花は咲く(岩井俊二作詞)

 花は 花は 咲く 私は何を残しただろう🎶  という優しい歌をたくさんの人たちが耳にしていると思います。

 私が好きな映画『ラブレター』の監督 岩井俊二 さんが詞をつづりました、東北大地震のあとにつくられた歌です。

 岩井さんは東北出身です。

 

 私は東北のボランティアに二度三度と出向く中、いろいろなところで流れているその曲を耳にしながら活動していました。

 みなさんはどの歌詞に惹かれるでしょうか、一番好きなのは最後のフレーズです。

 この歌を聴きながら、歌いながら、岩井さんは、どういう花をイメージしながらつくっただろうか、と考えることがあります。

 少なくとも歌っている人たちが手にしているのは、鮮やかな花たちです。

 これは私が写した〈千萱:チガヤ〉の花です。

これはソテツの花です。

 モクマオウ(トキワギョリュウ)の花は小豆より小さくてほとんどの人の目にふれることがありません。

「花は花は 花は咲く」
そうです、いろいろな植物に花が咲きます。

 目立つ花だけではありません。
「え、これが花なの?」というような花もあります。

 その花の中でも、大きな花、小さな花、早く咲く花、ゆっくり咲く花、いろいろでしょう。

 それぞれが、それぞれにとって誇るべき花です。

 花は花は花は咲く いつか生まれるキミに🎵

 花は花は花は咲く いつか恋するキミのために🎶

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「メルマガで元気になりました」というお便り@たのしい教育の方法論

 たのしい教育の最先端の内容を満載している情報ソースが『たのしい教育メールマガジン/週刊』です。12年目に入り、ますます充実した内容になってきたことを、はじめの時から購読してくださっている方たちからのたよりで実感しています。           

 このメルマガは、自分の子どもと、自分のクラスの子どもたちとたのしめるプログラムもあって、教育に興味のあるみなさんから厚い信頼を寄せてもらっています。実はそれだけではありません。

 何かにつまづいたり、心がくじけてつらい日を過ごしている時、「このメルマガで元気になりました」という方たちもいます。先月は県外の読者の方から「メルマガに救われました」という熱いたよりをいただきました。メンタルにも効く、といっても間違いないでしょう。

 メルマガの今週号を例に紹介しましょう。

 たいていのんびりした話からはじまりまるのですけど、今週は、日本の気象庁の「台風が沖縄を直撃する」という進路予測(下図)と、〈たの研〉がイベントの時の天気予測に利用しているヨーロッパのWindyの「沖縄の上をかすめと通り、強風にさらされる時間は少ない」という予測のどちらが当たるかという予想実験の話からはじまりました。

 テレビのニュースでは「台風はこのあと、きょう夜遅くに沖縄本島地方にかなり近づく見込みで、1時間に40ミリの激しい雨が予想されることから、土砂災害などに十分な注意が必要です」と出ていました。https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1433221?display=1

 これはwindyの予測図です。少しの時間北部で風が強くなるのですけど、しばらくするとおだやかな風になるという予測(下図)です。赤が強風域で、クリックすると風速を数字で表してくれます。しかも動画で時間ごとの変化もみせてくれます。

 結果についてはここでは、詳しく書かないことにします。

 windy は無料で利用できます、いくつか前の記事に載せてありますから、興味のある方はたどってみてください。

 今回の授業プログラムは「ヤッフォー/矢四」です。
 

〈たの研〉に来てくれた方たちに実施したところ100%の満足度でした。楽しみ方と作り方を解説しています。
 画像をたくさん使って説明したので長くなりますから、一枚だけにしておきましょう。

