上に搾り取ったあとの実が残ります。

 ゴーヤーの液はバナナ、シークワーサー、氷でミックスして、とても美味しいゴーヤースムージーになります。

 搾り取った実の残りはどうするか?

 冷蔵庫にとっておいて、一定量たまったら、美味しいものに生まれ変わります。

 〈たの研〉のミエ先生が、ゴーヤーケーキを作ってくれました。

 スムージーを作ると、残りまで美味しく味わえます。

 みなさんも試してみませんか。

 

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バンレイシの芽がでた/楽しい環境教育

 一ヶ月くらい前の、とある暑い日、〈たの研〉のご近所さんからバンレイシをいただきました。いろいろな果物を庭に植えていて、手入れも大好きな働き者の方です。

 これがバンレイシ、野球ボールくらいの大きさです。

 果肉はこんな感じ、食感はクリーミーで、爽やかな甘さに感動。

 中にスイカのタネに似た形状のタネが入っていたので、所員のMさんがポットに植えてくれました。

 食べたてのタネがそのまま発芽するのかどうかわかりません。

 夏の暑さの中では水もすぐに乾いてしまい、土の熱で弱ってしまうだろうと、玄関横に並べていたところ・・・

 実に可愛い芽が出ていました。

 植物を増やしていくことは、二酸化炭素を減らして酸素を増やすことにつながります。

 タネはまだあります。

 植えてみたい方は、お知らせください。

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アドラー心理学の野田俊作先生から学んだこと〈非主張的な自己主張〉

 先日、沖縄でアドラー心理学を学んで独立したという方と話をしたことがあります。アドラー心理学といってもいろいろなものが登場しているのだと実感したと同時に、その方が野田先生の名前を知らなかったことに驚きました。

 アドラー心理学のカウンセリングを学びに大阪の野田俊作先生(日本に本格的なアドラー心理学をー持ち込んだ医師でカウンセリングの達人)の元に通った日々は、今のPEALカウンセリングの基本を形作った大切な時期であると同時に、野田先生に可愛がってもらったことは忘れられません。

 カウンセラー養成講座で鍛えてもらったことに加えて、夜一緒に出かけ、人間観、カウンセリング観、チベット仏教の話など、たくさんのことを学ばせてもらいました。もちろん原子論者(まっとうな科学者)の私は、チベット仏教の教えについて興味はないのだけど、アウトドアの先駆者として尊敬している河口慧海和尚の『チベット旅行記』に出てくる話を元に、かなり話し込んだものです。

 野田先生はカウンセリング技法だけでなく、親が子どもとどう付き合っていくか、というテーマについても力をいれていました。「子どもが成長していく過程で、自己主張するっていうことは良いことだと考える人が多いけど、マイナス的な自己主張もある。〈非主張的な自己主張〉➡︎〈攻撃的な自己主張〉➡︎〈復讐的な自己主張〉という流れ。そういくのではなく、子どもたちには上手な自己主張を学んでもらおう」という話をはじめて聞いた時には、何のことだかわからなかったのだけど、アドラー心理学全体に流れるコミニュケーション理論を学んでいくうちに、その大切さも理解できるようになりました。

 親子関係で私に相談しにくる方たちに、時々その時の野田先生の話をすることもあります。

 野田先生の著書『続アドラー心理学 トーキングセミナー』から取り出してみましょう。私がはじめに聞いた時、何のことだ? と感じた〈非主張的な自己主張〉について。

 

②非主張的な自己主張
 第二は「非主張的」なやり方です。

 それは、相手が傷つくことを恐れて、あるいは相手に傷つけられることを恐れて自分の要求を口に出さないでいるという、引っ込み思案な態度です。

 このような態度をとる人も多く見受けられます。

言いたいことはある、してほしいことはあるけれども、それを言うと相手が傷つくのではないか、あるいはその反応として、相手から攻撃が返ってきて自分が傷つくのではないか、そのようなことを恐れて、結局要求を言わずじまいで終わるということです。
 この態度はあまり望ましい態度ではありません。
 なるほど人間関係のトラブルは避けられるかもしれませんけれども、私の望んでいたことが相手に伝わらないわけですから、最終的にやはり誤解されたままで終わるということになる可能性があります。
 われわれには自分の要求を口に出して言わない権利があります。しかしながら、その時にはいくつかの責任を引き受けなければなりません。

 自分の要求を口に出して言わない権利を主張すると、相手にもまた要求を口に出して言わない権利を認めるという責任を引き受けなければなりません。

また、これが問題なんですが、相手に誤解されてしまうという責任を引き受けなければなりません。

 こちらが伝えなかったわけですから、相手が誤解したとしても、それはこちらの責任です。
 非主張的な態度、自分の要求をはっきり口に出して
言わない態度は、結局、対人関係をその場はうまく繕
うかもしれないけれども、長い目で見るとこじらせて
大きな要因になります。

 続アドラー心理学 トーキングセミナー p135

 クラスには必ずといってよいほど、何人かこういうタイプの子がいました。たのしい教育プログラムをしていくと、そういう子どもたちも、自分の考えを伝えることができるようになってきます。

 対人関係的なことも、たのしい教育とのセットでうまくいく。

 いずれその話も書いてみようと思います。

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