〈たのしい教育研究所〉で その人物の才能がさらに華開くということ/たのしい教育Cafeスペシャル

 今年もたのしい教育研究所はたくさんの〈たのしい教育活動〉を展開することができました。その活動の中で、いろいろな人達の才能が華開くところをたくさん見ることができました。先日開催した〈年末 たのしい教育Cafeスペシャル〉の様子をきっかけに少し書いてみたいとおもいます。

 たのしい教育Cafeスペシャルは授業の内容もスペシャルですけど、料理もスペシャルです。たのしい教育研究所のメンバーA先生がオードブルをはじめとしておでん、ちらし寿司、おにぎり、サラダetc.、たくさんの美味しい料理が並びます。
 その料理を実際にみて味わった人達はごく普通に〈プロの料理人〉が作ったと思ってしまいます。それが日頃は先生をしている人物だと知ると全員驚きます。

 今回の料理の一部です。
 

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%96%99%e7%90%862 みんなの参加費の中から一部を利用して作ってくれているので、たくさんの予算をかけたわけではありません。けれど、軟骨のとろとろになったソーキ(リブ)もお魚もレンコンや天ぷらもとても美味しく出来上がっています。まずこれが山盛りふた皿です。%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%96%99%e7%90%863

 美味しいおでんも、深いなべにたっぷりです。しかも具の種類が層になって入っているので、上の大根などを食べるとしたからシイタケなどの美味しい具材が顔を出します。

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 他にもいろいろありますが、ちらし寿司やおにぎりもとても美味しい。%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%96%99%e7%90%86%ef%bc%95

 どんどんなくなっていって、後半はデザートの部となりました。

 デザート担当はB先生です。
 ひまわりチーズケーキです。ぎっしり詰まったチーズケーキも、その周りで花開いているハート型のクッキーもとても美味しいのです。

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 それは「たのしい教育研究所で、その人の才能がさらに華開く」ということが〈法則的〉なものとして〈確かにある〉ということです。
 たのしさの方向に伸びていくとまわりでたくさんの笑顔が生まれます。それは実験結果としての確かな事実です。〈たのしい教育をたのしく拡める場所〉である〈たのしい教育研究所〉では、その周りの人達の笑顔にたくさん出会うことができます。
 するとますますその人の才能が伸びていくのです。

 だから、たのしい教育研究所の授業を受けた子ども達の才能も華開いていきます。たのしい教育研究所の講座を受講している先生たちの才能も華開いていきます。お母さん、お父さんたちの才能もまた華開いていきます。

 たのしい教育を一緒にすすめていきたい方達がいたら、ぜひ研究所の講座などに参加して、その雰囲気を味わってみませんか。そして、ゆっくりでよいですから、私たちと一緒にこの活動をすすめていきましょう。

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  今年もみなさんのおかげで、たくさんのたのしい活動をすすめることができました。

 来年2017年は、いよいよ活動6年目に入る年です。メンバーで協力して、さらにたのしい内容・活動を提供できるようにしたいと思っています。
 これからも、応援をよろしくお願い致します。

 

たのしい教育メールマガジン(最新号)より〈映画の章〉

「人生なんてつまらないと思う時、映画が人生を応援してくれることがあります。自分では一生味わうことのできない様な人生を味わわせてくれたり、元気や勇気を与えてくれたり、この世界の不条理への憤りと、それを何とかしたいと感じさせてくれたり、悲しみの中に希望を見つけたり・・・.小説や絵本も素晴らしいけれど映画も素晴らしい宝物です。忙しい日々、ここで紹介した作品を少しでも観てくれたらと思っています」
「たのしい教育メールマガジン」最新号の映画の章に綴った言葉です。

 どうして、たのしい教育のメールマガジンに〈映画〉の記事がのっているのか?
 それはメールマガジンの表紙をみるとわかると思います。

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 さてこのメールマガジンの熱心な読者の方からメールが届きました。インターネット上の〈ニコ生放送〉という番組で、映画を年間500本とか800本くらい観ているという映画評論家やコラムニストなどが集まって〈今年の映画ベスト10〉を選出していたのだそうです。そこで選ばれた中には、わたしが今年メルマガでオススメした「この世界の片隅に」「ハドソン川の奇跡」「ちはやふる」などの作品が入っていて嬉しかったという話でした。

 わたしの〈映画の章〉は、今年の公開作品だけでなく過去の名作からもたくさん紹介している上に、恐怖映画や残虐なものなどを載せない様にしていますから、〈ニコ生〉の選者たちと同じフィルターにかけたら、もっと多くの作品が重なったことでしょう。
 考えてみると私も少なく見積もって映画を年間700〜1000本は観ていますから、今度そのニコ生に「教育界代表」として出していただいて討論に加えてもらえないかな。忙しくなるので、それはやめておきましょう。

 今回は、最新号の〈映画の章〉から内容を少し紹介しましょう。貴重なリストになっていると思います。

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 その中から、今年とりあげた映画作品をリストアップしてみましょう。
 第185号2016-01-08から 先週の233号2016-12-16までの49回分です。