 これは発想法の章です。

 今週は「自分に都合の悪いデータを集める」という話でした。こうはじまります。

はじめに(いっきゅう)
人間は何かを主張するとき、自分に都合の良いことを並べるのが普通です。
(親)「そんなにゲームばっかりやっていると、行きたい高校入れないよ」
(教師)「いろいろな教科をバランスよく勉強しておかないと、進学で苦労するよ」
それは本当でしょうか?
 本当のことなのかどうか、どれだけのデータを手に語っているのでしょう。もしかするとゲーム中心の生活をして行きたい高校に入ることができるかもしれません。二、三教科に力を入れていたおかげで、入りたい大学に行けるようになるかもしれません。
 登校拒否が問題になってきた頃、教師や文科省の多数派は、自分たち(学校生活・学校教育・学校システム)のせいで学校にこれないという可能性を考えず、それを「学校恐怖症」と呼び、病院での治療をすすめていました。
 学校教育やシステムに対する都合のわるい情報は入っていたはずです、でもそれを見ないふりしてしまった人たちが多数派だった。
 その都合の悪い情報を正面からとらえて、「それにも一理ある」と取り組んだ先生たちの場合には功を奏して学校で学ぶようになった子もいたはずです。
 親として一人の大人として、教師として自分の見方・考え方に都合のわるい情報が目の前に現れたとき、それも一つの選択肢として正面から向き合う、「もしかするとそれも一理あるのではないか」「いや、それはやはり考えられないな」というように考えをすすめることができるかが大切です。
 そういうことも考えながら、今回の板倉先生の話を読んでみませんか。

 他にも、野山さんぽの話あり、

 

 寺田寅彦の「珈琲哲学序説」をGoogleマップ&ストリートビューで深くたのしむ話あり、

 アイディアセッションの話あり…

 およそ10000文字程度、文庫本で20ページいかない程度のボリュームでお届けしています。

 疲れた先生たち、大人も元気になり、それだけでなく子どもたちの笑顔も増えてくる、そういうメルマガです。

 まず一年購読してみませんか。月額1000円、年まとめ12000円でお受けしています。こちらのサイトで下のアイコンを選んでお申し込みください⇨https://ikkyuu21.stores.jp/

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名作『ちはやふる』三部作の津嘉山正種/とってもおすすめ

 シネフィル(映画をこよなく愛する者)の私は、気に入った作品を毎週一本メルマガで紹介していて、そこで取り上げたものだけですでに600本以上になりました。たいてい、仕事中はBGMのように映画作品を流しています。真剣に向き合って観る映画を平均すると、ここ十数年は1日最低一本以上ですから、それだけで4000本以上です。1日一本以上、というほどでなくても学生の頃からかなり観てきましたから、これまで観た作品は少なく見積もっても万の単位を超えるのは間違いありません。

 そういう暮らしの中で、映画をきっかけに好きになったことは数え切れません。空手にのめり込んだのも、子どもの頃観たブルース・リーの映画なので、人生を変えるほどの影響を受けたものはいくつもあげられるでしょう。

 もともと祖父母の語らいで島言葉は身体に馴染んでいるのですけど、映画『ちはやふる』で好きになった別地方の方言があります、福井弁です。この動画の1minのところに出てきます。

『ちはやふる』三部作はとにかくおすすめです、過去にこのサイトでとりあげたこともあります。未見の方はぜひどうぞ。国語の時間などに学校で子どもたちと観るのもよいと思います。

 福井弁が好きになったのは、動画にある綿谷新のセリフを聞いたからではありません、津嘉山正種(つかやま まさたね)演じる永世名人の綿谷始(わたや はじめ)が孫の新に語りかける場面を観てからです。ちなみに津嘉山正種は我が琉球・沖縄の誇る最高の俳優・アクターで、役所広司に並ぶくらいの名優だと私は思っています。

 

新(孫):じいちゃんは 何であんな強いんや?

     のうのう、何でや?

始(永世名人): …「ひとは いさ」や…

新:「ひとはいさ  心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香(か)に にほひける」

始:気持ちがどんなに移り変わってもぉ  ふるさとの花は いつでも自分を待っていてくれる…ってぇ歌や

 じいちゃんにはぁ 困った時にぃ いつでも帰れる心のふるさとがあるんや。新、カルタに行き詰まった時はぁ、イメージや。

新:イメージ?

始:カルタが一番たのしかったのはぁ、いつやった?

  ちはやふる 下の句  31分50秒あたりから

 とても感動し、何度観たかわからないくらい繰り返したシーンです。
 どれだけたくさんの人たちに紹介したかわかりません、周りの多くの人たちが観てくれました。学校の先生たちに広く紹介してくれた先生たちもいます。

 映画を何度も観てきたので、クイーンの若宮詩暢(松岡茉優)が子どもの頃から好きだったジュースが何か、答えることもできます。
 「ばんしるー(島言葉)ジュース」です。

 映画は、人の心を開いてくれます。
 人それぞれ、いろいろなところに感動し、人生の糧になるでしょう。
 私のようにたのしさのたくさんの扉を開いてもらった人もいるでしょう。

