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「部活動の地域移行」とたのしい教育/部活動の地域移行(地域展開)の改革推進期間が最終年度@読者の方からの質問

 読者の方から「行政は部活動を地域に移すといいながら自分たちの周りではぜんぜんそういうことが見られない、どう考えるか」という趣旨のたよりが届きました。これにも応えなきゃと考えながら、少し時間が過ぎてしまいました。たのしい教育の視点で書いてみましょう。
「自分と部活は間暇系ない」と考えている保護者、先生、広く教育に関わる方たちにも関係することだと思います。

子どもたちの数が減ってきたので部活の維持が難しい」という理由が部活動改革の理由のトップで、教師の働き方改革はその後ろに来ているのですけど、教育現場の様子をみていると、管理職からの部活指導の強制は違法だという闘いがいろいろなところで起こっていることがもっと強い動脈になっていることは間違いないと思います。https://www.pref.okinawa.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/479/r060124_setumei2.pdf

 そうやってすすんできた部活動の地域移行(地域展開)の改革推進期間が2025年度が最終年度だといいます。質問の方は、すすまない改革の中で管理職から部活を強制されて困っているのかもしれません。

 たのしい教育の視点でみると
・こうしますからこうしてください
という強制的画一的な方向ではなく
・論理的に納得できる選択肢を提示して実験的にすすめる
ことが大切だと考えています。

 部活をやりたい先生も一定数います。

 たとえばそういう先生たちが、部活の指導をする勤務外の時間と労力を、勤務時間内で引いてあげるシステムがあれば、部活指導を選ぶ先生たちが増えてくると思います。

 放課後の指導と土日の指導時間と労力を換算して、たとえばその先生は学校勤務日を2日減らすとする。

 すると「本当に部活を指導しているのかどうやって管理するのか」「指導時間とイコールな引き算をしなくてはいけないのか」「給与はどうする」「事故の時の保証はどうする」etc. いろいろな反論が出てきます。

 そういうところに知恵を使うわけです。それは、行政にいる有能な方たちにはそう難しくない課題でしょう。

 地域への移行が「今はこういう時代だからこうすることになりました」的なものではなく、実験的・選択的なものとしてすすんでいくことが大切です。

 それは、子どもたちの教育についても言えることです。
 学校だけでなく家庭でも「うちの子は野球をさせて甲子園に行かせる」的なものではなく、実験的・選択的なものですすめる。

 実は会社経営もそうです、農業もそうです。科学的な法則にさからって実験・選択しても逆らうのは無理ですから、実験的に明らかにされた流れの中で新しい実験・選択をすすめていく。

 社会はそうやって豊かで優しい姿にすすんでいけるでしょう。

 さらに詳しくは、いずれメルマガで書くことになる話だと思います。発想法に興味のある方は、お申し込みください。
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