ブロクランキング快伸中;理科教育も第二位! 生涯学習・教師教育は同じく第一位。

 ブログ人気ランキングの評価はお陰様で快調に伸びています。〈教師教育〉〈生涯学習〉の2つの領域でランキング一位を獲得していましたが、今回あと一つの領域を追加し〈理科教育〉でも現在第2位の位置についています。
 得票が3つに分かれるので一つ一つの領域への「いいね」カウントが減ってしまいますが、いろいろな方達がサイトを見てくれることを期待して、しばらく実験をすすめていきたいと思っています。このサイトを読み「こういう内容はいろいろな人たちに読んでほしい」と感じたみなさんは、ぜひ記事の後ろ側にある「いいねクリック」をお願いいたします。

 楽しい理科の内容もたくさん記事を準備しています。

 まずはこの内容はいかがでしょうか➡︎こちら

たのしい自由研究、たのしい理科のフィールドワーク/
キャベツ畑とモンシロチョウ

 

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〈平和〉と〈たのしさ〉について考える;慰霊の日から一週過ぎた日に

 平和について考えてみたいと思います。沖縄で戦争が終結した日を歴史に繋いでいく日〈慰霊の日〉がありまました。慰霊の日をきっかけに、今回は「たのしさと平和」について考えてみたいと思います。お付き合いください。
 このサイトを見て下さっている皆さんが広めてくれた結果だと思っているのですけど、サイトの閲覧数がどんどん伸びています。そのデータ解析を見ると〈興味ある記事を中心に読む〉という方より〈アップされた記事なら全部読む〉という方たちの方が圧倒的に上回っています。今回のこの記事も「自由研究」について興味を持っている、という方にも十分に伝わる内容だと思います。丁寧に読んでいただけたら幸いです。


 平和な社会は人類が求めて止まない姿です。あまりにも当たり前すぎるので、平和をめぐるいろいろなアンケートには「あなたは平和な社会が良いですか。そうでない社会がよいですか」という様な趣旨の項目は存在しません。「今は平和な世の中だと思いますか?」とか「平和な社会とはどういう社会だと思いますか?」という様な質問から入ることが普通です⇨こちら

 誰だって平和が好きなのです。地球上のほぼ全ての人達が平和を願っているにもかかわらず、テロや戦闘が今も地球のどこかで起こっています。

 なぜでしょう・・・

 一部の過激な人たちがいるからでしょうか。
 武器を売って儲けている人たちがいるからでしょうか。

 わたしはそうは思いません。そのことから始めると、かなり長くなりそうなので、のちのちに譲るとして、〈たのしい教育研究所〉に届いた、ある方からのご意見をきっかけにして、わたしの考えを書いてみたいと思います。

 「教師生活も残すところ数年となりました。たのしい教育研究所の記事を毎日たのしみに読んでいます」とはじまるその方の〈憂い〉は昨今の国際情勢でした。
 結論をまとめると〈平和な社会をつくるには、日本が強くなっていくことが大切ではないか〉ということでした。その方の結論が〈たのしい教育研究所〉の活動と関連するのか疑問ですが、少なくとも〈平和とたのしい教育〉とのつながりなら、十分すぎるほど深く結びついていると思います。

「戦いにならないために強くなる」という重要な方法論が1つあります。現在の地球にある主だった国々がその方向で進んでいるという感じもあります。

 たのしい教育研究所の代表をつとめる私 喜友名は、ニックネームは「いっきゅう先生」ですけど、琉球空手道は段位七段を授かっています。
 空手を学ぶ者として「空手に先手なし」は基本中の基本ですし、空手を学ぶどの道場でも門人たちに〈平和〉の大切さを説いていることだろうと思います。
 そうやって、空手を何十年も真摯に学んで来た一人として
「〈自らが強くなることによって避けられる戦い〉は確かにある」
と感じています。
 強くなればなる程、それが相手にも伝わり、戦いを仕掛けられることはなくなるからです。そしてその意味で、先程書いた「〈戦いにならない為に自分の国の武力を高めていくこと〉は大切なことなのだ」という見方・考え方も確かにあるのだと思います。

 現在、いろいろな国が攻撃や防衛の力を競っている状態は、視点を変えると、武道家たちの求めている平和の状態である、という見方もできるでしょう。

 では、戦いにならないためには、自分の戦う力を高めていく方法しかないのでしょうか? あるいはそれが最も有効な手立てなのでしょうか?



