⭐️New 〈たのしい問題解決ワークショップ:OPTIONS〉募集中⇨https://tanokyo.com/archives/161700
⭐️ 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります(1000円以上)。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、大歓迎:返礼は額に応じた「たのしい教育通信講座:メルマガ」⇨https://tanokyo.com/archives/158358

⭐️ 教育相談・カウンセリング・スーパーバイズ実施中/オンライン可能(経済的な事情のある場合には無料で実施)::https://tanokyo.com/archives/162936 サイドバーもご確認くださいサイドバーをご確認ください
✨論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️たのしい講座・ワークショップ・企業研修・団体研修・校内研修等についても気軽にお問い合わせください

ミツバチとハナバチ/たのしい昆虫入門 =昆虫の名前を調べてみよう(1)

 昆虫は〈地球上の生物で最も発達した種類〉だという学者もいて、実際たくさんの種類の昆虫が地球上のいろいろな場所に生存しています。一般に〈虫〉というと嫌う人もいますが、昆虫の中には美しい種類も数々います。たのしい教育研究所の大掃除大会でA先生が見つけた美しいハチについて、少し時間をみつけて調べてみました。
⇨ 2016-12-25たのしい大掃除大会の記事です

 こういうハチです。グリーンメタリックの筋が入っていて輝いて見えます。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%98%86%e8%99%ab%e5%85%a5%e9%96%80-%e3%83%8f%e3%83%8a%e3%83%8f%e3%82%99%e3%83%81

 わたしもキレイなハチを見たことはあっても、名前や生態などについて詳しくは知りません。
 まず、このハチの名前はなんというのでしょう?
 探偵の様で、たのしい時間です。

虫の種類を調べるには

 とかく何かを調べようという時に〈インターネット〉は欠かせないツールです。しかし近くに図鑑(本)があったら、まずそれを開いてみることをおすすめします。インターネットはピンポイントで何かを調べる時には便利ですけど、一連のものの中から何かを調べる、という時には〈そのことについてまとめられた本〉をめくっていったほうがずっとみつかりやすいのです。不思議に思うかもしれませんけど、本当のことです。

 まずインターネットで調べる方法について書いてあと、本で調べる方法を書いてみましょう。

インターネットで調べてみる

 インターネット上には数えられないくらいの「ハチ」についての記事がUPされています。単に「ハチ」と打つと約 14,800,000 件(Google検索2016-12-26現在)、つまり1500万件近くの数がヒットします。
 この大量のデータから調べていくのは大変なことです。
 ですから最低でも二つのキーで検索しましょう。
 インターネットで何かを検索する時には〈2つのキーワード〉が基本です。

 〈何というハチなのか〉を調べるので「ハチ」「種類」という二つのキーワードを打ってみましょう。検索の窓に「ハチ 種類」と二つのキーワードをスペースをはさんで並べるのです。

 すると、だいぶ減って62万件近くのサイトが見つかります。
 その並び方は〈たくさんの人たちが見ているサイト〉から順になっています。

 たのしい教育研究所のパソコンで検索するとこう並びました。

〈危険なハチ〉について調べる人が多いのでしょう。〈危険な蜂〉〈見分け方と危険性を知る〉などが出て来ます。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%98%86%e8%99%ab-%e6%a4%9c%e7%b4%a2

 もっと下の方を見ていくと〈岐阜大学の昆虫図鑑〉がありました。ハチの種類も充実しています。

 開いてみると、代表的にハチの写真と一緒にいろいろな種類に分けられています。

ハバチ科(成虫)
ハバチ科(幼虫)
ミフシハバチ科
ヒラタハバチ科
ミツバチ科
ケブカハナバチ科
アナバチ群
・・・

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%98%86%e8%99%ab%e5%85%a5%e9%96%80%e8%9c%82 時間をかけて見ていくと冒頭の美しいハチも見つかるかもしれませんが、ざんねんながらわたしが10分くらい探してみたところでは、似ているものにたどり着くことはできませんでした。

 

図鑑(書籍)で調べてみる

 たのしい教育研究所にはおきな訳昆虫野外観察図鑑があります。
 この図鑑で調べてみましょう。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%98%86%e8%99%ab%e3%80%80%e3%83%8f%e3%83%8a%e3%83%8f%e3%82%99%e3%83%813

 図鑑は全七巻です。
 各巻はそれぞれ
第1巻:鱗翅目
第2巻:甲虫目
第3巻:半翅目・双翅目・膜翅目・脈翅目
第4巻:トンボ目・直翅目・その他の昆虫
第5巻:鱗翅目(増補)
第6巻:甲虫目(増補)
第7巻:半翅目・双翅目・膜翅目・トンボ目・直翅目・その他の昆虫(増補)

第一巻の「鱗翅目(りんしもく)」というのは〈蝶や蛾〉の仲間です。
蝶の羽を触ると粉の様なものが手につきますが、それを顕微鏡で見ると「鱗(うろこ)」の様に見えます。そういう鱗の様なものがびっしりおおっているということで「鱗翅目」と名付けられました。どちらも鱗翅目の仲間なので、蝶と蛾は、とても似ていて、なかなかうまく分類できません。

第二巻の「甲虫目」というのは、体全体を硬い甲がおおっている昆虫です。
セミも硬い甲におおわれているのですけど「甲虫目」の仲間には入っていません。
「甲虫目」という場合は「羽なども甲の中におさまっていて、身体全体が兜(かぶと)におおわれている状態の昆虫達です。
カブトムシやクワガタなど、たくさんの昆虫がこの「甲虫」の仲間です。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%98%86%e8%99%ab%e5%85%a5%e9%96%80こういう様に、一つひとつの言葉には重要な分類の意味がありますから、ぜひ自分で調べてみましょう。

こちらの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか
-いいねクリック=人気ブログ!=

 今回探したいのは、あの美しいハチの名前です。

 どの巻を手にすると早く見つかるのかというと・・・

つづく