楽しい健康学②「夕張パラドックスから考える」@面白い自由研究,楽しい自由研究,たのしい自由研究,楽しい環境教育・たのしい環境教育,自由研究ネタ,楽しい学力,楽しい教材,楽しい福祉,たのしい福祉,ひとり親世帯,こども食堂,楽しい学力向上,沖縄の学力,沖縄 学力,沖縄 学力向上,楽しい福祉&教育,楽しい教材,楽しい学習・自由研究ネタ,楽しい食育 たのしい食育,楽しい授業,楽しい学力,楽しい教材,ひとり親世帯,こども食堂

前回の続きです、未読の方は戻ってお読みください。
 
ものの見方・考え方2
一つの特別な現象を広く一般化してはいけない。
 
夕張パラドックスが特異な現象で、一般化して考えてはいけないかもしれません。
広く情報を収集してみましょう。
 
A.I.で似たような例がないか調べてみました。

A.I.

1. 医師のストライキによる「死亡率の低下」

最もセンセーショナルかつ有名な例が、医師がストライキを起こした期間中、その地域の死亡率が下がったという現象です。

  • イスラエルの例(1973年、2000年): 医師会が長期間のストライキを実施し、救急救命以外の通常診療や予定されていた手術がストップしました。この数ヶ月間、エルサレムなどの地域で全体の死亡率が劇的に低下(2000年のストライキでは数十年ぶりの低水準を記録)しました。ストライキが終わり、通常の医療体制に戻ると、死亡率も元に戻りました。

  • ロサンゼルスの例(1976年): 医療過誤保険の高騰に抗議した医師たちがストライキを起こした際にも、同地域での死亡率が約18%低下したと報告されています。

2. ダートマス・アトラス研究(病床数が多いほど不健康になる)

アメリカのダートマス研究所が、地域ごとの医療費と健康状態を数十年にわたって調査した有名なデータ群です。

  • 現象: 人口あたりの「病床数」や「専門医の数」が多い地域ほど、高齢者にかかる医療費が高いにもかかわらず、死亡率が高く、生活の質(QOL)も低い傾向があることが判明しました。

3. 韓国の甲状腺がんスクリーニング(過剰診断のパラドックス)

「早期発見・早期治療」が行き過ぎてしまったことによるパラドックスです。

  • 現象: 韓国では1999年以降、国を挙げてがん検診を推進し、超音波検査による甲状腺がんのスクリーニング検査が爆発的に普及しました。その結果、甲状腺がんの「発見数」と「手術数」は世界一(従来の約15倍)になりました。しかし、甲状腺がんによる「死亡率」は全く変わりませんでした。


夕張市以外にも複数の例が存在しています、もっと調べていくと他の例も見つかると思います。

⭐️

ものの見方・考え方3『予想をもって問いかける』
 もしも医療が減ることで死亡率が下がっていくのなら、過去にもどればもどるほど、例えば明治の頃はもっと死亡率が低かったはず。
 けれどそういう話は聞いたことがありません。
 
 わたしの見解はこうです。
 手厚い医療が広がれば広がるほど、健康寿命が伸びるのか?
 
 夕張パラドックスやその他の例でみられるように、医療をどんどん手厚くしていくことが寿命を延ばすわけでもありません。
 そういう中で薬が必要ない人たちにも薬が処方されていくとしたら明らかにマイナスでしょう、薬には毒の作用もあるからです。
 
 夕張市では交通サービスも低下して、歩く人たちも増えたといいます。

 歩くことが健康寿命を延ばすことはいろいろなところで証明されています。
 

  すぐに病院へ頼ることもなくなって、たくさんの薬や細かい検査が減ったことが、かえって市民の「自分で動く」意識を高めたわけです。

 
 明らかにおかしいという時に病院にいく。
 そのうちに熱が下がったり気分がよくなったりすることもたくさんあるでしょう。
 
 過剰な医療ではなく、必要な時の的確な医療が健康寿命を延ばすということだと思います。
 
 ここから先は皆さんで考えをすすめていっていただければと思っています。
 

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たのしい教育研究所(ラボ)のメルマガ紹介ポッドキャストをぜひお聴きください

前回の記事にも書いたように〈たの研/たのしい教育ラボ〉を応援してくださっている方向けに毎週『たのしい教育メールマガジン』を発行しています。

 A.I.を利用してその内容の紹介をポッドキャスト音声にしてみました。

読み間違いが少しあるとはいえ骨子はしっかりしていて、書いた私が思わず聴き入ってしまうくらいよくできています。

たくさんの方たちに聴いてほしいです⇩

 

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苦しい想い出も残るのでは? @読者の方からの質問に答えて/楽しい福祉&教育

 前回の記事にさっそく質問が届いています、嬉しいことです。

 自分の過去の記憶を挙げながら「苦しい記憶も残るんじゃないでしょうか?」という言葉が綴られていました。

『確かに!』

 辛い記憶、特に身の危険を伴う記憶は、生物としてとても重要な記憶になります。
〈あの場所で波にのみ込まれそうになった〉という記憶をすぐに無くしていくと、またその危険に出会う可能性があります。

