いっきゅう選:身体をやすめていた時におすすめの映画作品

 最新号のメルマガに「身体をやすめていたい時におすすめの映画」を4本紹介しました。遠く離れた処に住んでいる読者のAさんからの要望に応えてのリストアップです。するとAさん以外の方からも複数の感謝のメールが届きました。
 体調を崩している皆さんはAさんだけではなかったようです。

 このサイトの読者の皆さんにも同じ状況の方がいるかもしれません、はじめの一作を紹介しましょう。

※  

 季節的なものがあるのでしょうか、体調を崩して養生しているという読者のAさんから「休んでいる時のおすすめの作品がありませんか」という便りが届きました。
 もちろん、とお答えして、Aさんが購読を始める以前に紹介したものの中から4本選んでみました。

 体調が良くない時には、感動したりびっくりしたりショックをうけたり、心が大きく動かされるものはよくありません。あえて脱力系穏やか系の作品を中心に選んでみました。
 すでに観た方もいると思います。その方たちも、なにかしら体調を崩したときなど、このリストから選んでもう一度観ることをおすすめします。

 すでにこれまでメルマガで詳しく紹介した作品たちなので、ここではかるくみていくくらいにしますね。

 

滝を見にいく(2014)監督 沖田修一

 紅葉の中、滝を見物に行き温泉でくつろぐはずのおばちゃんたち7人が遭難、そのサバイバルの様子を描いた作品です。

 紅葉の山の様子は心ときめきます。

 遭難の中、木ノ実を拾い、火を起こし、若かりし日の想い出を語るおばちゃんたち。


 一人ひとりのキャラクターも生きて描きこまれていて、遭難したという危機的状態なのに、ほのぼの笑えます。

 監督は沖田修一さん、私が大好きな作品をいくつも撮っている名監督です。
 疲れた時にもぜひどうぞ。

ここまで

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夏には夏の秋には秋の/星野道夫 旅をする木 から

 第三研究所から帰る時、駐車場の前でやわらかな風を感じて立ちどまりました。
 暑い夏の日の盛りはまだまだ続くかもしれません、でもその勢いはゆるやかに降り、秋へ向けて季節がかわりはじめるのでしょう。

 季節の変わり目にはいつも大好きな写真家 星野道夫のエッセイを想います。
 「ページをめくる様にはっきり変化していく」というアラスカの季節感を味わいたくて、リュックを背負いマッキンリーの山に入ったのは、夏から秋に変わる頃のことでした。

 頬を撫でてゆく風の感触も甘く、季節が変わってゆこうとしていることがわかります。
 アラスカに暮らし始めて十五年がたちましたが、ぼくはページをめくるようにはっきりと変化してゆくこの土地の季節感が好きです。
 人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配で、こんなにも豊かになれるのですから。
 人の心は、深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。きっと、その浅さで、人は生きてゆけるのでしょう。

      文春文庫『旅をする木』

 私の好きな沖縄は、ページをめくるように季節を変えていくわけではないけれど、小高い場所から、海を見ていると、その美しさに見とれてしまいました。
 夏は夏の美しさを、秋は秋の美しさを感じていたいものです。

 

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たのしい教育メールマガジンの送信前書きから/台風を消す

 たのしい教育メールマガジンは毎週連続で綴っている渾身の作品です。今週号の表紙はこれです。


 メルマガの配信の時にはメルマガそのものとは別に、ご挨拶の文章を書いています。

 最新号の文章を紹介します。

みなさんこんにちは。

沖縄は台風が過ぎた余波で強い風や雨が続いています。
このまま台風が消えてしまえばよいのに。

こういう時、思うのが、あれだけ大量の兵器・武器・戦闘機などをつくる予算、トップクラスの優秀な人材を、台風を消すための研究につぎ込んでくれたらよいのに、ということ。

台風を弱くすることは可能だと思います。わたしにもアイディアがあります。

人を殺すのではなく人を助けるための研究に予算も人も注ぎ込むのです。

人間はいつかきっと、戦いのスパイラルの愚かさに気づいて、助け合う、救いあう世の中になるでしょう。
そういう日々を早めるのは教育の力だと思っています。

今週も心をたくさん込めて綴りました。
 おとどけします。

 近々、この中の記事の一部を紹介します。
 おたのしみに!

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デザインをたのしむ子ども達/出前児童館の様子

 8月の出前児童館でとりあげたプログラムに〈バランスとんぼ〉があります。

 えんぴつの芯の上にもとまってくれる不思議なとんぼのオブジェで、もとはこういう無地白です。

 それをこどもたちはいろいろなアイディアでオリジナルのバランスとんぼを作ってくれました。

 この子のデザインもみごとです。

 ものづくりの時によく感じるのですけど、子どもたちの多くはデザインするのが大好きです。

 次のプログラムがなければずっとデザインをたのしんでいたい勢いの子どもたちもたくさんいます。

 いちど〈デザインをたのしもう〉というプログラムで出前児童館を構成したいと思っています。

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