強大な力でも『経済の法則』には太刀打ちできない@板倉発想法入門@たのしい教育の見方・考え方/応援の気持ちの形の一つが〈たのしい教育メールマガジン〉

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 さて今週のメルマガへの反響もいろいろ届いています、もっとも熱い言葉が届いたのは「発想法の章」に書いた『経済には独自の法則があって、大きな力でも太刀打ちできない』という話です。

 板倉聖宣(科学よみもの作家/たのしい教育研究所 初期から支援者/仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学史学会会長)先生の『おかねと社会/仮説社』という本のあとがきをテーマに書いた話です。

 仮説社では在庫切れのようで、アマゾンで古本が入手できます。送料込みで400円代ですから、買って置いて損はないと思います⇨ https://amzn.to/4scjamW 

 常々、板倉聖宣のものの見方・考え方でもっと注目してほしいと考えているのが「簡単ではないが、歴史の中にはいろいろな取組みの実験結果が見つかる」という歴史論です。

 社会の科学の授業書『おかねと社会/仮説社』のあとがきを紹介させていただきます。

板倉

 日本のおかねの歴史には、多くの人々の興味の対象となりうるような話題がまだいくつも残っています。
 たとえば「古代の天皇政府が新銭の価値を旧銭の10倍ときめた」というのは、じつは天皇政府の独創ではなくて、中国(唐)の政府をまねたものにすぎません。
 唐の政府は「開元通宝」を作ってから45年後の666年に「乾封泉宝」という文字の入ったコインを作りましたが、そのとき「新銭を旧銭の10枚分として流通させる」と命令して失敗し、1年のうちに新銭を廃止しているのです。
また758~9年になって「乾元重宝」という二種類の大型コインを作って、それを「旧銭の10倍、および50倍に流通させる」と宣言しているのです。
 日本の政府が「和同開珎」以外最初の新銭を作って、それを「旧銭の10枚分のものとして流通させる」と宣告したのは760年のことです。つまり、中国で「当十」「当五十」(ふつうのコインの10または50枚分に当てる)の大銭が発行されてから1~2年しかたっていないのです。これをみると、当時の日本の政府はじつによく中国の政府のやり方を見習っていたことがわかります。

 しかし日本の天皇政府の方が、唐の政府よりもずっと欲張りで無茶でした。唐では666年「乾封泉宝当十銭」を発行したとき、その新銭は旧銭と同じくらいの大きさしかなかったのが失敗したと考えたのでしょう。今度は「開元通宝」よりかなり大きいコインを作ってそれを当十銭としたのです。
 それに当時の唐の国では「安禄山の反乱」という大事件(755~76年)がおきていて国家財政が火の車でした。そこでやむなくコイン改鋳をしたのです。
 唐の国では、このとき物価が一挙にあがって「餓死するものが道に相枕す」という状態になった(『旧唐書(食貨志)』)といいます。
それでコインの偽造がはやり、経済が大混乱して結局2~3年後には新銭も旧銭と同じ一文として流通させることになるのです。
 これに懲りてか、唐の国ではその後二度とそういうことをすることがありませんでした。
ところが日本の古代の天皇政府は、とくべつな非常時でもないのに、はじめは新銭の大きさを旧銭よりもほんの少し大きめにして(のちにはむしろ悪くして)「新銭はこれまでのおかねの10枚分として流通させる」というおふれを何回も度重ねているのです。
 これでは政府がいくらコインを発行しても、人々がそれを使いたがらないのはあたりまえです。中央の政府自身が経済の法則をぶちこわしているのです。
ところが歴史の教科書などには「古代の政府は、708年以来何度も貨幣を発行したが、そのころの日本の社会はまだ貨幣を使いこなすほどに経済活動がすすんでいなかったので、貨幣がひろく流通するに至らなかった」などと書いてあります。
 しかしこれは「当時もそれなりに経済活動が活発だったかも知れないのに、政府が自分の利益ばかり考えたズルイ貨幣政策を実行したので、人々はそれに抵抗したから貨幣経済が発達しなかった」とも考えられるのです。
だからこそ天皇政府の力がよわくなると共に、日本でも貨幣経済が普及するようになったのです。

〈たのしい教育ラボ/たの研〉を強く応援してくださる企業は、力でどうにかしようということでなく、経済の独自の法則をしっかりつかんで伸びてきたに違いありません。

 それはいろいろな人たちの笑顔を伸ばしていく法則なのだとおもいます。

 

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 昨日の記事の反響もよく、喜んでいます。今回は最新のメールマガジンの内容を紹介させていただきます。

 

