私のいっきゅうoffoceでは〈たのしい教育〉に興味関心があるという方たちを支援するのが目的なので、時間があれば教員試験問題が解けませんという方の個別の相談にも対応しています。
理数が苦手だという方から今年2021年実施の小学校教員試験〈算数〉の問題の質問が来ました。
解答はすでに出されているということですけど、どの様に解いたらよいかわからないということです。それはそうです。答えは〈ウ〉とかいわれてもわからないのはわからないですからね。
1問目はこういう問題でした、答えは③の三時間です、解けるでしょうか。
1.おさむさんの家の畑を全部耕すのに、父一人では6時間、兄一人では9時間かかる。始めに父が4時間耕し、残りを兄が耕すとする。
兄が残りを耕すのにかかる時間を次の中から一つ選べ。①1時間
②2時間
③3時間
④4時間
たのしい教育研究所(RIDE)は新しい教育実験が始まって、とても忙しくなったのですけど、合間にメモしながら解いていく時間くらいはすぐにみつかります。
こんな解き方ノートをつくってみました。
自分で畑の面積を〈18m2 〉と想定して解いていくパターンです。
もう一つは、具体例で想定しない一般的な解き方です。
畑の面積をAm2とします。
ノートは、カラーで重要な部分を目立たせたり、少しメモを足して〈解き方ノート〉として渡そうと思います。実はこのノートがとても人気です。
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一般的な解き方の方が応用力がつくのですけど、苦手な人たちはまず具体的な数字を想定して解いていくことをおすすめします。
頭の中でイメージしやすいからです。
そのうちに一般的な解法にも慣れていきます。
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ところで、こういう問題を解いている時間は私にとってパズルをたのしんでいる様な遊びに似ています、「いいのかなぁ~、こういうことしてて」と後ろめたい気持ちすらして来ます。
たのしい教育研究所(RIDE)の取り組みあらかじめ答えなど準備されてなくて、自分たちで予想を立てて確かめていくしかないものばかります。
それだけエキサイティングでたのしいのですけどね。
とりあえず算数は一通り解いたので次は理科です。
でもそのたのしみはまたいくつか仕事をすませてからにとっておきましょう。
たのしい教育は、こういうたのしさを伝えるよりずっと感動的な授業を狙っています。算数や理科に感動する子どもたちがたくさん育っていったら、試験問題などは私の様なパズル感覚で解くことができる人も増えていくでしょう。
次年度合格したい、という受験生がいたら、力になれることはたくさんあると思います。お問い合わせください。
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