 そうではないと思います。

「相手と仲良くなる」という方法があるのです。
 私たちは一人の人間として〈仲良くなる・仲良く過ごす〉ことの魅力を十分すぎるほど知っているのではないでしょうか。
 そしてそのことこそが、たのしく豊かな暮らしを創っていく方法だと思うのですが、どうでしょうか?

 逆に「〈強くなることよって維持される平和〉は〈仲良くなることによって得られる平和〉より危うい」ということも、私たちは日常の生活で十分体感しているのではないでしょうか。

 周りの家々の人たちと仲良く過ごす;たとえば「野菜ができたからおすそ分けです」という様に交流している暮らしと、ピストルを携えている人たちが家の角かどに立ち警護する中で得られている平和と、いったいどちらの街で暮らしたいか?
 人間のDNAが求めているところに従えば、ほとんどすべての人が前者を選ぶと思うのですが、どうでしょうか。

「理想と現実とは違うんだ」という言葉で論を打ち切る人もいますが、そんなことで思考停止してはいけません。〈理想は何か〉別な言葉で言えば〈目的地がどこにあるのか〉を見定めて航海しなくては危ういのです。

 はじめの部分に戻りますが、わたしたち人類は間違いなく〈平和な社会〉を求めている生き物です。そして人類は一歩一歩〈平和な社会〉を形作りつつある過程にあるといって間違いないでしょう。
 信じられないかもしれませんが、現代社会は、人類が始まって以来、どんどん平和になって来ているのです暴力の人類史 上

 まだまだ悲劇は起こっている中で、平和で住みよい社会、創造性豊かなたのしい社会にしていくために、私たちの深い部分が求めている〈仲良くなる〉というアプローチを見失ってはいけないと思うのですが、どうでしょうか。

 〈仲良くなる〉ことには〈平和的な意義〉と〈快感〉とが両立しています。そして実はそれらの根元は一つなのでしょう。
 〈たのしい教育〉は間違いなく周りの人たちの笑顔を増やしていく教育です。そこには仲良くなるに足る十分なアプローチが内在しています。
 

 平和のために何ができるか?
 一気に物事を解決することはできません。しかし、たのしい教育が普及することは、間違いなく〈平和な社会〉を作っていくことになります。みなさんの力を合わせていただければ幸いです1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします

イギリスの〈coffeeハウス〉が〈たのしい教育Cafe〉のモデル−板倉聖宣の科学史研究の紹介

 たのしい教育に興味関心を持っている方向けの〈たのしい教育Cafe〉という月一回のたのしい勉強会があります。「もっと気軽な対話スペースをつくりたい」という目標に近づく一歩でもありますし、実際にいつか喫茶店をつくりたいと本気で考えていることもそのきっかけの1つです。

 しかしそれだけではなく、かつてイギリスにあった〈coffee-Houce コーヒーハウス〉を作りたいという気持ちも、その大きなきっかけとなった1つです。

 コーヒー・ハウスという名前からいわゆる喫茶店だという印象を受けるかもしれませんが、そのイメージとは違う。科学史研究科の板倉聖宣(仮説実験授業研究会代表)の研究から〈ある目的をもった人たちが集う場所だった〉ということがわかります。

 わたしの愛読書の1つ、板倉聖宣の著書「科学と科学教育の源流(仮説社)」にこういう文章があります。

 日本では明治維新以後になって人力車が走り,日刊新聞がでるようになり,近代的な学校教育制度が発足したのでしたが,英国では,ピューリタン革命と王政復古の時期にどんな社会の変化が見られるようになったでしょうか。