 最近、あまり映画を観ていないという方は、DVDレンタルで借りてみてはどうでしょう。責任をもっておすすめします。

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地球という星の歌、星唄/ほしうた として 
松本隆作詞、平井夏美作曲『瑠璃色の地球』
に一票を投じます ※ただし単語を一つ変えて

 たの研恒例〈季節の変わり目に気づいた時の唄祭り〉で仲間たちとマイクを握っていた時、常々考えていたアイディアを披露して全員が賛同してくれたのが、タイトルの「地球という星の歌(星唄/せいか・ほしうた)として 松本隆作詞、平井夏美作曲『瑠璃色の地球』に一票を投じます、ただし《単語を1箇所変えて》」です。
 悲しいことに今この世界では「どこどこにミサイルが落とされて◯◯人の命が失われた」というような悲惨なニュースが飛び交っています。そういう時でも、いつか必ず来る〈この星全体が平和になる日〉を夢見て一歩ずつたのしい教育を拡めていく、それが〈たのしい教育研究所〉の活動です。子どもたちと私たち大人が少しずつ智慧と可能性、そして周りの人たちのを笑顔とたのしさを広げていくことで、100年後、400年後、いつかわからないのですけど、必ずその日が来るでしょう。必ずその日が来るでしょう。

 そうやって、すべての国々が一つの星として統合することができる頃、「この星を統合する象徴としての歌をどうしよう」という議論も必要になるでしょう。

 強い国家の歌が星歌になるというのは困ります。以前「いろいろな国の国歌を学ぼう」というプログラムを作ろうと調べていたとき、国歌には「戦うぞ」とか「国を守るんだ」というような戦いの文言や、特定の宗教を強く主張しているものが多くて驚きました、星歌には適しません。

 その時に政治的リーダーに議論してもらうより、今ここで出しておこう、というのが、私の提案、そしてたのしい教育研究所の提案です。まずこの地球上で一番先に〈星唄〉を提案したということで、たのしい教育研究所のアイディアをここに記します。
 このアイディアがいつか玉手箱のように、できるだけ早い未来に誰かの手で開かれますように…


 世界中の人たちが賛成してくれると嬉しいのですけど、もちろん、この提案をきっかけに、いろいろなアイディアが生まれてくることも期待しています。
  気に入ってくれた方は、子どもたちに「ねぇねぇ、この地球を象徴する歌を一つ決めるとしたら、みんなは何を選ぶ?」というように、学級で「星歌 総選挙」をたのしんでみてはどうでしょう。その時にはぜひ〈たのしい教育研究所〉の一票も紹介してくださいね。

 国際的に利用するには日本語は難しいので、国際語としての英語に訳してみました。メロディーにうまく乗せるためにさらに少し時間をかけて練っていきたいと思うのですけど、まず記念の一歩として併記します。

(提案)星歌:瑠璃色の地球 
    地球という星の歌として最小限改変

          源作詞 松本隆 英訳 いっきゅう
   

There’s no night that won’t turn into dawn,You say softly.

夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う

Standing on the cape where the lighthouse stands,
We watched the dark sea.

燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた

There were days of worry, times when sadness almost broke me.

悩んだ日もある哀しみに くじけそうな時も

But because you were there, I made it through.

あなたがそこにいたから 生きて来られた

As the morning sun shoots rays of light from the horizon,

朝陽が水平線から 光の矢を放ち

It wraps everyone in its glow,  On this Lapis lazuli blue Earth.

みんなを包んでゆくの 瑠璃色の地球

Tears, at the moment they turn into smiles,

泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を

I want to quietly share them with people all over the world.

世界中の人たちに そっとわけてあげたい

People fight and hurt each other, we can be weak,

争って傷つけあったり 人は弱いものね

But we also surely have the power to love.

だけど愛する力も きっとあるはず

Beyond the glass-like sea lies the vast galaxy,

ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河

And everyone on this ship called Earth is a traveler.

地球という名の船の 誰もが旅人

I want to protect this one and only planet of ours.

ひとつしかない 私たちの星を守りたい

As the morning sun shoots rays of light from the horizon,

朝陽が水平線から 光の矢を放ち

It wraps everyone in its glow,  On this Lapis lazuli blue Earth. On this Lapis lazuli blue Earth.

みんなを包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球

 

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