自然の中を歩くことが楽しい-自然の中でもいろいろなことに頭や感覚が動かされるー楽しい学習・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 東京などに行くこともたまにあって、その時には雑踏の中からでも〈人々の思考や要望、悩み、好み・流行、先端の文化etc.〉、人間が生み出す様々なものを能動的に受動的に感じとります。

 師の板倉聖宣も野田俊作もそういう中で人々の中で知恵と思考を磨いてきたのですから、人類が発展することにとって大切な場所なのでしょう。

 Googleの検索窓に「東京の面積」と打つと〈2,194 km²〉と表示され、「沖縄の面積」と打つと〈2,281 km²〉と表示されます。あまり知られていないのですけど沖縄と東京の面積はほとんど同じなのです。ちなみに私の大好きな山がたくさんある長野県の面積は〈13,560 km²〉です、かなり違うことがわかりますね。

 同じように「東京の人口」と打つと〈1396万 (2021年)〉、「沖縄の人口」と打つと〈145.7万 (2020年2月2日)〉と表示されます、沖縄に暮らす人たちは東京の1/10くらいです。

 必然的に、東京のように〈人間〉由来のものごとはとても減ります。それは直線的な増減ではなく指数カーブ的な増減だと思うので、単純に1/10ということではなく、1/100とか1/1000かもしれません…

 人間がたくさん集まる東京型のところにも、住んでいる人の少ない沖縄型のところにもよいところがあって、沖縄型の場所にもよいところがあります。人間が少ないと、雑踏の中での自然ではなく、周りに誰もいない場所で自然に触れ合うことはとても簡単です。

 〈たの研〉から歩ける場所でも静かに桜をたのしめる場所があって、10分くらい車を走らせると知っている人は少ないだろうと思える自然も味わえます。これは先日山歩きした時に、立ち止まり見とれた桜の木です、周りには野菜畑があって、きっと畑をやっている人が植えたものでしょう。小雨が落ちていたのですけど、きれいな花でした。

 もう少しあるいたら、これまで見たことがない真っ赤な木の実をみつけました、みなさんは見たことがありますか?

 どうにも気になって草をかき分けて近づいてみました、あとで調べてみると〈ベニノキ〉という植物でした。

 沖縄型の場所では植物園や科学館などに行かなくても「こんなの見たことない」という自然に巡り合うチャンスがあります。
 そして、そういう自然を通して頭脳や感覚が揺さぶられることもたくさんあります。

 寒い時に味わえる自然もたくさんあります、みなさんもぜひ車をとめて近くの自然の中を歩いてみませんか。

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たのしい春の講座〈出会いも別れもたのしい教育〉の開催が決まりました➡︎ 2023年2月18日(土)!/教育の問題を解決するのは何か?

 年が明けて〈たの研〉の活動も活発になってきました。
 すでにお伝えした様にカウンセリング系の〈Purify2〉を1月に開催し、2月は恒例の〈出会いも別れもたのしい教育〉を開催します。

 別れの春に子ども達と思い出に残る授業をする、出会いの春も子ども達が「先生に受け持ってもらえてよかった」と感じてくれる、そういう授業ができたら、別れの時も出会いの時もいい思い出に彩られます。それは子どもたちと先生の関係だけでなく、保護者との関係もよくなるきっかけになるでしょう。
  ※Purify2は予定人数に達しました

 近々、事務局から案内が届き次第、こちらにも広報させていただきます。

 さてこれは、日頃からたのしい教育を実践してきた先生たちが集まって、こういう授業はどうだろう、こういうものづくりはどうだろうというアイディアを寄せ合っているアイディアミーティングの様子です。

 これはその中で私いっきゅうが構想している授業書のスタートのところをみんなにみてもらっているところです。

 一人ひとり測定したり、外に出てのワークも含むので一時間の流れとしてまとめられるのか、少し流れを整理してから決めることになるのですけど、いずれにしてもこれまで子ども達がたのしんでくれた内容はたくさんあります。

 〈たの研〉が実施する授業は「こども達が笑顔になって〈もっとこういう授業をしたい〉」と感じてくれるという実験結果がハッキリしているものばかりです。

 参加希望の方は、期日を空けていていただけると嬉しいです。

 教師がたりない、不登校のこども達が増える、いわゆる問題行動と呼ばれるものも増えている、クラスでじっとできずに特別支援のクラスに行くことになる子ども達も増えているetc.

