たのしい教材検討会 ビュンビュンごま/出前授業のつくり込みがたのしい/二月の出張授業の日程

 たのしい教育研究所の教材検討会は〈検討〉そのものがたのしい時間です。子ども達の笑顔が見えるだけではなく、自分たちがたのしめるからです。
 これは最近の〈教材検討会:回転をたのしもう〉の様子。

 五名の先生たちかそろって〈びゅんびゅんごま〉を手に
「この形の方がいいんじゃない?」
「これくらい巻いて試してみると?」
「長いからもっとヒモを短くしてみようか」
 など、たのしく実験しています。

 〈ビュンビュンごま〉はかなり古い歴史をもつオモチャです。
 web上を探してみると〈江戸時代〉に流行ったおもちゃだという話。

 子ども達にアンケートをとると〈知ってる!〉という声も上がったので、何人かの子ども達は手にしたことがあるかもしれません。

 このビュンビュンごまにいろいろな工夫を取り入れて、子ども達が〈もっと作りたい〉〈友だちにもプレゼントしてあげたい〉という様なグレードに仕上げていきたいと思っています。

 

 〈びゅんびゅんごま〉といえば、宮川ひろ&林明子の「びゅんびゅんごまがまわったら」という絵本があります。
 〈びゅんびゅんごま〉を通した校長先生と子ども達の交流を描いているステキな絵本です。ものづくりの前に読んで上げるともりあがるかもしれません。次回、提案してみたいと思います。

 回転をたのしむ、もう一つのものづくりも同時並行で準備中です。
 2月の出前授業は2/13(火)~19(月)の平日16:00~17:45です。
 会場は全て沖縄市で
 ・2/13(火)越来自治会・公民館  
 ・2/14(水)海邦自治会・公民館  
 ・2/15(木)あわせ自治会・公民館 
 ・2/16(金)池原自治会・公民館 
 ・2/19(月)センター自治会・公民館
です。今からスケジュールをとってぜひご参加ください。
 〈子どもだけ〉〈親子〉〈お孫さんと〉という参加も可能ですし、大人だけでボランティア参加するのも可能です。どういう参加形態でもたのしめるに違いありません。

 2月の出前授業のテーマ〈回転をたのしもう〉は壮大なテーマです。
 この宇宙は回転に満ちているからです。
 私たちがいるこの地球も回転(自転)しています。
 それだけでなく〈太陽〉の周りをスピードで回っています(公転という)。

 自転より公転の方が遥かに速くて〈時速10万キロ〉です。
 ロケットの飛ぶ速さでも追いつけません。

 ロケットでも追いつけない速さで宇宙を飛んでいるのに、どうやって宇宙から戻ってくればよいのか・・・
 それは自分で考えてみてくださいね。たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔と賢さ〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます。ぜひ周りの方たちにもおすすめください。

 

 

たのしい教材の貸出し・レンタルします①

 たのしい教育研究所の講座を受講したことがある、学びに通っているという皆さん向けに〈たのしい教材〉の貸出し実験を開始しています。

 当面、管理諸費用として2泊3日で300円で貸出中です。もっと長期で、もっと数を多く、という場合にはその旨お問い合わせください。
 借りたお礼にケーキなどを持ってきてくれるみなさんも多いのですけど、そうするとカンタンに1000円くらいかかってしまいますから、今回の諸経費設定で逆にグッと安く済むことになると思います。

 壊れたらどうするか、など解決しなくてはいけないこともありますが、そのときにもあまり負担が大きくならない様にと考えています。

 たのしい教材はいろいろあります。
 研究所にカンタンに置かれているので、特にどうということなく見ている人たちもいると思うので、少し紹介しましょう。

恐竜 モササウルスの歯の化石

モササウルスっていうのはけっこう迫力ある恐竜です。
 今から約8000万~6500万年前の白亜紀の海に生息していた海棲の大型爬虫類で、最大で20m近くに達したと言われています。当時の海の生態系の頂点にいた恐竜です。
 こんな恐竜の〈実物の歯〉にさわることができるのは貴重なことです。
 国語の説明文などで恐竜が出てくることがありますから、その時に
「実は先生ね~、恐竜の〈歯〉の化石もってるんだよ。こんな恐竜のね(・∀・ 」
という言葉と一緒に化石を出す。
 「おぉ〜」と子ども達がざわつく。
 そんな姿が目に浮かびます。

教訓茶碗(きょうくん ぢゃわん)

 このwebサイトやメルマガで紹介したところ、さっそく入手したみなさんもいましたが、2500〜3500円くらいした様です。

教訓茶碗というすぐれものの教材/たのしい教育メールマガジン最新号から

 たのしい科学の実験を見せてあげられる茶碗です。

 

昆虫などの標本(3種セットで)

 〈研究所の生き物(昆虫中心)の標本〉も人気です。20種類くらいの標本がありますから、選んで貸りてください。
 標本全体は6〜7cmですから、そんなに大きなものではありません。それでも、昆虫の顔、触覚、ハサミ、足など、ゆっくりていねいにみることができます。
 昆虫の足が何本あるのか、どこから出ているのかなど、いろいろ確かめることができますよ。

 これはサソリ

 これはクワガタムシを後ろからみたところ!

