今回は『まわるおすし』の絵本を紹介します。
まわるおすしというのは、回転寿しのことです。
回転寿司屋さんに行くと、何から食べようかな〜、
ぐるぐる回ってくるお寿司をみながら、
迷いながら取って食べるのもワクワクしてたのしいです。
さて、この絵本の主人公の家では、
お父さんの給料日に家族みんなでお寿司を食べに行きます。
店の前で輪になって、お父さんのゲキに合わせて
「ファイト オー!」と気合をいれて店に入っていくと・・・
お父さんがひじに手をやったら、青いお皿のサイン、
鼻に手をやったら次は黒いお皿へ、クライマックスのお皿の色は、
もちろん自由です。
さあ、何を食べようか•・・お父さんのサインからも、
回るお寿司からも目を離さないようにおすしを食べていきます。
あまえび、いくら、サーモン、たまご、大トロ•・・いろいろなおすしが出るたびに、
こちらまでおすしが食べたくなります。
赤だしサービス券を取り出すお母さん、
主人公の男の子に好物のサーモンをさりげなくとってくれたお父さん、
家族の温かさを感じる様子がとてもいいです。
おすしが好きな子は読んだ後に、「自分も昨日行ったよ…」
「◯◯のおすしたべておいしかったよ」など、おいしい話もはずみます。
( by hina )