楽しい福祉&教育=職員のハラスメントを特定したいという相談

〈たの研〉には全国からいろいろな相談が届きます。今回はその一つを紹介させていただきます。

〈こどもの居場所〉の職員が子どもにハラスメントをしているのではないか、と気にしている所長さんが、それを特定するにはどうしたらよいだろうか、という内容でした。
 保護者からの投書があったそうです。

 本人に聞いても否定するし、外側にある防犯カメラを室内に増やそうか、何かいい手はないかという話でした。

「あまり難しくないですよ」とアドバイスしたのが「子どもたち全員に聞く」という方法です。

 その職員のクラスだけでなく、別なクラスもみんな一緒にアンケートをとる。

 文面が大切で、これこれこういう感じでどうでしょう。

 というようにアドバイスさせていただきました。

 ある学校に勤めていたとき、子どもから「担任の先生がキモイ」という声があがって、それを主任の先生が「キモイという言い方は何事だ」と強く叱ったことがありました。
 結果的に女の子数名が、その先生の授業をボイコットして、保護者を巻き込んだ大きな問題になりました。
 私はその時から関わったので、初期的な状況で動くことはできなかったのですけど、その時も主任の先生主導で全クラスにアンケートをとることで、大騒ぎになるまえにしっかり手をうてたはずでした。

 子どもたちは正直です。

 丁寧な聞き方を工夫すると、明確な答えを返してくれます。

 セクハラやパワハラを防ぐためにも、子どもたちの声を定期的に聞くシステムを構築した方がよいと思います。

 評価のとり方、アンケートの文言などは、いろいろな状況によって異なるのでスーパーバイズをお申し込みください。

  ちなみに〈たの研〉では、定期的にではなく、子どもたちとの授業やワークショップがあったら、必ずその時に全員で評価アンケート&感想を書いてもらってスタッフ全員で確認するシステムになっています。

 満足度評価が高いだけでなく、クレーム0、事故トラブルなども0なのは、明らかにその評価システムの蓄積のおかげだと思います。

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楽しい福祉@悩みの数々

 人間の感覚というのは科学的な測定器具よりずっと素晴らしいセンサーです。熱い・冷たい、痛い・痒い、苦い・辛い、動きたい・眠いetc. いろいろな感覚の中で「悩む」というのも大切な感覚です。

 どうして進化の過程で〈悩む〉という感覚を大切に残してきたのか?

 それは「よりよい状況に進みたい」という重要な感覚だからです。

 福祉関係の方たちからいろいろな悩みが届きます。

 みなさんは、福祉関係の方たちの悩みで多いものはなんだと思いますか?

 厚労省などがまとめたものがあるか調べてみると、介護従事者に限定したり、転職した人たちにターゲットをしぼったりするものはあるのですけど、広く「福祉」ということでまとまったものをたどることはできませんでした。

 私がうけてきた相談事例をもとに書いてみます。

 私に「賃金をあげてほしい」と相談する人はいないわけですから、福祉に携わる方たちが経済的な悩みはあまりない、ということはいえません。私がたくさんの子供たち保護者の方たち、ハンディのある方たちへ教育・福祉実践をしてきたこと、行政の方たちと仕事をしてきたこと、カウンセラーとして、NPO主宰として相談を寄せるわけですから、当然そこに大きな流れができていることを前提としてください。

〈たの研〉に寄せられる悩みの中で目立つものがいくつかあって、その中で三つあげると
〈自分の力量的なもの、方法的なもの〉
〈福祉の対象者との対人関係〉
〈福祉の組織の中での人間関係〉
です。

 よくみると、これらは福祉特有の悩みだというわけではありません。

 その人の目的は何か?

