楽しい福祉&教育〈自由研究まつり〉たのしい教育広場で皿回し

〈たの研〉でかなり古くからプログラム化している一つが『たのしい皿回し』です。
「たんなる遊びでしょ」と思う人と「難しすぎて自分には無理」という人、いろいろです。

 どちらも違っていて、深くたのしく教育的な意義の大きなプログラムです。

 たのしいだけで終わることはありません。

 できないまま終わることもありません。

 この子は数年前の〈たの研〉の講座に参加して、皿回しにチャレンジし続け、今では私とおなじくらい上手に皿を回すことができる女の子です。

 チャンスがあったら「皿回しのコツの伝授の仕方」をこの子に伝えて、いつか講師に回ってもらおうと考えているところです。

 皿回しができなくても構わないですよね、その通りです。

 じゃあ何のために皿回しなんかやるんですか?

 たのしいからです。
 たのしいと、そこからいろいろな可能性が広がっていくからです。

 切れていた皿回しをまた仕入れました。
 ほしい方はお問い合わせください。

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楽しい福祉・楽しい教育@多くの子どもたちが好きになってくる

 福祉の場で頑張っている方たちからたくさんの相談を受けてきました。その中で時々とどくのが「居場所等にくるAさんがよく文句をいってくる、苦手だ、どう対応したらよいか」という相談です。学校でも担任の先生たちが頭を悩ませることでもあります。今回は、そのことについての、ものの見方・考え方を紹介します。

 たのしい教育は授業だけでなく子どもたちとの関わり、保護者、同僚との関わり、ものづくり、読書、文章づくりetc. いろいろな分野があります。その「授業」の中で、かなり信頼しているのが板倉聖宣先生(仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学史学会会長/たのしい教育研究所 初期から支援者)が作った仮説実験授業の授業書です。

 〈たの研〉もたくさん学ばせていただきました。

 その板倉先生が語った言葉を紹介します。
 たのしい教育・楽しい福祉活動をすすめていく人たちにも大切な話だと思います。以前、メルマガで取り上げたものに手をいれてあります。

板倉

 先生だって人間だから、子ども達の好き嫌いがありますよね。

「ああいうタイプの子どもが好きで、こういうタイプの子どもは苦手だ」なんて事があります。

 そして、その好きなタイプの子を見つめながら授業をやっている事が多いんです。
 一方、嫌いなタイプの子ども達を敬遠し、恐れながら授業をやっている事が多いんです。
 ところが仮説実験授業をやっていると、先生方が嫌いなタイプの子ども達が活躍してしまうわけです。

 そういうのをみていて、はじめは「こんちくしょう」と思ったりするかもしれないけど、やっぱり活躍してしまうわけだから、それを認めざるを得ない、という事になります。
 次第に「あの子は苦手だ」「好きになれない」と思っていた子どもたちが好きになってくる。そうやっているうちに教師は、すべての子どもが好きになるんです。
 おそらく仮説実験授業をやって、教師が上達する一番のみそは、そういう点にあるのではないか、と思います。
 もっとすばらしいと思う事は、「あの子は苦手だ、嫌だ」「あんな優等生は嫌いだ」と思っている子ども達同士が、相互に交流を行うという事です。

 そうやって子ども同士がお互いを好きになる、という事がおこります。
 仮説実験授業をやっていくうちに、科学というものが分かって、仮説実験という論理が分かって、それですばらしくなるという事は、私はやっぱり欠かせない事だと思います。しかしそれと同時に、授業の中で活かされる事によって、まず教師がすべての子どもを好きになる、そして子ども同士が全ての友達が好きになる、それが本当の平和教育ではないかと、感じます。

1988年3月30日「仮説実験授業25周年記念フェスティバル」内での講演から

 魅力的な福祉活動の中で、指導する側がやんちゃな子どもたちの魅力を感じるようになる。子どもたちが好きになる。子どもたちも「この先生なかなかいいなぁ」と感じてくれるようになる。