===== 今年の「映画はやめられない」を振り返る =====
映画銀の匙 SilverSpoon


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ブリッジ・オブ・スパイ

DVD青天の霹靂

追悼アラン・リュックマン
Seasons/シーズンズ

高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」

リドリー・スコット監督作品「オデッセイ」

「ベイマックス」

思い出のマーニー

新しい靴を買わなくちゃ

X-ミッション

マン・オン・ワイヤー

「天空の蜂」

名作「アダムズ・ファミリー」

ロシア映画「ガガーリン」-世界を変えた108分-

グーグルマップで映画のロケ地めぐり(1)
グーグルマップで映画のロケ地めぐり(2)
グーグルマップで映画のロケ地めぐり(3)

新海誠 秒速3cm

ズートピア

フィフス・エステート

やさしい本泥棒

ルパン3世 カリオストロの城

ブエナ⭐ビスタ⭐ソシアル⭐クラブ

NHKドラマ「ロクヨン」

サマーウォーズ(2回目)

映画ブルックリン

ファインディング・ドリー

親子でおすすめ サウンド・オブ・ミュージック

親子でおすすめ「耳をすませば」

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親子で(も)おすすめ「バクマン」

親子でもおすすめ「パワーズ・オブ・テン」

樹木希林主演「あん」

花とアリス殺人事件

新海誠「彼女と彼女の猫」

新海誠「君の名は。」

狩人と犬最後の旅     The last trapper.the-last-trapper

BFG「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

〈http://v.youku.com/v_show/id_XMjIwMzUyODg=.htmlあの作品の時のあの名女優〉

①チャン・ツィイー&沢尻エリカ

どんでん返しの映画たちから
「イニシエーション・ラブ」

「ちはやふる〈上の句〉」

「ちはやふる〈下の句〉」

サリー ニューヨークの奇跡

エンドレス・サマーⅡ

オールウェイズ

Big Eyes ビッグ・アイズ

「きっと ここが帰る場所」

名作「この世界の片隅に」

もっと「この世界の片隅に」

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 今回は、今年書いた作品の中から「休みに特に〈この四作品〉」という枠で選んでみましょう・・・

ここまで

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映画も人生をたのしくしてくれます
冬の日々もたのしく元気なたのしい教育研究所です
年末年始のお休みにこの中の一本でもみてみませんか。

たのしい昆虫入門 =昆虫の名前を調べてみよう(2)ミツバチとハナバチ

たのしい昆虫入門=昆虫の名前を調べてみよう! 前回の続きです。今回のたのしいテーマは「このキレイなハチの名前は何というのか?」です。

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「沖縄昆虫野外観察図鑑」です。

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 この図鑑のどの巻を探せばよいのか?
 という話からです。

(重要)ここに書いたことを知っていると、少し早く調べることができますが、知らなくても、それぞれの巻を手にしてパラパラめくってみるといいわけですから、1分くらいで第三巻「第3巻:半翅目・双翅目・膜翅目・脈翅目」の中にハチの種類が出てくることがわかります。

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 「昆虫の羽は4枚」です。「足は六本」「体は三つに別れている」というキーと一緒に覚えている人もいるでしょう。

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 ところがハエやアブなどは羽が二枚の種類です。

 二枚の後ろ羽が退化(進化)して、バランスを取るための(へいきんこん)という器官になってしまっているのです。
 下はハエの仲間の写真です。

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 ハチの仲間は前の羽が大きく、後ろの羽は小さくなっているので、二枚だと思っている人もいますが、羽は四枚あります。ですから双翅目には分類していません。

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 「膜翅目(まくし-もく)といって「羽が膜(まく)の様になっている種類」ということで分けられています。ハチの仲間が膜翅目なので「ハチ目」という呼び方もあります。

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 ということで「第3巻:半翅目・双翅目・膜翅目・脈翅目」を手にしましょう。

  そして「膜翅目」のページを見ると・・・

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  見つかりました。
 スカイメタリックの美しいハチです。
「アオスジコシブトハナバチ」と書かれています。
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「腰が太いとか、おおきなお世話だ!」という様なネーミングとも言えるかもしれません。

 さて、名前がわかったところで逆に前回のインターネットでの検索にかけてみました。岐阜大学のサイトです。
「アオスジコシブトハナバチ」という名前では見つかりませんでしたが「アオスジハナバチ」という名前が出て来ました。
 しかしおそらく、わたしの目では、この写真から、研究所で見つかったハチに近いとは思えなかったのではないかという気がしています。色の輝きが沈んでいて、別な鉢にみえたかもしれないからです。

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 このところはインターネットであるが故の欠点ということではありません。今後、洗練された写真の配列の工夫などをすることによって、本を手にしてパラパラめくりながら調べていくことに近づくことでしょう。また、今後検索システムの発達によって、写真をスキャンすることで、似たタイプの生物をリストアップするようなアプリも開発されることでしょう。
 しかし「本」のすばらしさはそういう時でも残されていると思います。そのことはいずれ書かせていただきます。

 さて「アオスジ コシブト ハナバチ」の「ハナバチ」について書いてからこの章を閉じましょう。

 アオスジコシブトハナバチの体の形的なものを見ると〈ミツバチ〉の様にも見えます。

 ところでミツバチはその名の通り「蜜(ミツ)を集めるハチ」です。

 それに対して「ハナバチ」というのは「花粉を集めるハチ」の仲間です。ミツバチとハナバチは集めるものの種類で分けられているのです。

 分類というのは、なかなか腑に落ちる様なものになっていないところもあるとおもいますけど、そのグループ全体はどういう特徴があるのか、という見方をしていると、いろいろなことが見える様にもなってくるとおもいます。

たのしい昆虫入門=名前を調べよう はいかがでしたか?