 そういう問題は、沖縄なら沖縄の子ども達の「達成度得点」が上がっていけば解決するのでしょうか?
 たとえば〈達成度得点が全国一位〉になったらそういった問題は解決するのでしょうか?

 そうではないことはたくさんの人たちが気づいているでしょう。
 それでも教育界全体がなかなか変われないのはどうしてなのか?

 そういう原因論的なものを云々するより、本質的な解決である(子ども達が笑顔になって自ら勉強にのめり込んでいく様な教育〉の普及をはかる、それができる力ある先生たちを増やしていく、それがたのしい教育研究所の考え方です。

 達成度得点が上がって、全国トップレベルになると、県外の有名大学に入る子ども達も増えていくでしょう。そういう人材が一定数出てきて中央官庁にも沖縄県出身者が入っていく、それは政治的にも経済的にもメリットがあることかもしれません。

 では〈たのしい教育〉をすすめていくとどうなるのか?

 たくさんの子ども達の目が輝き、可能性が伸びていく。
 今まで学校を休んでいた子どもたちも「どうも学校にいくとたのしい勉強を教えてもらえそうだ。家にこもってゲームするのもいいけど勉強もたのしそうだ」という様にして、不登校のこども達の数も次第に減っていくでしょう。
 そうやって広く全体としての教育を押し上げる突破口になるのが〈たのしい教育〉です。
 そうやって子ども達の興味関心を高めるのはよいけれど、有名大学に入る子どもたちが減っていいのか? という人もいるかもしれません。

 いいえ、たのしい教育で子ども達の学力は確実に伸びていきます。
 以前、〈たの研〉で学んだ子ども達のほとんどが東大ほか、県外の大学に進学していった話を書きました。そういう様にして、知的な楽しさや可能性を求めて有名大学に入る子ども達も増えていくでしょう。すると今より中央官庁・省庁に進む人たちも増えるでしょう。

 たのしい教育をしたいと考えていても、それだけではたのしい教育はできません。講座などで、具体的に体感して、その方法を学ぶことが近道です。
 〈たの研〉の講座は、はじめての人たちが明日にでも真似て授業できる様にプログラムしています。
 ぜひご参加ください。

 新年なので少し大風呂敷を広げた話をしてみました。

 賛同してくれるみなさんが増えていくことで、〈たのしい教育〉で自分たちの周りのこども達の笑顔と賢さを高めてくれる先生たちが増えていくことは間違いありません。
 地道な取り組みですけど「このサイトいいよ、読んでね」と周りの人たちに広めてくれることを期待しています。
 可能な方はメルマガを購読し、それを自分たちの周りで実践してください、自分の力で笑顔と賢さを増やしていく取り組みになります。

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楽しく島言葉〈今日明きてぃ、明日に学ばていすりば、明日からぬ明日や明後日なゆさ〉、今をたのしみましょう!

 読者の方から届いたたよりをきっかけに書かせていただきます。

 沖縄タイムス誌面にこういう島言葉〈黄金言葉〉があったそうです。

今日明きてぃ 明日に学ばていすりば

   明日からぬ明日や 明後日なゆさ

 ちなみに、私にはこの意味を理解する方言力はありません。
 その方もよくわからなかったそうで、解説を読んだそうです。

今日が明けてから明日学ぼうとすれば、

明日もまた明日になって、明後日になってしまいます。

物事は明日があると思って先延ばしにしてはいけません

 なるほどね。

「そうはいっても一気に全部を今日やるわけにはいかないよね」と思ってしまうのは私だけでしょうか?

 たのしい教育研究所は「明日でもいいんじゃない」と言われても待てないほど学びたくなる教材を提供する組織です。

明日学ぼうといわれても

どうしても今日学びたくなる

そんな勉強が一番いい!

