たのしい教育メールマガジン第657号(2025-06-18)の購読が可能です@Amazon kindle

 電子出版作業は予想通り4冊目を出す頃からコツをつかむことができるようになりました。そこで、いろいろお問合せをいただいていた『たのしい教育メールマガジン』のを1号丸々読めるように出版しました。

 メールマガジンは全国に読者が広がっている〈たのしい教育〉の総合版で、通信教育として利用する方たちもたくさんいます。
 この号では『たのしい教育の一週間』と『たのしい教育実践編:超カンタン月桃和紙づくり』『映画の章:サンダー・ボルツ』「たのしい教育の発想法・思想・哲学:板倉聖宣 テストのやり方についての一つの提案』をとりあげています。
 読者の皆さんからの反応も上々で、たくさんの反響が届きました。

画像下側にジャンプするタグがあります⇩
※クリックしただけで料金が派生することはありません、ご心配なく。

 当面550円/号で読めるようにしていきたいと考えています。
 個人情報などが懸念される号などは省いて、これから少しずつ増やしていきます、ご期待ください。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

夏至の日の夕立ち&日没時間の謎@たのしい野山さんぽ・楽しい理科

 体育館で体育の授業中、数名が熱中症で病院に運ばれたというニュースが耳に入る。おそらく沖縄ではないと思うのだけど、リーフレットの作成に没頭中に聴いていたので、定かではない。

 日中に野山さんぽすると、きっと身体から熱がぬけるまでかなりの時間がかかってしまうでしょう。

 こういう日々は夕暮れの野山さんぽに限ります。

 これは夏至の日の野山さんぽで撮った写真です。

 もっとも日照時間が長い、つまり太陽が照らしている時間が一年で最も長い日が夏至です。
 沖縄では19:25に陽が沈みます。

 山のあたりは夕立ちなのでしょう、黒い雲から雨のすじが見えています。その重なりで夕焼けが不思議な彩りになっています。

 夏至の日の日没は19:25です。

「すると、明日から、少しずつ日没時間が早くなってくるんだね!」

 そう思っていたら、あれれ・・・

 この表を見てください。
 夏至の6/21をはさんで〈6/19~6/27〉までの日の出・日の入の時間を国立天文台のデータを元に作成しました。
 26日の〈日の入〉の時間を見てください。
 夏至の日6/21より1分遅くなっていますよ。

2026年6月19日~27日までの日の出・日の入の時間 国立天文台のサイトより抜粋

 夏至の6/21の日の入は〈19:25〉で、6/25まで続いています。

 ところが6/26からの日の入は〈19:26〉です。

 おかしいなぁ~

 国立天文台の間違いかなぁ…

 いいえ、そんなことはありません。

 夏至は〈日没時間が最も遅い日〉ではないんです。

    え、どういうことなの?

 興味のある方は、自由研究してみませんか。

 解説は次回、おとどけいたします。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

楽しい面白い自由研究/楽しい環境教育/楽しい文章ワークショップ@和紙風再生紙で郵便配達してくれるか?

 ある日、執筆を終えて帰り際(ぎわ)、ポストをみると、何やら丸い物体が・・・

 取り出してみると・・・
 チラシなどではなく、ちゃんとした郵便物でした。

 

 以前〈たの研/たのしい教育研究所〉のアイディアセッションで「こんなステキな和紙風ペーパーができるならハガキにしたい!」という声があがっていました。
 いろいろ作って持って帰ったものを送って、届くか実験してくれたわけです。

 

 発送してくれた方に確認してみると、県内から2日で届いたことになります。
 ごく普通に郵便物として扱ってくれたわけですね。

 重さや大きさの自由研究をすすめて「和紙風ハガキづくり」も《たのしい環境教育&たのしい文章入門》のプログラムにしたいと思います。

 友人の話によると、ハガキや手紙は年々減少中だといいます。
 〈たの研〉は暑中見舞いや太陰暦で届ける年賀状、講座の案内など、郵便をかなり利用しています。

 手書きのたよりのたのしさを、この和紙風ハガキで広めていこうと思います。

 興味のある方、実験してみたい方は、気軽にお問い合わせください。もっと興味のあるみなさんは、夏の講座にご参加ください。※8/2(土)予定です。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

川さんぽで見つけた石@楽しい理科・楽しい地学

 所用から帰る途中、川があったのでおりて歩いてみました。

 教科書に載せたいようなビーチロックを見つけました。

 これです、小さな石たちが固まって一つの石になっています。

 下に置いて写してみましょう。

 沖縄には石灰岩が多いので、その成分〈炭酸カルシウム〉が雨などに溶けて川や海に注ぎ込み、そこでセメントのように固まってしまうことがあります。

 そうやってできたものがビーチロックです。

「セメントのように固まって」と書いたのですけど、実際〈炭酸カルシウム〉はセメントの原料です。

 このビーチロックはいつごろできたのでしょう?
 周りの石たちを巻き込んで固まったのはいつ頃だと思いますか、予想してみてください。

 ビーチロックの形成は、地質学的な時間スケールで見ると非常に早く、ごく最近の出来事だと考えられます。
 数百年から数千年前、場所によっては、わずか数十年で固まることもあります。

 以前、G小学校の近くの海岸でみつけたビーチロックには、コーラのビンのかけらが含まれていました。長くても何十年か前、といったところでしょう。

 ところが、中に含まれたそれぞれの石たちはずっと長い歴史をもっていて、何百万年、何千万年という歴史をたどるくらいの歴史をもつものがゴロゴロしています。

 私がみつけたビーチロックを形成している石たちもそれくらいの歴史をもっているものがいくつもあるでしょう。

 とてつもなく長い時間の物語がギュッと詰まった「地質学的なタイムカプセル」のような石ですね。

 さてここで、興味が出てきた人たち向けに、もう一つ問題を出しましょう。
 理科で「小石たちが中に見られる堆積岩」として〈礫岩/れきがん〉を学びます。

 ビーチロックの中にも小石たちが見えますね。

 ところがビーチロックと礫岩は異なります。

 礫岩とビーチロックはどう違うか自由研究してみましょう。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!