2012年に発行したメルマガで取り上げた内容があります、いつ読んでも新鮮です。〈1991年 西日本たのしい授業入門講座〉で、板倉先生が語った内容です。そのまま引用せず、要点をしぼって短くしてあります。
板倉
「たのしい人生を送ろうと思ったら、学校の時代くらいは厳しいことを経験していないと、たのしくならないよ」とか「会社に入ると耐え忍ばなければならないし、結婚すると耐え忍ばなければならない。つまりいろんなところで耐え忍ばなければならないんだから、学校からずっと耐え忍び方の練習をする必要があるんだ」という考え方があります。
それに対して「結婚生活はたのしいよ。社会に出たらたのしいよ」という考え方もある。
私が子どもの時には、人生全体が厳しかったんです。その厳しい人生を乗り越えるために、学校の時は厳しくやっていこうという考え方でした。
しかし、そういう考え方は今は通用しないですね。
同じ人生を送るなら、たのしい方がいいじゃないか。自分たちがたのしくなければ子どもたちもたのしくならないよ、とういう考え方がある。そのうちにそれが、手段じゃなくて「たのしくなければ授業じゃない」となるんです。
「たのしくなければ授業じゃない」という考え方、つまり、手段じゃなくて、たのしいというもの、そのものが大事です。
「厳しい授業」というのは監獄ですよ。
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