〈あのキノコを食べた後七転八倒の苦しみが襲った〉という記憶を無くしていくと、その後またそれを食べてしまう可能性が出てきます。

 進化論的にみてもそういう個体は生き残りにくいでしょう。

 そういう強いネガティブな記憶は生物として重要な記憶になるわけです、確かにそれはある。だからweb上で散見する〈トラウマ治療〉は実は成功していないということもいえるでしょう。

 ところが、強い記憶ばかりでなく小さな記憶なども含めて、ネガティブな記憶とポジティブな記憶というように分けて考え見ると、実はハッキリと差が出ます。

 専門的な研究が多いので、A.I.に概要をまとめてもらいましょう。

Gemini との会話

 心理学や脳科学の分野でも**「Fading Affect Bias(FAB:情動の退色バイアス)」**という専門用語で呼ばれ、数多くの臨床データや研究で裏付けられています。

「人間の脳は、辛い感情を早く忘れ、楽しい感情を長く留めるようにできている」ということが科学的に示唆されています。

主な研究知見をいくつかご紹介します。

1. Fading Affect Bias(情動の退色バイアス)

これは、**「ネガティブな出来事に伴う感情は、ポジティブな出来事に伴う感情よりも、急速に薄れていく」**という心理現象です。

  • 研究内容: 被験者に過去の出来事を日記に記録してもらい、数ヶ月後、数年後にその出来事を思い出した時の「感情の強さ」を測定する調査が多数行われています(Walkerら, 1997年などの研究が有名です)。

  • 結果: 悲しい、恥ずかしいといった「不快な感情」は、時が経つにつれて急激に低下しました。一方で、嬉しい、楽しいといった「快の感情」は、時間が経ってもあまり低下せず、比較的鮮明に残ることがデータとして示されています。

2. 「心の免疫システム」としての機能

なぜこうなるのかについて、研究者の間では**「心理的免疫システム」**の一種だと考えられています。

  • もし過去の辛い記憶が、起きた瞬間と同じ強度のまま頭に残り続けたら、人間は精神的に押しつぶされてしまい、生きていく意欲を失ってしまいます(うつ状態など)。

  • 健康な精神状態を保ち、自己肯定感を維持するために、脳が「嫌な感情だけを積極的に掃除(処理)している」と解釈されています。

3. 年齢による変化(ポリアンナ効果・ポジティビティ効果)

さらに、この傾向は年齢を重ねるほど強くなるというデータもあります。

  • ポジティビティ効果: 高齢者と若者を比較した研究(Carstensenら)では、高齢者のほうがネガティブな画像や情報よりも、ポジティブな情報に注意を向け、記憶しやすい傾向があることが分かっています。

  • これは、人生の残り時間が短くなるにつれて、脳が無意識に「情緒的な満足」を優先し、不快なものを排除しようとする適応能力だと考えられています。

4. 例外(うつ病やPTSDの場合)

逆に、「辛い記憶ばかりが残る」というケースについての臨床データもあります。 軽度〜重度のうつ状態にある人や、強烈なトラウマ(PTSD)を抱えた人の場合、この「FAB(嫌な感情を消す機能)」がうまく働かなくなることが報告されています。つまり、健康な心であれば「楽しい記憶が勝つ」ようにできているのです。

結論

辛い記憶と楽しい記憶では、楽しい記憶が頭に残っていくことは、**「健康な脳が持っている、生きていくための防衛本能」**として正しく説明がつきます。
「楽しい記憶が残っていく」というのは、脳が正常に、そして健康に機能している証拠だと言えます。

 一時期流行した「辛いものごとではなく楽しさを探しましょう」というポジティブシンキングのすすめ的なものが流行ったことがありますね。※そういった流行でお金を儲けていくことをねらう人たちによって、一定期間を経た後、またその関連の本やコーチングなどが目立ってくるでしょう
〈PEALカウンセリング〉も〈たのしい教育〉もそれとは異なります。

 見方・考え方だけでなく、たのしさが生まれる状況をどう作るか、その具体的な手立てとセットだから、伸びてきたことは間違いありません。

 のびのびになっている「PEALカウンセリング入門」もこの春には開催しようと考えています。
 興味のある方はお便りください。

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今年も楽しい日々をありがとうございました@楽しい福祉&教育

「アッという間の一年」という形容があります。〈たの研〉設立以来、そういう感覚はなく「本当にたくさんの笑顔と元気に出会うことができた充実した一年だった」という感じばかりです。

 今年特に可能性が広がったのが『福祉』の分野で活躍している方たちとの関わりです。

 〈たの研〉のこのサイトはGoogle検索『楽しい福祉』『たのしい福祉』『楽しい教育と福祉』などいろいろな検索ワードでトップ表示の人気です。

 その効果で沖縄だけでなく全国からの便りや相談が届きます。

 中でも「こども食堂の停滞」についての相談が目立ちます。

 その新しい取り組みとして試行段階にあるのが『こどもマルシェ』です。

 開催すると、こういう感じでたくさんの親子がひっきりなしに来てくれて、準備した百数十人の食材を使ったプログラムがあっという間に予約いっぱいになりました。

 次年度から、本格的に取り組みたいと、プロジェクトメンバーで企画をすすめています。
 興味のある方はお問合せください。
 また自分たちの地域で実施してほしいというみなさんもお問合せください。

 条件が揃えば無料で開催することが可能です。

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