心の奥のコタツに足を入れてくつろぐような、柔かいフトンにもぐり込むような気持ちになることができる絵本がいくつかあります@安野光雅さんの「子どもの季節」

 忙しさのピークには椅子をフラットにして横になり近くの本を取ります。

 絵本は、山歩きでくたくたになった身体を癒してくれる

 柔らかい布団のような感覚です。

 寒い日に足をのばして

 身体を暖めてくれる

 コタツのような感じがします。

 今日手にしたのは安野光雅さんの「子どもの季節」(岩崎書店)です。

 もう何百回となく、こうやって横になり手にしてきた本です。


作者の安野光雅さんのことは以前も書いたと思います。

 大好きな絵本作家で、ふるさとの津和野も何度か訪ねたことがあります。

 wikipediaに感謝して人物について一部、引用させていただきましょう。

35歳のとき教師を辞して絵描きとして自立する。

1968年(昭和43年)、42歳の時に刊行された最初の絵本『ふしぎなえ』(福音館書店)で絵本作家としてのデビューを果たす。

『ふしぎなえ』は、1961年にフランスを旅したときに目にしたエッシャーの絵に大きな影響を受け不可能図形の不思議な世界を描き、世界中で評判となった代表作である。

エッシャーからの影響についてはエッセイ「『ふしぎなえ』について」(「空想工房(平凡社)」)で自ら「エッシャーの作品に魅せられて呪いにかかった」旨を述べている。

安野光雅美術館

その後、次第に世界的評価が高まり、絵本は世界各国で翻訳された。

画家としても数多くの作品を発表し、司馬遼太郎の紀行文集『街道をゆく』の装画も担当した。

文学にも詳しく、著述家としても活躍した。大阪府立国際児童文学館(1984年開館)のシンボルマークも担当した。

劇作家の井上ひさしが主宰する劇団こまつ座の宣伝美術を数多く手がけた[7]

1996年からちくま文庫で刊行されたシェイクスピア戯曲の松岡和子による新訳シリーズでは、全巻の表紙画を描いている。

2001年の春、故郷の津和野町に多くの作品を常時展覧する「安野光雅美術館」が開館した。

2011年の夏に神奈川近代文学館で、展覧会「安野光雅の世界」が開催された。

2015年の夏には東京の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で、展覧会「旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行」が開催された。

2017年には京丹後市にも常設の美術館「森の中の家 安野光雅館」が開館した。

2020年12月24日、肝硬変のため死去した[1]94歳没。墓所は所沢市所沢聖地霊園。

 とてもたくさんの本の装丁を手掛けているので、
 きっとみなさんもどこかで目にしていると思います。

『子どもの季節』にはつい笑顔になってしまうような作品がいくつも収められています。

 カミナリ様はゴロゴロという音を響かせるための「雷太鼓(らいだいこ)/連鼓(れんこ)」と呼ばれる道具をもっていると考えられています。

 これはそのタイコをうっかり落としてしまったカミナリさまが、それをなんとかつりあげようとしているシーンです。

 右下の子どもたちもとてもいい。

「おい、降りてこい、勝負しよう」
とでも言っているのでしょう。

 次のページでは、のびてしまったカミナリさまが描かれています。

 子どもたちと闘ってのされてしまったのでしょうか。
 それとも滑って落ちてしまったのでしょうか。

 この絵の中に、さっき闘いを挑んだ子どもたちが描かれているでしょうか?

 ぜひ実際に図書館などで手にとって読んでみてください。

 黄色いスカートの子は、お医者さんをカミナリさまのところに連れていこうと大急ぎです。

 担架を手にして走っている大人や、駐在さんもいます。

 いったいこのあと、どういう展開になるのでしょう。

 考えるだけでワクワクしてきます。

 みなさんも、その後の展開を考えてみませんか。

 住所はどこで、仕事は何と答えるのでしょう。

 闘いを挑んだ子どもたちは、その後どうなるのでしょう。

 いつかみなさんの頭に浮かんだことを教えてもらいたいです。

 

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教師の働き方改革は教師を楽にしてきたのか?「教員の精神疾患による離職が過去最多」

 実験結果をみるとき〈数字〉で判断することは大切なことです。
 とはいえ、自分の都合のよいように数字を使う人たちも多いので「数字だから信頼できる」と考えるのは尚早です。

 だまされないためには、自分で予想を立てて、その数字を調べてみることです。それについては有料メルマガのボリュームなので、そこにゆずるとして、今回は文部省が最近出した数字をみていただきたいと思います。この記事を書いている二日前(2026-07-22)に文科省が発表した統計です。

 朝日新聞のリード文です。

精神疾患で教員離職、最多 24年度、公立小中高1319人 業務過多、働き方改革急務

 文科省の統計でまず驚かされたるは「最新の発表が〈二年前の統計〉だ」ということです。こういう統計のまとめ方をしているのがうちのような法人・会社ならとっくに潰れてしまいます。さてこれからどうしていこうかと企画を立てる時に「2年前の統計はこうです」では話にならないからです。それはさておき…

 精神疾患による退職者が1,300人という数字をみて皆さんはどう感じますか?