はじめの章から少し抜粋

⭐️PEALカウンセリング講座 内容充実
 PEALカウンセリングは基本原理と4つの流れがハッキリ示されているので、他の流派のように「この語り合いをどこにどのようにすすめていけばよいのだろう?」「相手のいうことに共感して相手の言葉を繰り返しているけれど、この対話はどこに向かっていくのだろう?」と悩むことはありません。
と書くと不思議に感じる方もいるでしょう。
「初めはこうで、次にこういう流れで、その中でこういう確認をしつつ一緒にこうして、ラストはこうです」
というように具体的に示してあげられるのはアドラー心理学を含めて伝統的なカウンセリングには見つからないのです。※アドラーさんは心理療法の開祖といわれるフロイトさんと一緒にカウンセリング研究をすすめていた人物です
 伝統的なカウンセリングでも「こんな流れです」という形は示されていても《抽象的》です。
 PEALカウンセリング研修に参加できなかった方たちから質問がいくつか届いているので、今回の〈発想法の章〉では久しぶりにカウンセリングの見方・考え方を取り上げたいと思います。
さてPEALカウンセリング研修ではどんどん実技をとりいれています。
 少人数なので一人ひとりにしっかり声かけしてあげることができます。その言葉を受けて力が着実に高くなってきました、次回もとてもたのしみです。

 

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『豆乳ヨーグルトのことをもっと書いてください』という便り②/新プログラム『見えない生き物たちの世界」/楽しい食育/楽しい福祉&教育

 豆乳ヨーグルトに関心の高い方たちから届いた質問、前回の記事の続きです。楽しい食育,たのしい食育としてもお読みください。プログラムそのものが欲しいというお便りも届いています。すでに次の菌の実験に入っているので、それが終わってから本原稿の作成に進みます、お待ちください。

 では残り二つの質問に入りましょう。

🟢3.牛乳ヨーグルトと豆乳ヨーグルトの味の違いはありますか?

はい、明らかに違います。牛乳は動物性のミルクです、豆乳の原料はダイズ(大豆)なので風味そのものがけっこう違います。

まるで寄せ豆腐(沖縄では〈ゆしどうふ〉)かと勘違いするような食感です。

スーパーなどに置かれている豆乳ヨーグルトには『酸っぱ味が控えめ』というように表記されているのですけど、〈たの研/たのしい教育ラボ〉の豆乳ヨーグルトは酸っぱ味がほとんどありません。前回書いた〈フランス産チーズ乳酸菌〉の効果があるのか、それとも次の製造工程に差なのか、あるいはスーパーにある豆乳ヨーグルトも〈たの研〉豆乳ヨーグルトと同じくらいの酸味かもしれません。

🟢4.作り方のコツが知りたいです

 ヨーグルト乳酸菌をタネ菌にする場合でも、牛乳・豆乳全体によく広がるようにしてあげることが重要です。〈たの研〉版はチーズ乳酸菌なのでスプーンでかき混ぜてもうまく広がりません。
 そこで豆乳や牛乳とチーズ乳酸菌をミキサーにかけてから温めています。1Lの豆乳・牛乳は〈たの研〉のミキサーで3回に分ける必要があるのですけど、2回分を残りとミックスさせるくらいでも十分です。

 この方法を取り入れるようになってから、牛乳ベースでも豆乳ベースでもとてもしっかり発酵するようになりました。
 おすすめします。

毎日たのしいことが一杯、福祉も教育も楽しく笑顔で、の〈たの研/たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉です。

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PEALカウンセリング入門「無意識」の重要性@楽しい福祉&教育

2月はPEALカウンセリング講座を開催しています。
 しっかりPEALカウンセリングをすすめるカウンセラーが少しずつ増えていって欲しいと思っています。

PEALカウンセリングは私が、アドラーカウンセリングの名人 野田俊作先生から学んできたことと板倉聖宣先生の科学論、そして〈たのしい教育〉の原理から構成された実践的なカウンセリングです。

とはいえその中にはこれまでの心理学の重要なエッセンスも息づいています。

その一つのテーマが「無意識」です。

これは今回の第二回目のテキストの一角です。

 PEALカウンセリングは相談者が抱えている問題や課題から派生する無意識的な感覚、思い、目標といったものを明らかにしていく過程が重要なキーになります。

たとえば

 職場に行きたくない

 学校に行きたくない

 勉強がつらい

 将来が不安だ

そういう課題・問題を抱えている相談者が、自分で気づいていない部分、そこに視点を当てていく問いかけができるようになると、カウンセリングのステップが一段上がります。

連続講座だけでなく単発のスーパーバイズなどもあります、興味のあるみなさんはお問い合わせください。

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