 これもなかなかまとめて書いてある本がないのですが,私なりにまとめると
こういうことになります。
 まず,英国で馬車が走りはじめたのはこのころのことです。
 英国あたりでは中世から馬車が走っていたように思われがちですが,そうではないのです。英国では〈エリザベス女王が1564年にはじめて馬車を手に入れた〉といいますが,そうした特例を除けば1600年代に入って馬車が走るようになったといってい
いのです。

 M.Stratton の『車の上の世界The World on Wheel Is』(1878) によると,1625年にはロンドンの街に20台の辻馬車が走るようになり,1661 年にはその数が400台に増えました。

 ピープスのように財産もなく成り上がった役人は,自家用馬車を買うことができませんでしたが,辻馬車に乗ってロンドン中を走りまわることができるようになったのです。
 また,この時代には「コーヒー・ハウス」 という店が設けられてまたたく聞に普及して,人びとが集まっていろいろな情報を交換するようになりました。

 

 コーヒー・ハウスは「喫茶店」と訳してもいいようにも思えますが,日本の喫茶店は知り合い同士がコーヒーを飲みながら話しあう場にすぎません。しかし,この頃の英国のコーヒー・ハウスはクラブ組織にもなっていて,人びとの情報交換の場ともなっていたのです。

 そこで,そこに行けば,誰か新しい情報をもった人の話が聞けたのです。また,酒場と違って酔っぱらうこともないので,真面目な議論が続けられたようです。

 小林章夫『コーヒー・ハウス』 (援々堂,1984)によると,オックスフォードには1650年,ロンドンには1652年に初めてコーヒー・ハウスが設けられたといいます。

 たのしい教育研究所が月に一回開催している〈たのしい教育Cafe〉は、かつてイギリスにあった〈コーヒー・ハウス〉の様に〈新しい情報をもった人の話〉を気軽に、しかもどっしりと聞くことができる場です。
 そして、その人が伝えてくれたことを、自分自身が周りの人達に伝えることができる様、体系化したものを提供しています。
 そういう意味では、イギリスのコーヒー・ハウスよりも、もっとすすんだ場になっていると思っています。
 興味のある皆さんは一度ぜひご参加ください。

 場所の関係で、必ず予約申し込みが必要です。※7月は2日(日)に自然を親しむcafeになっています。たのしいネイチャーゲームを中心に、子どもも大人もたのしめる内容になっています。のこり2席です。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします

 

〈おしりカード〉の問合せが続いています/〈もの工房〉が 送料込み 1枚300円・2枚500円で発送してくれることになりました(数量限定)

今週紹介した「おしりカード」が欲しいという皆さんから便りが届いています。

 このカードには、もう一つの工夫があります。
 上の写真の左側に丸い穴が空いていることがわかりますか。

 その丸い穴は、夜、電灯やロウソクなどをのぞくと〈ハート型〉が表れるメガネ、別称〈ラブラブめがね〉になっています。
 昼間でも強めのライトなどを灯すとハートを見ることができます。
 ライトの周りにハートがこういうカンジで現れます。
 欲しいという方が何人もいますので、研究所のきょうだい組織〈もの工房〉が世話をしてくれることになりました。
 送料込み1枚300円、2枚セット500円でお届けするということです。
 数量限定ですのでご了承ください。

 欲しい方はメールに住所・氏名・枚数、を明記してお申込みください。〈たのしい教育Cafe〉や講座など、たのしい教育研究所の企画するものに参加して下さっている方は受け取り後1週間以内に〈ゆうちょの指定口座〉に振込ください。※いつ、どういう講座に参加したか、新しいものをお書きください。スタッフが申し込み名簿等で確認できます
 はじめての方は、メール後、入金し、その旨を連絡ください。確認後24時間以内に発送致します。

 送金して下さった費用は、たのしい教育研究所の応援金として、いろいろな子ども達、教育関係者へ還元することになっていますので、たのしい教育を応援する活動にもなります。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします