子どもの反抗をどうするか? @学童クラブ職員の方から届いた悩み

「子どもたちが言うことを聞いてくれません」という悩みと数々向き合ってきました。

 直接スーパーバイズできる場合は、その状況をイメージしながらいくつかの提案をすることができます。

 お便りの場合は、具体的にイメージすることが難しく、その文章の中から予想していくことになるので、少々ずれてしまう可能性があります。

 とはいえ、根本的な見方・考え方は同じです。

 一つは「その子どもたちが言うことを聞かない理由をあれこれ考えるのではなく、〈あ、◯◯さんって、たのしい〉と感じてもらうこと」です。

 方法は何千通りもあります。

 たとえば「みんなで一緒に〈大きなシャボン玉〉をつくろう」と提案してみませんか。

 ちょうど今週のメルマガには巨大シャボン玉を取り上げているのですけど、アマゾンなどでも液や道具を簡単に入手できます。

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 子どもたちの反抗は成長の表れだと考えることもできます、少なくとも「自己主張」できるというのはよいことです。

「たのしい」と感じてくれたら、こどもたちはゆっくりと聞く耳をもってくれるようになっていきます。

 反抗が激しくなる前に、大人の懐の深さをみせてあげてください。

 もっと具体的な相談にのってほしいという場合はオンラインでのスーパーバイズもあります、気軽にご相談ください⇨こちら

 

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「おちこぼれ考」考える@楽しい福祉&教育 の発想法

 一~二年ほど前からだったでしょうか、私の言葉がリードして板倉先生の話がわかりやすいという声など、発想法の章に書く私の前書きへのコメントをたくさんいただくようになりました。

 板倉聖宣先生(日本で最もたくさんの科学絵本を出した人物/たのしい教育研究所の設立期からの支援者/仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学史学会会長)を直接知っている人たちは少なくなって、その文、顔の見える私の言葉がスッと入るということがあるのかもしれません。

 最新メルマガへの反響がさっそく届き、その中でも私の前書きへのコメントがいろいろ入っていました。

 今回は「おちこぼれ」という言葉について日頃私が考えていることがテーマでした。メルマガの言葉に少し手を入れて紹介しましょう。

はじめに(いっきゅう筆)

 教師をしていた頃から子ども達に対して使う〈落ちこぼれ〉という言葉が嫌いでした。
 せっかく学校に来てくれている子どもをたちを落ちこぼしているのは「学校」であり「教師」だと考えていたからです。

 私の感覚とは逆に

「この子たちは学力が低いからついてこれない」
「この子たちは何度いっても勉強(家庭学習)してこない」
「◯◯が協力してくれないから…」

躊躇なくそう語る先生たちがいて、子どもたちの敵にまわってしまう先生たちがいます。

もちろん全ての子どもたちの学力を高めるということも無理です。

でも私は「もっと工夫して、この子たちの目が輝く授業をしたい」とずっと考えていました、その流れの中で設立したのがこの《たのしい教育ラボ》だともいえるでしょう。

 ところで私の口から子どもたちに「落ちこぼれ」という言葉は一度も発したことはないのですけど、私自身はいろいろな意味で落ちこぼれていると思っています。

 私はいわゆる〈出世街道〉を歩むことはありませんから、「出世こそ人生だ」と考えている人たちから見ると落ちこぼれているでしょう。

 ある研修会で○○の○○という立ち位置の人物から「男で四、五年も◯◯主任を続けているなんてたるんでいる。それくらいあったら本気で試験勉強して教頭になっているのが当たり前で、私は若い頃から… 云々」と自慢話中心の訓示を受けたことがあります。

 確かに◯◯主任研修会で顔を合わせる人たちはどんどん上へ上へと進んでいきます。それに比べて私は10数年それを担当していましたから、よっぽど頭の悪いやつでやる気のない人物だと思われていたのかもしれません。

 そういう言葉を聞いても
「え、わたしのこと?
 個人的には、何で授業ができない立ち位置にいく必要があるのかぜんぜんわからないのだけどなぁ」
と考えていて、0.1ミリも心は揺るぎませんでした。

「整理整頓」とか「経理事務」なども落ちこぼれています。
 退職の時、病院の治療費とか人間ドックとか処方された薬などの一部が戻る制度に加入していたのに、面倒で手続きしたことがありません。

 最近、寝ている時に「その分、支援のある子どもたちに使ってあげられる」とひらめいてやっと昨日から整理整頓を始めました。
それまで十数年以上の返金を無駄にしてしまいました。

 他にもたくさん落ちこぼれているところはあります。

 ではもし私がそういうところで落ちこぼれず、いろいろ〈そつ無く〉こなしていく器用な人間だったら、もっとうまくいっていたのでしょうか?

 あるいは今より幸せな人生を過ごしていけたのでしょうか?

 いいえ、そうではないでしょう。

 そもそも〈落ちこぼれ〉というのは、ある価値観の人たちからみた言葉で、逆の立場からみれば〈順調〉でもあるわけです。

《たのしい教育ラボ》が目指すのは、この方向で力を伸ばしたいと考えている人たちが笑顔でその可能性を伸ばしていけるシステムづくりです。自らの生き方としても、笑顔が広がる方向に進んでいこうという立ち位置は揺るぎません。

 支援の必要な人たちが自分の可能性に気づいてそれを高めていく、そのサポートをすることが《たのしい教育ラボ》です。

 無理やり本好きにしようとか、科学の法則のすごさをわからせようなんと考えたことはありません。

 そもそも自分の望まない方向で力を伸ばせといわれても迷惑ですよね。それこそ「他人が望む夢の恐ろしさ」以外の何者でもないでしょう。

 さて1995年に板倉先生がこういう話をしています。
 お届けします。

《たのしい教育ラボ》は今年度も元気に活動をスタートしています。興味のある方は有料メルマガをご購読していただければ幸いです。

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たのしい教育研究所(ラボ)のメルマガ紹介ポッドキャストをぜひお聴きください

前回の記事にも書いたように〈たの研/たのしい教育ラボ〉を応援してくださっている方向けに毎週『たのしい教育メールマガジン』を発行しています。

 A.I.を利用してその内容の紹介をポッドキャスト音声にしてみました。

読み間違いが少しあるとはいえ骨子はしっかりしていて、書いた私が思わず聴き入ってしまうくらいよくできています。

たくさんの方たちに聴いてほしいです⇩

 

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先生たちが元気に働ける学校改革@超過勤務対策②/楽しい福祉&教育

さて、先生たちの時間外の面談などを減らしていくには、という具体的な話に進みましょう。

 行政が得意とする「決まりとして一気に廃止する」という力技は混乱を生じます。

1.まず職員会などで校長が「時間外の会議や面談などは減らしていくようにしてください。先生たちが〈自主的〉にやる研究会などは別です」と全職員に伝えます。※ちなみに「校長先生はいいな」と感じている人がいるかもしれませんけど時間外の集まりなどが多いのは校長先生たちです

2.保護者の方たちから普通に「話があるので5時半くらいにいきます」という電話がくる中、こう伝えましょう。
「実は学校の方針で時間外の話し合いなどは減らすように、ということになりました。4時あたりなら可能なのですけど、難しいですか?」

すると保護者の方は「えぇ?」とばかりに「いや、難しいです、ぜひ5:30でお願いします」というでしょう。それはそうです、これまでの流れで当たり前だと思っていますから。

教師は「そうですか、では校長先生に連絡して、時間外の話し合いの許可をもらいますね。5時半にお待ちしています」と伝えましょう。

そうです、受け入れるんです。

〈じゃあ何も変わらないじゃないか!〉と怒らないでください。

 そういう手続きを話していくうちに、保護者の方たちの意識も次第に変わっていきます。

 次の話し合いもその次も、またその次も5:30・6:00を指定する人は少なくなるでしょう。

 当然です、3:30に窓口業務を閉じる銀行には間に合うように仕事を調整して向かっているのが私たちです。
 月曜休みの図書館に「ふざけるな」という人はいません。

「それでも教師は子どもたちのために無理をするのが当たり前じゃないか」

そういう言葉があったら

「そうです〈子どもたちのために全力投球するために、話合いなども時間内ですませるように〉というのが校長先生の方針なんです」というように伝えましょう。

「もちろんAさんのことも大切です。
 Aさんの支援をしっかりできるように、次の日の授業などに影響がでないよう、時間内でお話し合いをさせていただけたら嬉しいです」
と続けるとよいでしょう。

当然、喧嘩になってはいけません。

喧嘩になりそうなら、教務主任の先生や教頭先生に出てもらいましょう。

 スーパーバイズ(SV)で1時間くらいかけた内容を短くポンと書いているので、うまくつたわらないところがあるかもしれません、関心のある方はご相談ください。

「教師だけでなく福祉関係の超過勤務はどうしたらよいのか」と気になる方もいるかもしれません。不思議に思うかもしれないのですけど、私の長年の相談・カウンセリング・SVの経験から、福祉の方たちの超過勤務は雇用の時にしっかり話合われていて、必要に応じて家庭訪問する時間も勤務時間にうまく組み込まれている場合が多いのです。とはいえ超過勤務で疲弊している方もいることでしょう。相談の窓口は開けてあります、ぜひお問い合わせください。

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