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教訓茶碗というすぐれものの教材/たのしい教育メールマガジン最新号から

 たのしい教育をもっと深く学びたくなったらまずこれから〈たのしい教育メールマガジン〉の最新号は「モラルジレンマ」「映画 ドリーム」「板倉聖宣 宗教と科学の対立をなくす組織がフリーメイソン」がメイン記事です。今回は〈たのしい教育の日々〉で紹介した〈教訓茶碗〉を紹介しましょう。沖縄みやげとして買っていく人もいますから、ご存知の方もいると思います。

 

 これが教訓茶碗です。普通の器と違って器の真ん中に龍柱が立っています。

 飲み物を入れて8割程なら普通の茶碗として利用できます。ゆすっても斜めにしても特に変化はありません。しかしそれを超えて多く注ぐと、茶碗の下に空いている穴から流れ出ていってしまいます。
 8割を超えた分が流れ出ていくわけではありません。
 中身がほとんど流れ出ていってしまいます。
〈ほどほどが良い〉という教訓を教える茶碗ということで教訓茶碗と呼ばれているわけです。
 

 

 

 ところで、たのしい教育研究所の兄貴分の組織があります。
 私の師、日本の宇宙教育最大の功労者 的川泰宣が創設した「非営利活動法人 ku-ma(クーマ:子ども未来宇宙の会)」です。的川先生は〈たのしい教育研究所〉の筆頭の応援団です。

 Ku-maは今年、会長が並木道義さんにかわりました。並木さんは的川先生と同じく、たのしい教育研究所を強く応援してくれています。
 その並木さんから「きゆなさん、今度〈宇宙の学校〉で沖縄に行くんだけど会えない?」と連絡が入りました。
 今週、並木さんたちのメンバーと一緒にたのしいひと時を過ごし、〈たのしい教育研究所〉から
会長就任の祝いとして、冒頭に紹介した《教訓茶碗》をプレゼントしました。
 並木さんはとても喜んでくれて、さっそくプレゼントの箱を開けて、泡盛を注いで呑んでくれました。
 この写真に写っているのがそれです。

 

 この茶碗はたのしい教材としてもおすすめです。

 webを見ると〈サイフォンの原理〉を扱う教材として紹介されています。しかしサイフォンの原理という特別な言い方ではなく「流れる道を作ってあげれば、液体は自然に高いところから低いところへ流れていく」という現象を、たのしく味わえるのが〈教訓茶碗〉です。

 言葉の問題というのはとても重要です。
 〈ピタゴラスの定理〉というよりも《三平方の定理》がずっと名が体を表しています。それと同じ様に、〈サイフォンの原理〉より《流れる道に液体が満ちれば、その液体は高きから低きに流れる》というごく自然の現象としてとらえなおすとよいと思っています。
 教訓茶碗をそういう親しみやすい科学の原理として教材化していきたいと思っています。ものづくり教材もありますから、興味のある方は研究所の授業スーパーバイズを申し込んでください。たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます