リモートカウンセリングの事例を紹介します ※情報保護の趣旨で内容は適宜手を入れてあります
この時のPEALカウンセリングのテーマは「あの時の怒りがずっと頭をとらえら離れない、仕事にも支障が出ている」という内容でした。
人間の怒りは、いろいろきっかけでそのスイッチが入るという意味で「数えきれないくらいの形がある」といってよいでしょう。
相談者もその怒りが起こったきっかけ、原因を細かく話をしてくれました。
PEALカウンセリングも相手が抱えている悩みに視点をあてますから、ゆっくりその話を聴くところからはじまります。※たまに30分以上つづくことがあるので、そういう流れにはいりそうだと思ったら、こちらの予想をもとに質問を挟みます、それは実技コースのテーマです
相談者は大抵「どうして自分が怒ることになったのか」を丁寧に話してくれます。「その時の状況」だけでなく「幼い頃、自分がどう育てられてきたか」「学校での経験」などから紐解いて話をしてくれる人もいます。そういう流れの中で「なるほどカウンセラーの私でも怒ってしまうよね」と感じてきます。※この体感もPEALカウンセリングの根幹です
人間の怒りには数えられないくらいの形があると書いたのですけど、一般のカウンセリングではそれられを類型してすすめます。私は他流派のカウンセラー資格も持っていることと、有名な流派のカウンセリング研修も受けてきましたから、いいかげんな予想ではありません。
私が他流派のカウンセラーだとすると、たとえばこういう類型のどれかに当てはめようとしたでしょう。
- 嫉妬からくる怒り
- 不満からくる怒り
- 不公正な状況に対する怒り
- 不快からくる怒り
- 後悔からくる怒り
- 侮辱された怒り
- 理不尽な扱いに対する怒り
- 無力感・不甲斐なさからの怒り
- 失望からの怒り
- 欲求不満・フラストレーション
- 八つ当たり
- 自責からくる怒り
- 恐れからの怒り
- 価値観の相違からの怒り
- 規律違反への怒り
- 将来が予想される怒り
- 疲労・ストレスによる怒り
- 病理的な怒り
- その他
いろいろ
PEALカウンセリングはそういう流れをとりません。
「あなたはその怒りの感情で何を解決しようと考えていたのか」というテーマですすみます。
《怒りの目標》ということです。
この流れはシンプルです。
相談者もPEALカウンセリングの後半で、自分のわだかまりや苦しみを「目標」で整理することができて、次の行動をスムーズに選ぶことができました。
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