 という島言葉を、どなたか作ってくれたらうれしいです。

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感謝!〈1日のアクセス数〉が5000回を突破しました/読者の方からの質問「雲はなぜ白い?」

 12月の前半の記事で〈1日のアクセス数(閲覧数)が3000に迫りました〉と書いたのですけど、気づかないうちに〈5000を突破〉していました。
 これがサイトの1日ごとの記録を確認した時のデータです、ちょうど大晦日の日でした。

 特に人気のあるテーマやトレンドワードを探して書いているわけではなく〈たのしい教育〉一本で地道に綴っているこのサイトが、これだけの記録を出せたことに驚いています。
 読んでくださっているみなさんに心から感謝いたします。

 もちろんアクセス数は多い時も少ない時もあります、こういう頂上を描く日だけでなく落ち込む日々も平均的な日々もあります。
〈1日平均1000アクセス〉を越したいというのが当面の目標です。

 このサイトを読んでくださっている皆さんが周りの人たちに「このサイト良いよ!」と知人友人に送ってくださることで広がっていくのだと思います、このアドレスをコピーして何人かに送っていただけると嬉しいです ⇨ https://tanokyo.com/
 これからも応援よろしくお願いします。

 今回は読者の皆さんからの便りに関連した記事です。
 先週書いた〈虹とプリズム〉が気に入って追加の質問をくださった方がいました。
 Rさんはその記事にある、虹の写真と一緒に写っていた〈雲〉が気になったようです。

 要約すると
「〈水蒸気がプリズムの働きをする〉というイメージで考えるとよいというのはイメージできたのだけど、後ろに見えている雲も同じ水〈H2O〉なのに、真っ白に見えているのはなぜなのでしょう?」という質問でした。

たのしい科学 虹とプリズム

 

 透明に見える〈光〉は、いろいろな色がミックスされていて、プリズムや水蒸気などでそれをいろいろな色に分散することができて、それぞれ別れた色が虹として見えるということを、楽しい科学〈虹とプリズム〉に書きました。

 Rさんの質問にインスパイアされて〈虹の色〉にとどめず、広く〈色の見え方〉というたのしい教育の授業書を作成したいと考えはじめていて、そういう感謝の言葉と一緒に「できあがったら連絡いたします」という返事をしておきました。

 授業書は〈予想・実験〉を交えていく構想です、ここでは大きなフレームをイメージしていただける様な話を書かせてください。

リンゴの赤

 りんごはどうして赤く見えるのか?

〈リンゴが赤を吸収しているから〉と考える人も多いかもしれません、子どもの頃の私もそうでした。でも虹の様ないろいろな色のうち〈赤〉以外の色を吸収して、赤色を反射しているからリンゴは赤くみえるのです。

 

 半分にカットすると、果肉が白く見えます。

 どうして白く見えるのか?

 いろいろな色を散り散りにしていろいろな方向に同じ程度に反射すると〈白〉に見えます。

 いろいろな方向に散り散りに反射させるというのはつまり表面がツルツルではなくデコボコだということでもあります。

海の青

 青い海の色は青以外の色を海が吸収し、青は反射してしまうので私たちの目には青がとどく、つまり青に見えるわけです。

 ところがその同じ海の水も、散り散りに乱れて全部の色を均等に反射することがあります、すると白く見えるんです。

 これです。

 

バナナの黄

 では問題、バナナが黄色く見えるのはどうしてでしょう?

  自分で説明してみましょう。

 

 

 バナナの皮をむくと、果肉は白く見えます、どうしてでしょう?

 自分で説明してみましょう。

 

雲の白

 さて、読者の方からの質問。

 雲の色はどうして白いのか?

 太陽の光を雲がいろいろな方向に散り散りに反射させてしまうからです。

 

 ここまで書いてきて、どういう予想実験を取り入れていこうかアイディアがいろいろ浮かんでいます。

 透明なガラスでも細かくくだくと白く見えます。そういう実験の中で安全で簡単なものをいくつか組み合わせて授業書を作っていこうと考えています、ご期待ください。

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