 意外と少ない、と受け取る人もいるのだと思います。

 47都道府県で単純計算すると一つの県で30人くらいです。

 市町村に広げてみると、ひとつの市町村で一人いるかいないか、です。

「少なくてよかった、おわり」
となる人たちがとても多いでしょう。

 統計はまず時代の流れで見ていくことです。

「教育業界ニュース」というサイトを見てみましょう。

教員の精神疾患による離職が過去最多、公立小中高1,319人…文科省調査

※リシード(教育業界ニュース)に感謝して引用

「右肩上がりで増加中」ということも大変なことです。
そして「9年で2倍以上の増加」というのはとても大きな増加率です。

 たとえば「◯◯という自動車メーカーの乗用車に乗って、それまでの仕事を辞めざるを得ないほどの大事故を起こした人たちは、9年で2倍以上に増えています」となったら、その車はもう売れないでしょう。

 とはいえはじめの「1,319人」という数自体は変わりませんから「大した数ではない」と捉える人が激減するわけではないでしょう。

 そういう場合に予想して調べてみることです。

 たとえば「精神疾患で辞めないまでも休職している先生たちはどのくらいだろう?」

 どう思いますか?

精神疾患で求職中の教師の数は、離職した〈1,319人〉と比べて

  ア.同じくらい

  イ.2倍くらい

  ウ.5倍くらい

  エ.10倍くらい

  オ.その他〔           〕

 どうしてそう予想しましたか?

 近くに、話を聞いてくれそうな人がいたら「ねぇねぇどう思う?」と話しかけてみるとよいとおもいます。
 自分と違う考えの人たちの話を聞くこともまた、楽しく賢くなる方法だからです。

文科省の統計を見てみましょう、これももうちろん〈最新データが二年前の統計〉です。

○教育職員(※)の精神疾患による病気休職者数は、7,087人(全教育職員数の0.77%)で、令和5年度(7,119人)から32人減少したものの、割合は横ばい。
(※)公立の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校における校長、副校長、教頭、主幹教諭、指導教諭、教諭、養護教諭、栄養教諭、助教諭、講師、養護助教諭、実習助手及び寄宿舎指導員 (総計922,776人(令和6年5月1日現在))

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/jinji/1411820_00009.htm

 とすると精神疾患によって休職している教師と退職した教師を合わせると〈約1万人〉ということになります。

 ここで止めるのはもったいない。

「仕事を続けながらメンタル面で病院に通っている先生たち」はもっと多いはずです。

 残念ながらこの統計はみあたりません。

「少なく見積もって〈休職・退職した先生たち〉の10倍はいるだろう」
というのがカウンセラーとしての私の感覚・推論です。

 怖いのは、その数はどんどん増えているだろうと考えられることです。

 さて表題の「教師の働き方改革は教師を楽にしてきたのか?」という話に至るまでにだいぶ紙面を使ってしまいました。

 ここまで読んでくれたみなさんにその答えが浮かんでいると思います。

 働き方改革は教師を楽にするための抜本的な効果を出していない、ということです。

 結局「たのしい教育」が、教師を笑顔にする、たのしくする、つまりそれが楽にするということだと思っています。

 ご意見、ご感想、違う予想、違う意見、大歓迎です。

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保護中: かちゅーアンダンスー(カツオ節油みそ)@こどもマルシェクック

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新作プログラム〈かちゅーアンダンスー(かつお節油味噌)〉作成好調@楽しい福祉&教育 、楽しい食育、楽しい島言葉

 保護される、指導される存在の子どもたちが家族、周りの人たちの笑顔と元気を広げる中心に変わる一つが〈こどもマルシェクッキング〉です。そういう場合でも《たのラボ》が大切にしている「しまくとぅば/島言葉」の発想は切り離せません、琉球・沖縄でいえば『食べる島言葉』です。

「かちゅーアンダンスー」は専門チームが作成をすすめている〈マルシェクッキング/食べる島言葉〉の一つです。

 作成チームは何度も集まり、シミュレーション、安全チェック、言葉のアイディア、図案構成を重ねていきます。

 それでも足りないので夜、朝もやりとりが進みます。

 こういうことは楽しくなくては続きません。

 すでに試作版は何百人が楽しんでくれて、かちゅーアンダンスー作り方マニュアルも、作るたびに品切れになります。

 たくさんの人たちが喜んでくれる笑顔、そして子どもたちが自分の可能性を高く感じてくれる喜びを想像して、制作をすすめていきます。

 ご期待ください。

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