 そうやって仲良くなってくると、ますますたのしい活動になってくる。

 たのしい福祉活動、たのしい教育活動、それは子どもたちの可能性が生き生きと伸びていく楽しい内容を提供することによって実現できます。

 たのしい福祉活動、教育活動のスーパーバイズ&相談は随時行なっています。経済的に支援が必要な方には無料で実施しています、気軽にご相談ください。

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楽しい福祉活動〈熱意はスタートにすぎない〉@知恵と工夫で楽しい福祉活動・たのしい福祉活動を

 これまでも子ども食堂、居場所づくり、貧困支援、行政の方たちからの多様な相談にのってきたのですけど、福祉も「たのしさ・楽しさ」の方向に進んでいく・進んでいける段階まできたと思います。

「たのしい福祉活動・楽しい福祉活動」という言葉自体が新鮮だったようで、いろいろな地域の方からおたよりが届いています。「楽しさで検索すると〈たの研〉のこのサイトがトップ表示される」ということでした、嬉しいことです。

 ほんとかな、と調べてみるとGoogle検索でもYahoo検索でも、確かに〈たの研〉の活動の話がトップに出ていました。

「たのしい福祉活動・楽しい福祉活動」という概念でどれくらいの件数がヒットしたのかも気になるのでYahoo検索の結果を紹介しました。福祉にたのしさの概念を合わせた記事が多いということなら、それを求めている人も多いと考えてよいでしょう。

「楽しい福祉活動」という検索で1250万件ヒットしています、私の予想以上に多い記事数です。そしてそのトップが〈たの研〉の活動紹介でした。

 福祉活動に「熱意」は必須です、形として、担った役割としてすすめていくと、突破できるのは薄い膜くらいで、壁を越えることはできません。。
 とはいえ「熱意」があれば壁を突破できるというわけではありません。
 もう一つ大切なことがあります。
「たのしく突破する知恵・アイディア」です。

 〈たの研〉にはその知恵・アイディアがたくさんあります。

 なぜか?

 教育の場で出会ってきた、たくさんの子どもたち、保護者、地域の方たちとの関わりの集積をベースにするからです。私ひとりだけでも、その数は一万人を超えます。私と同じように熱意をもった教育関係者たちが、〈たの研〉には何人もいます。
 たのしい福祉活動のアイディアはすぐに100を超え、それをブラッシュアップしてベスト10くらいを残しても、かなりのバリエーションです。
 それに加えて〈たの研〉設立後の福祉活動の中で得たノウハウや工夫で多彩なアイディアが誕生しています。たとえば「こどもマルシェ・こどもバザール活動」などは、こどもたち、担当する方たちの予想以上の高まりをみせています。

 楽しい福祉&教育活動の一環として開催する『じゆうけんきゅう祭り』が終了したら、次のたのしい活動に移りたいと考えていまう。興味を持ってくださる方、応援してくださるみなさんが増えてくれることを楽しみにしています。気軽にお問い合わせください。
こちら

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楽しい面白い自由研究「たのしい教育メールマガジン」最新号

全国に読者をもつメルマガは、今週も充実した内容をお届けしています。

今週の内容は次のとおり、おおよそ1万文字程度でお届けしています。

たのしい教育研究所のたのしい一週間
怪しい探検隊 復活
五冊目の書籍出版しました 「五時に帰ってシネマの扉を」
夏の講座シミュレーション たのしく盛り上がり続ける
大量のマンゴ届く 感謝してたくさんの先生に届けさせていただきます
コジロ~と〈たの研〉の たのしい日々

たのしい教育プログラム Plus
  わたしの自由研究
たの研式小分けパック
小分けする時の画期的便利技 いっきゅう

Let’s Enjoy the Movies Plus
公開中  F1@

たのしい教育の発想法・思想・哲学
   わたし好みの板倉語録
いっきゅう2025-07-20

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