 まだまだいっぱいあります。
 続きは後日紹介しましょう。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします

 

国語ぎらい@たのしい国語

 小学校の頃からの感覚なのですけど、かなりたくさんの文章を書いている今でも国語の表記にはなじめないところがあります。
 〈中〉という漢字は〈ちゅう〉と読みます。〈中学校〉は〈ちゅう学校〉、〈勉強中〉は〈勉強ちゅう〉という様に〈ち〉と表記します。
 しかし「世界中」というときには〈世界じゅう〉と表記しなくてはいけないのだと教えられた時のやりきれない様な気持ちは忘れられません。

 同じ「地」という漢字を使っていても
 大地は〈大ち〉
 地震は〈じ震〉

 まだまだあります。

 もちろん〈理屈〉がくっついているのはわかります。しかし、それで ✕ をつけられる子ども達のことを思うと心が痛くなります。

 〈右〉と〈左〉の漢字をノートに書いた時、どうみても右と左にしか見えないのに、「これは間違いです」と言われたことがありました。
 右という字はヨコ線をはじめに書くから、ヨコ線が長くなって、左という字は斜め線が先だから、ヨコ線は短い。わたしの書く右と左は同じ長さだから違うというのです、というのです。まいりました。

 以前〈書き順〉というのは絶対ではない、という記事を書いた時に、いろいろな方たちからメールをいただきましたが、書き順にかぎらず、そうやって〈腑に落ちない気持ち〉や〈いやな感じ〉を抱いて、国語を嫌いになっていく子ども達は何人もいると思います。

 とてももったいないことです。

 わたしは小説もエッセイも好きです。
 古典も嫌いではありません。徒然草や枕草子は今でも書棚に置いています。

 国語を通して、いろいろな世界が広がります。
 感動の多くも言葉を通して伝わってきます(全てではありません)。
 理解のカギであったり、深めるための必需であったりe.t.c.
 国語は、とても大切な文化です。
 ということは、国語には〈たのしさ〉があふれているはずです。

 子ども達に国語嫌いにするのではなく、国語に親しんで、好きにさせて欲しい、そう思います。

 子どもたちとたのしんだ国語の授業を思い出して、たのしい教育Cafeで授業したことがありました。
 先生たちも大盛り上がりでした。

 「ん回し」といって、こうやって「ん」がつく言葉を探すのです。

 みなさん何か上に当てはまる言葉を思いつきますか?
 ◯にはひらがなやカタカナ、のばすことばなどが入ります。

 たとえば上の◯3つバージョンなら
・「とんちんかん」 
・「てんしんはん」
・「しんかんせん」
他にもいろいろあります。

これをつづけていって、これではどうでしょう。

あるんですよ。

 みなさんで考えてみてください。

 言葉をたのしみながら、言葉を増やしていくことにもなりますし、単純に「こんなに〈ん〉が続く言葉があるんだ」ということにびっくりしたり・・・

右と左の棒の長さでダメ出しするより、こちらの方が大事だと思っているのですけど、どうでしょうか。

ちなみに、まだ学校教育では「せかいぢゅう」を✕にしている様ですけど、文化庁の説明では「それもOKです」という様に説明しています。

⬇クリックでジャンブします

 ですから、「せかいぢゅう」と書いた子どもに✕をつけるのではなく、「これも✕ではないけれど、こう覚えていてほしいんだよ」という様なあたたかいサポートがあった方がよいと思っています。

 いずれにしても〈国語〉もたのしむのが勝ちです。
 たのしい教育研究所では〈たのしい国語〉の研究もすすんでいます。興味のある方はご相談ください。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか

 

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子ども達の笑顔が広がる学び場〈出前授業〉の様子

 子ども達はたのしいことに敏感です。大人はとりまく状況とのバランスもあるので、子ども達より少なくなりますけど、その8~9割方はあるでしょう。

 今回はたのしい教育研究所が地域に出かけていって取り組んでいる〈たのしい出前授業〉の様子をお届けしましょう。

 たのしく仲良くアクションゲームは、あいかわらずの人気です。

 新年ということで1月のものづくりは〈たこあげ〉。
 予想していた以上に子ども達の評価が高くダントツの人気でした。

 はじめてタコを作った子ども達がいっぱいです。

 うまくタコが写っていませんけど、たのしく凧上げしている様子です。

 子ども達の賢い笑顔が溢れる出前授業は2月13日(火)~19日(月)の予定です。参加してくれた子ども達から〈二月は何をやるの?〉と興味津々の質問がたくさん来ています。
 週明けに研究所の先生たちが集まって会議をしますから、二月の内容をこのサイトで早めにお知らせできると思います。たのしみにしていてください。

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