たのしい教育Cafe7月のご案内/月に一度のとってもたのしい勉強会です

月に一度のたのしい教育Cafe(7月)のご案内です。

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たのしい教育を体験しながら「子ども達とこれもやってみたい、あれもやってみたい」と思うことがいっぱいで、毎回「あっ」という間の3時間です。

夕方から、おいしい珈琲を立てながらお待ちしています。

参加には申し込みが「必需」です。
初参加の方は、お名前(よみ方も)・所属(お仕事/教員志望の学生も可)・年齢・連絡先(電話番号)を記入して

office⭐︎tanoken.com (⭐︎を@に変換)

にメールしてください。
先着10名までです。

日時 2015年7月8日(水)18:30〜21:00 片付け21:30まで

参加費 1000円 + 材料費200円程度 + おつまみ代200円程度

内容 毎回 たのしい読み語り/ものづくり/授業プラン/たのしい教育の見方・考え方などをテーマにたのしんでいます。

参加した皆さんあてには連絡担当のM先生から、メールが届いています。
たのしいメールなので、その一部を紹介いたします。

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こんばんは^ ^

一学期もあと3週間で終わりますね!
ウキウキワクワクの夏休みが目の前です!
そして、採用試験もよいこのあゆみもラストスパート、
夏パワーで乗り切りましょう!オー!
はい、
7月のたのカフェのお知らせです。
内容詳細は、
テーマ「学期末盛り上がりプラン集」
A たのしい簡単「紙飛行機」    
B おいしいものづくり      
B たのしいゲーム       
C わくわく読み語り  
D たのしい授業プラン
E 自由発表
今月も楽しみですね。
講師の皆さんよろしくお願いします。

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 たのしい先生方を応援する「たのしい教育研究所」です。

「おばけいちねんぶん」 おすすめブックレビュー/読み語り・読み聞かせ

『おばけいちねんぶん』   星川遥 (小学館)

こわいけどドキドキ感がたまらない「おばけの本」はいかがでしょうか。

今回は、おばけの本は苦手だという人でも楽しんでいただける
『おばけいちねんぶん』
というとてもたのしい絵本を紹介します。

350_ehon6882おばけいちねんぶん (おひさまのほん)

まず、表紙からいいんですよ。

立て札に

 ゾクゾクするけど ワクワクする

ドキドキするけど ウキウキする

これなあに

ヒント・・・ ◯◯け

 

と書かれています。

表紙のタイトルとそのクイズを読んだだけで、こたえはすぐわかってしまいますよね。

こどもたちは大きな声で「おばけ〜」とこたえてくれます。
はじまりはこういうかんじです。

主人公の男の子は、早く帰りたかったので、近道をしようとして墓場のところにやってきました。
「やだなー」・・・、

立て札にかかれていたクイズを読んで「お・ば・けかな、?」とつぶやいてしまいました。

すると、目の前にちょうちんが落ちてきて、

パカッ!  と割れて

中からべろ~ん!

と舌が出てきました。

そして、「おおあたり~…せいかいしゃには、おばけいちねんぶんをさしあげま~す」と言うんです。

というわけで1月の「ろくろっくび」からはじまって12月まで、いろいろなおばけ達がやってくることになりました。

5月のふうせんみたいなおばけと空を飛ぶところなどワクワクしてきますし、10月の「のっぺらぼう」に好きな顔を描いて遊ぶ所など、らくがき好きにはたまらないでしょうね。どんなお化けが出てくるかは読んでのおたのしみ。

おおみそかに、おばけたちと「おばけすごろく」をしたときに、男の子がいちばんにあがったので、今度は「せかいいっしゅうおばけツアー」に招待されます。どんなツアーなのか・・・それは、続きの絵本『せかいいっしゅうおばけツアー』でね。

こんなおばけがいたらいいな〜と思ってしまう人もいると思いますよ。

絵本の中にでてくるおばけたちの、「おばけずかん」もついています。

暑い夏、ゾクゾクするけど、ワクワクする。ドキドキするけど、ウキウキする、そんな、こわいくてたのしいおばけの絵本はいかがでしょう。

hina

たのしい読み語り・読み聞かせを推進する
たのしい教育研究所です

うちの子を弟子にしてやってください!/お母さんから届いた手紙

教師をしていた頃、月一回の勉強会で必ずレポートを書くようにしていました。
その時のレポートが出てきました。
もう十数年も前に書いた内容ですけど「教師というのは本当にすてきな仕事だなと」とても懐かしく思いました。

