秋の形②

 沖縄でも秋は深まり、テントを担いで山に行きたい今日この頃です。沖縄に本格的な科学館を作りたいと集めたデータから、秋の木ノ実などを紹介しています。

 好きなお菓子に〈トチの美せんべい〉があります。
  仮説実験授業研究会の大会に参加して、地元の方から頂いて以来の気に入りで、沖縄に〈栃の木:トチノキ〉は無いのに、なぜか懐かしい気持ちがしてくるお菓子です。

 

 

 


 

 前回の最後に紹介したのが栃の木の実です。

 カラが厚いのは、鳥などに簡単に食べられるのを防ぐためでしょう。


 県の名前になるほど有名な〈トチの木〉ですけど、その実はアクが強くてそのまま食べることはできません。

 あく抜きの方法を説明してもらったことがあるのですけど、けっこう大変な工程で、蒸して食べることができる〈クリ〉などがどれだけ重宝されたかがわかります。

 

  1. 虫を殺すために数日間水に漬ける
  2. 数日間天日干しで皮を乾かす
  3. 加熱し皮をむく
  4. 川などの流水に1週間ほど漬ける
  5. 木灰に熱湯を加えて、栃の実を加えて混ぜる
  6. そのまま保温状態で1日おく
  7. 水洗いして餅などに加工する

 

 

 食べるのが大変だといえば、これもそうです。

 クルミの中でもカラの厚い〈オニグルミ〉

 クルミも沖縄には無いですね、うらやましい。

 

 メタセコイアは幹を触った感じがとても柔らかく、大好きな樹木の一つです。とても大きな樹になるのですけど、実は松ぼっくりより小さいんですよ。
 

 

 松につくのをマツボックリ、杉につくのをスギボックリと言ったりします。 これはマツボックリ・スギボックリの展示物です。

 RIDE(ライド)でもたくさん収集しています。
 科学館ができたら、子ども達が植物に興味をもってくれる様な展示の仕方を工夫したいと考えています。

 長くなりました。

 最後に、ほっと一息するオブジェを紹介して、この項をとじましょう。木ノ実の皮が耳や角に利用されています。

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秋の形

 県外、県内の友人知人から秋のたよりが届いています。家の近くの紅葉が秋を彩ったり、ススキの穂に秋を感じたりetc.
 たのしい教育研究所には〈ドングリ〉や〈マツボックリ〉を見にやってくる人もいます。

 先日から、大きな松ぼっくりを入手した場所を探そうと画像データをみています。何年も前のことなので特定できずにいるのですけど、そのおかげで、これまで写した木ノ実などの写真をいろいろ見つけました。
 研修などで科学館などに足を運ぶことも多いのですけど、木ノ実や石などはじっくり眺めます。

 今回はその中から何枚か紹介しましょう。

 これは木ノ実や細枝などで作った〈カッパの魚釣り〉。
 ウメのタネやドングリの殻斗(頭)などいろいろなものが利用されています。
 後ろのカネゴンの様なカエルも存在感があります。カネゴンって言っても知らない人が多いんだと思うけど・・・

 これは木ノ実を、ほぐしたワタでくるんだ〈アルパカ〉でしょうか。


 これは以前〈国土交通省〉の事業で〈どんぐりプロジェクト〉にとりくんでいた時に、いろいろな科学館などから集めた画像の一つです。
 アカマツの松ぼっくりやクリ、ドングリなどたくさんの木ノ実が並んでいます。
 沖縄に住んでいるわたしからみると、とてもうらやましくてなりません。

 

〈さわって観察してみよう〉という表示がよいですよね。
 いろいろな場所で「さわらないで」という趣旨の表示が多いので新鮮です。

 少し詳しく眺めてみましょう。

 これはコナラの実です。

 これはミズナラの実。

 小さな穴は虫が這い出た跡です。

 わたし達が〈どんぐり〉と呼んでいるのは、一つの植物の実ではありません。ナラやシイやカシの実で、クリの様に硬くて薄いカラで覆われていて殻斗(ぼうし)が乗っているいる様な実の総称です。

 昔からクリは食べる部分も大きくて美味しいので重宝されてきました。それに対して食べられる部分が小さくクリと比べて美味しくないものたちを〈どんくさいクリ〉という意味でドングリと言っていたという説があります。
 マテバジイなどは味としてはそう悪くないのですけどね。

 さて、これはなんでしょう?

