楽しい福祉&教育「つい子どもを叱ってしまう」という相談

 久しぶりにPEALカウンセリングについて書きましょう。
 放課後学童クラブの職員の方から「子どもを注意したり叱ったりすることが多く、嫌われている感じがします。何かよい方法はないでしょうか」という相談がありました。
 もちろんPEALカウンセリングは、いろいろな提案が可能です。

 PEALカウンセリングは、まずカウンセラー(ここでは私)が感覚的に「叱る時、叱りたくなる時」の状況をつかむところからはじまります。

 いったいどういう願い・目標があるのでしょう?

 それを対話の中で明らかにしていく中で、こちらからいくつか提案をしていくことになります。

 この相談の中では、それらの提案から「まずこれを試してみます」というものがすぐに見つかり、1回目が終了しました。

 叱る状況が生まれるパターンを確認し、その状況に至る過程の元のところで、たのしい教育の方法を取り入れていく流れです。

 相談者の方は〈たのしい教育メールマガジン〉を購読し、子どもたちの笑顔と可能性が広がる方法を学んでもらうことになりました。

 カウンセリングは、問題・課題が深刻になればなるほど長くかかります。

 大したことはない、という状況でも、これまで何度か同じ状況が生まれていて、それが気になるという方は将来的に自分で解決していく力をつけるためにも、早めに相談することをおすすめします。

 ちなみにPEALカウンセリングは来談者の話を聞いていく、傾聴する、非支持的なカウンセリングとかなり違った実践的・具体的なカウンセリングです。

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「(  )では認知症が減ってきた!」さて(  )に入る言葉は?/たのしい福祉&教育

 認知症の人口が増えてきている話はいろいろなところで耳にすると思います、特に福祉関係で飛び回っていると、いろいろなところでテーマにあがります。

 ところで「(  )では認知症が減ってきた」ということです、(  )の中にどういう単語が入るか予想してみてください。

欧米で下がり始めた認知症の発生率

 米欧における発症率低下の主な原因の一つは主に血圧やコレステロールといった心血管の危険因子の制御が改善されたことがあげれらます。

 認知症患者のほぼ全員が高血圧の結果と見られる血管損傷などの脳の異常も抱えており、ホフマン氏はさらに高血圧は中年期に最もダメージを招きやすく、若年期に血圧が低く、その後に血圧が高くなった人は認知症を発症する可能性が低くなるという見解を示しています。

 個人的には、もしも脳の機能が落ちてきたらトライしようと考えていることがあります。
 例えば学校でやってきた〈漢字の書き取り〉であったり〈英単語ドリル〉であったり、いろいろあると思います。

 筋力が衰えたら近人に負荷を与えて鍛える、脳の神経機能なら、英検に挑戦するとか漢検に挑戦する、いろいろたのしい鍛え方はあるものです。

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無料教育相談・無料カウンセリング@楽しい福祉&教育

〈たの研〉の活動に興味を持ってくださる方は全国に広がり、いろいろな方たちから質問が届きます。最近も県内から一件、東北の方から一件、質問が届きました。

 どちらも似ていて、大きくまとめると「自分はカウンセラーの資格を持っていないのだけどカウンセリングを行なってよいのか?」という質問です。

〈たの研〉には私を含めてカウンセラー資格を持った人間が四人います。ちなみに私は2つの流派の資格を得て、福祉・教育と親和性の高いPEALカウンセリングを創出しました。興味のある方は学びに来てください。

 さて、カウンセリングという名称を使ってよいのかという質問について・・・

 日本の心理職で唯一の国家資格が『認定心理士』です。
 なのでその資格を有していない者が、それを名乗ったら違法です。

 カウンセラーという名称はどうか? それは何かで制限されているものではなく、制度的に「この資格がなくてはいけない」というようなものでもないのです。

 とはいえ、一般の人たちが「カウンセリングという言葉から抱くイメージ」は資格をもったカウンセラーが実施しているというものでしょう。

 そういうところで一般の感覚とズレている行為を行うのは信頼を損ねます。
 しかも、相手の悩みや苦しみを扱うわけですから、専門的なトレーニングなく実施するのは怖いことだと思います。
 残念ながら「資格を持ったカウンセラーに相談してきたが・・・」という相談も私の元に届きますから、資格を持っていれば、しっかりしたカウンセリングができるというものでもありません、困ったことです。

 話を戻して、こういう場合は「教育相談」とか「お悩み相談室」くらいにしておくとよいでしょう。

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楽しい福祉&教育=職員のハラスメントを特定したいという相談

〈たの研〉には全国からいろいろな相談が届きます。今回はその一つを紹介させていただきます。

〈こどもの居場所〉の職員が子どもにハラスメントをしているのではないか、と気にしている所長さんが、それを特定するにはどうしたらよいだろうか、という内容でした。
 保護者からの投書があったそうです。

 本人に聞いても否定するし、外側にある防犯カメラを室内に増やそうか、何かいい手はないかという話でした。

「あまり難しくないですよ」とアドバイスしたのが「子どもたち全員に聞く」という方法です。

 その職員のクラスだけでなく、別なクラスもみんな一緒にアンケートをとる。

 文面が大切で、これこれこういう感じでどうでしょう。

 というようにアドバイスさせていただきました。

 ある学校に勤めていたとき、子どもから「担任の先生がキモイ」という声があがって、それを主任の先生が「キモイという言い方は何事だ」と強く叱ったことがありました。
 結果的に女の子数名が、その先生の授業をボイコットして、保護者を巻き込んだ大きな問題になりました。
 私はその時から関わったので、初期的な状況で動くことはできなかったのですけど、その時も主任の先生主導で全クラスにアンケートをとることで、大騒ぎになるまえにしっかり手をうてたはずでした。

 子どもたちは正直です。

 丁寧な聞き方を工夫すると、明確な答えを返してくれます。

 セクハラやパワハラを防ぐためにも、子どもたちの声を定期的に聞くシステムを構築した方がよいと思います。

 評価のとり方、アンケートの文言などは、いろいろな状況によって異なるのでスーパーバイズをお申し込みください。

  ちなみに〈たの研〉では、定期的にではなく、子どもたちとの授業やワークショップがあったら、必ずその時に全員で評価アンケート&感想を書いてもらってスタッフ全員で確認するシステムになっています。

 満足度評価が高いだけでなく、クレーム0、事故トラブルなども0なのは、明らかにその評価システムの蓄積のおかげだと思います。

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