今回は、その一部を抜粋して掲載させていただきます。

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「うちの子を弟子にしてやってください」

○年○月○日 喜友名 一

つい最近、わたしが理科を教えている子のお母さんから手紙が届きました。
とてもすてきな内容です。

そうその前に、その子について。
Rちゃんは3年生で、今年から私が理科を担当している子です。
静かな子で、私に積極的に話し掛けてくるタイプではないのですけど、わたしの授業をとても気に入ってくれて、いつも丁寧に授業をうけてくれます。
でも直接わたしに話しかけてくる、という感じではありません。

 

Rちゃんのお母さんから

最近、そのRちゃんが私の研究室をノックして「お母さんからの手紙です」と、かわいい封筒を手渡してくれました。
その手紙を読んで私はますます元気になりました。
読んで元気が出てくる人もいるのではないかと思うので、レポートに書くことにしました。
このレポートに書くにあたって、お母さんの許可は頂いているのですけど、個人が特定できないように、少しだけ手をいれておきます。

喜友名先生へ

こんにちは、はじめてお便りをさせていただきます。

○年  Rの母です。

娘がいつもお世話になり、ありがとうございます。

学年があがってからというもの、うちでよく喜友名先生の話題が出てきます。

「お母さん、今日ね、喜友名先生がね・・・」

「今日、外に出てたら喜友名先生がね・・・」

そうたのしそうに話しております。

これまで、科学的なことにこれだけ興味があるとは知らなかったので、親としてもびっくりしています。

中略

ところで昨日のことです。

「お母さん、お願いがある」

とニコニコ顔で

「お母さん、喜友名先生に手紙をかいてちょうだい・・・」というのです。

「え、どんな手紙?」と聞くと

「喜友名先生の弟子にしてあげてください、って手紙」

自分でいうように話しましたが、積極的ではない子ですから、過保護と思われるかとも思いましたが娘の強い希望に応えてペンをとりました。

日ごろお忙しい喜友名先生のこと、ますますお忙しくてしまい、迷惑になるかもしれませんが、ぜひうちの娘を弟子にしてくださいますよう、お願いいたします。

後略

 ※

 

教師という仕事は、その子どもたちのすてきさをほんとにたくさん感じきれる仕事です。

いったいいつまで教師という仕事を続けていくのか、まだわからないのですけど、教師を続けている間は、ずっとこうやって子どもたちのすてきなところとか、その家族の人たちのすてきなところに向かって暮らしていきたいと、とても贅沢なことを考えている、今日この頃です。

以上

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沖縄の先生方の応援団、そして
子ども達、保護者の方達の応援団 たのしい教育研究所です !

宇宙研究の第一人者 平林久先生のおすすめ本「星と生き物たちの宇宙」

ひと月ほど前に平林久先生が沖縄に来てくださった時のことを書きました。
平林先生は宇宙研究の大家であり武術の達人、まさに文武両道で生きている方です。⇨https://tanokyo.com/archives/5666

わたしが平林先生と初めて出会ったのは、2007年、沖縄で開催した「コズミックカレッジ」でのこと。
平林先生がブラックホールの講義をする時、わたしも自分の授業を終えてサポートさせてもらいました。小学校の子ども達が多かったので、ところどころで話に加わって、平林先生の話のイメージが伝わる様に、対談的に進めさせていただいたのです。

コズミックカレッジが大盛況で終わってあと、
「きゆなさん、出来立ての本ですけど、プレゼントさせてください」
と直接手渡してくださったのが

星と生き物たちの宇宙―電波天文学/宇宙生物学の世界 (集英社新書)

です。

これです。
なんども読んだので、ずいぶん古びてしまいました。

スクリーンショット 2015-06-28 21.28.18星と生き物たちの宇宙―電波天文学/宇宙生物学の世界 (集英社新書)

対談でありながら重厚な内容です。

開いてみましょう。
ここは、この本の中でも難しいテーマの部分です。
しかし平林先生が、誤魔化さずに質問に直球で答えてくれているので、わかりよいのです。
宇宙に興味のある方は入門編としてお勧めいたします。

スクリーンショット 2015-06-28 21.26.45 平林先生が「日付とサインいれましょう」とメモしてくださったので温かみが伝わってきます。

研究所に来る方で、サイン本を読みたい方は、お声がけください。

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沖縄のたのしく元気で賢い学力向上、たのしい実力のある先生方の育成
それに伴う教員採用試験突破講座、実践型カウンセリング、その他

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