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 またいつか〈昆虫〉についてのたのしい見方考え方を書かせていただきます。
おたのしみに。

毎日元気なたのしい教育研究所
年末年始も休みなく綴っていきます!

 

ミツバチとハナバチ/たのしい昆虫入門 =昆虫の名前を調べてみよう(1)

 昆虫は〈地球上の生物で最も発達した種類〉だという学者もいて、実際たくさんの種類の昆虫が地球上のいろいろな場所に生存しています。一般に〈虫〉というと嫌う人もいますが、昆虫の中には美しい種類も数々います。たのしい教育研究所の大掃除大会でA先生が見つけた美しいハチについて、少し時間をみつけて調べてみました。
⇨ 2016-12-25たのしい大掃除大会の記事です

 こういうハチです。グリーンメタリックの筋が入っていて輝いて見えます。

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 わたしもキレイなハチを見たことはあっても、名前や生態などについて詳しくは知りません。
 まず、このハチの名前はなんというのでしょう?
 探偵の様で、たのしい時間です。

虫の種類を調べるには

 とかく何かを調べようという時に〈インターネット〉は欠かせないツールです。しかし近くに図鑑(本)があったら、まずそれを開いてみることをおすすめします。インターネットはピンポイントで何かを調べる時には便利ですけど、一連のものの中から何かを調べる、という時には〈そのことについてまとめられた本〉をめくっていったほうがずっとみつかりやすいのです。不思議に思うかもしれませんけど、本当のことです。

 まずインターネットで調べる方法について書いてあと、本で調べる方法を書いてみましょう。

インターネットで調べてみる

 インターネット上には数えられないくらいの「ハチ」についての記事がUPされています。単に「ハチ」と打つと約 14,800,000 件(Google検索2016-12-26現在)、つまり1500万件近くの数がヒットします。
 この大量のデータから調べていくのは大変なことです。
 ですから最低でも二つのキーで検索しましょう。
 インターネットで何かを検索する時には〈2つのキーワード〉が基本です。

 〈何というハチなのか〉を調べるので「ハチ」「種類」という二つのキーワードを打ってみましょう。検索の窓に「ハチ 種類」と二つのキーワードをスペースをはさんで並べるのです。

 すると、だいぶ減って62万件近くのサイトが見つかります。
 その並び方は〈たくさんの人たちが見ているサイト〉から順になっています。

 たのしい教育研究所のパソコンで検索するとこう並びました。

〈危険なハチ〉について調べる人が多いのでしょう。〈危険な蜂〉〈見分け方と危険性を知る〉などが出て来ます。

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 もっと下の方を見ていくと〈岐阜大学の昆虫図鑑〉がありました。ハチの種類も充実しています。

 開いてみると、代表的にハチの写真と一緒にいろいろな種類に分けられています。

ハバチ科(成虫)
ハバチ科(幼虫)
ミフシハバチ科
ヒラタハバチ科
ミツバチ科
ケブカハナバチ科
アナバチ群
・・・

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図鑑(書籍)で調べてみる

 たのしい教育研究所にはおきな訳昆虫野外観察図鑑があります。
 この図鑑で調べてみましょう。

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 図鑑は全七巻です。
 各巻はそれぞれ
第1巻:鱗翅目
第2巻:甲虫目
第3巻:半翅目・双翅目・膜翅目・脈翅目
第4巻:トンボ目・直翅目・その他の昆虫
第5巻:鱗翅目(増補)
第6巻:甲虫目(増補)
第7巻:半翅目・双翅目・膜翅目・トンボ目・直翅目・その他の昆虫(増補)

第一巻の「鱗翅目(りんしもく)」というのは〈蝶や蛾〉の仲間です。
蝶の羽を触ると粉の様なものが手につきますが、それを顕微鏡で見ると「鱗(うろこ)」の様に見えます。そういう鱗の様なものがびっしりおおっているということで「鱗翅目」と名付けられました。どちらも鱗翅目の仲間なので、蝶と蛾は、とても似ていて、なかなかうまく分類できません。

第二巻の「甲虫目」というのは、体全体を硬い甲がおおっている昆虫です。
セミも硬い甲におおわれているのですけど「甲虫目」の仲間には入っていません。
「甲虫目」という場合は「羽なども甲の中におさまっていて、身体全体が兜(かぶと)におおわれている状態の昆虫達です。
カブトムシやクワガタなど、たくさんの昆虫がこの「甲虫」の仲間です。

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 今回探したいのは、あの美しいハチの名前です。

 どの巻を手にすると早く見つかるのかというと・・・

つづく