 PEALカウンセリングで解決への道筋を一緒に描いていくことができます。

 興味のある方は、このサイト内検索に「PEAL」と打って、調べてみてください。

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〈たの研〉で育った先生たちと語る たのしくやっているだろうか/たのしい福祉活動が大切

 夏休みに入り、〈たの研〉で学んだ先生たちがおしゃべりしに来てくれました。

 学校のこと、日々のことetc.
 たくさんん語ってくれて、たのしい時間になりました。
 

 そもそも、教師になる頃のほぼ全員が、たのしい教師生活を目指していたはずです。それが、日々の忙しさ、学校の「ねばならない型の風土」に、ごく普通のというか、ため息の多い日々をおくる教師はたくさんいるとおもいます。

 子ども心を失わない、チャレンジ精神を失わない、それが大切です。
 自分で突破できない時には、たのしい発想の先生から学んでいく、そういうことで、たのしくすすめていけるでしょう。
 〈たの研〉はそういう先生たちを全力でバックアップしたいと考えています。

 福祉の場面で「たのしさ」の発想を持つ人はかなり少ないのが現状です、ハードな事例がたくさんあるからでしょう。
 でも困難を抱えた人たちが、少しずつ明るい未来にすすんでいく、それをサポートするのはたのしいことに違いありません。
 〈たの研〉は福祉の場でがんばっている方たちも全力で応援しています。

 いよいよ、福祉活動の一環としての「自由研究まつり」も近づいてきました、〈たの研〉のスタッフ一同全力でブラッシュアップにとり組んでいます。

 福祉の場面でも、教育の場面でも、たのしいプログラムが欲しい、困った時の突破の仕方をコーチして欲しい、そういう方はどんどんご相談ください。

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楽しい福祉活動のすすめ@相談にのる時にはPEALカウンセリングがおすすめです

「どの子の可能性も笑顔で伸ばしていく」というのは教育本来の姿です、それは『福祉』の場面でも同じです。福祉の場面で〈緊急対応〉の割合が多くなる可能性があるとはいえ、教育の場面でも重要です。ただし〈福祉〉の場面では個別の状況を丁寧に確認しながらすすめる必要も多いので、カウンセリング・相談場面が増えていきます。

〈たの研〉では教育相談を受けていて、ひとり親世帯など経済的な事情がある場合には「無料」になります、ご利用ください。
 

 来談する方たちは「実は、どこどこで相談をしてきたが、なかなか打開しないので」という前置きから相談に入ることも少なくありません。「それはどういうお話でしたか」と尋ねてみると、カウンセリングとは別なもののように感じることもあります。

 初めて聞く方たちは驚くかもしれません、わずかな通信教育の内容で資格をとり、カウンセラーと名乗っている人たちも少なくありません。私は武道の指導者資格も持っているのですけど、カウンセリングも相手の呼吸、体の動きをみながらすすめていくことも多く、武道と似ています。
 もしも通信指導で空手初段とかの認定を受けただけで、相手との試合を数々こなしてきたことのない人が「これが空手では」と言ったとして、それは空手といえるでしょうか? ケガをしたりケガをさせたりしてしまわないでしょうか。

 カウンセリングも似ています。相手のために熱心に相談に乗る、という行為が、実はうまくすすまないどころかマイナスの作用を示すこともあります。

 以前も書いて、多数の問い合わせがあったのですけど、子ども支援の現場ではパワハラ・セクハラ系の相談が明らかに増えてきています。最近も、そういう相談がありました。
 学校の教師であっても逮捕、懲戒処分される人たちがあとをたちません。「急募」という張り紙の多い子どもの居場所等では、そういうことが起こっていないとは考えづいでしょう。このまま抜本的な手をうたないと、かなり心配な状況になっていくと思います。

 ハードな事例ではカウンセラー育成をしている喜友名が相談に入りますし、必要に応じて社会福祉士の方や、校長経験者なども入りますから、かなり充実した相談の場です。

 教師だけでなく児童支援関係の方たちがカウンセリングや教育相談の方法を学びたいという時のワークショップも開催可能です。PEALカウンセリングは何十時間の理論・実習を経てあと、試験を受けてカウンセラー資格を取得します。そこまでの時間をかけず、短時間のショートプログラムも準備しています。
 子どもたちの可能性を笑顔で伸ばす、広げる、それはとてもたのしい福祉活動です。力を注いでいる方たちの、その力が花開く、そういう活動が増えていって欲しいものです。必要を感じている方たちは気軽にご相談ください。

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