 

    少し長くなりましたから〈秋の形〉②として次回に書きましょう。
 たのしみにしていてください。

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たのしい資料集&教材セットの準備をしつつRIDE(ライド)の活動を見つめると

 秋の講座〈スポーツたのCafe〉が迫り研究所は大忙しです。講座に参加する人たちは当日たのしんでもらいますが、スタッフは事前にたのしい仕事をしています。参加者の皆さんの笑顔が見える準備はおいしい仕事です。

 これは「体育で〈安全吹き矢〉の授業を」で使う教材の準備です。
 吹き矢の筒も矢もRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )オリジナルです。

 吹き矢の的は〈かいじゅう〉。
 当てた嬉しさに加えて快感が走ります。

 何しろ学校で使う教材ですから〈安全性〉が重要なファクターです。
 そして気軽に授業にかけられる様に、難しい準備が要らず、しかも安価で入手できる素材を利用する必要があります。
 いろいろな予想チャレンジの結果、とてもいいものが見つかりました。
 当日の参加者の皆さんの評価と、メールマガジンでの紹介後の反響を見て、このサイトで紹介できるかもしれません。たのしみにしていてください。 

 RIDE(ライド)の講座は体験するだけでなく、そのまま授業あるいは家族親類で楽しめる様に〈たのしい教育教材〉もプレゼントすることが基本形です。
〈安全吹き矢〉は、まず家族でたのしめるセットをプレゼントする準備をすすめています。

 これは〈スポーツ色カルタ〉、子どもたちでも数十秒で息が切れるくらい盛り上がって身体を動かすゲームです。
 スタッフが丁寧に準備をすすめ、クラスでたのしめる様にセットにしてあります。
 

 授業にかけようと思った時に「あの資料はどこだっけ」とか「あの教材が見つからない」という様なことが少なくなる様に、ファイルにまとめてプレゼントできる様に工夫しています。

 一人一冊ずつ、教材プリントと教材が準備されたケースです。
  

 印刷物もかなり準備しました。

 プリンターの向こう側に小さな生き物達がいて、こちら側に紙を送っているに違いないと予想しているア~ルはこんな様子。準備とは逆の行動かもしれませんけど、その可愛い様子に、みんなの元気度がアップしています。

 こうやってスタッフやア~ルが準備に手をかけたあと夕方からは現場の先生たちがチェックに来てくれます。
 研究所に足を運ぶ人たちの力は高く、読書指導でも、絵画指導でも、特別支援でも、ものづくりでも、その道の第一級の人たちがそろっています。一般の企業ではこうはいかないでしょう。

 たのしい教育研究所がこうやって確かな活動を広げていけるのは、研究所のメンバーの使命感や義務感がベースになっているのではありません。
 何が元になっているのか?

 いろいろな人たちが教育活動をしていても「無料の講習なのになかなか人が集まらない」という話を耳にします。
 教育関係の方たちの中には意欲的に研修を企画している方たちがいますが、人数を集めるのにとても苦労している様子が伝わって来ます。
 学校などでは〈悉皆研修:しっかいけんしゅう〉といって、その職務や経験年数によって必ず受けなくてはいけない義務としての講座がたくさんあります。それには必然的に決まった人数が集まることになります。行かないと始末書を書かなくてはいけなかったり、行けない人の代わりに別な人が席をうめることになります。
 そうではない自由参加型の研修もあります。そういうものに何人くらい集まるのか興味がある方もいるかもしれません。もちろんその名の通り〈自由参加〉で集まる研修などもあるのでしょうけど、残念なことに表面上は自由参加に見える講座なども〈動員〉といって例えば「一つの学校から最低3名は参加させる様に」という様な命令が上から届くことが珍しくありません。

 たのしい教育研究所の講座は公的な研修とは違って無料のものはほとんどありません。大抵の研修はそれなりのしっかりした額を出してもらいます。しかし嬉しいことに募集人数は埋まりますし、定員オーバーになることも少なくありません。

 RIDE(ライド)主体の講座だけでなく、外部の組織や団体も要請してくれることが多くなってきました。

 企業や市町村、公的な事業などの場合はしっかりした額をいただく様にしています。
 ある方の話によると、県内の教育関係の講師の額としては、私いっきゅうは最も高い額になっているだろうという話です。
 逆に、学校など予算が限られているところからの要請にはマイナス予算つまり赤字でも受ける様になっています。

 先ほどの〈問いかけ〉に戻りましょう。

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )はなぜこの様に画期的な活動を続けていけるのか?

 それはスタッフ関係者一人一人がいつも〈今のこの活動が自らの笑顔を生み出す活動なのか〉を問いかけているからです。
 つまりRIDE(ライド)に集う一人ひとりが〈たのしい〉と感じているからこその活動の広がりなのです。

 講座受講者の満足度がほぼ100%になっているのは、講師陣スタッフのそういう意欲が元になっているからです。

 秋もたのしい講座、合格特訓などがあります。
 興味のある皆さんはぜひお申込みください。
 そうやっていつか自分でも講師を担当できる様な方が少しずつ増えてきたら、RIDE(ライド)はますます強く大きくなっていきます。
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