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夏には夏の秋には秋の/星野道夫 旅をする木 から

 第三研究所から帰る時、駐車場の前でやわらかな風を感じて立ちどまりました。
 暑い夏の日の盛りはまだまだ続くかもしれません、でもその勢いはゆるやかに降り、秋へ向けて季節がかわりはじめるのでしょう。

 季節の変わり目にはいつも大好きな写真家 星野道夫のエッセイを想います。
 「ページをめくる様にはっきり変化していく」というアラスカの季節感を味わいたくて、リュックを背負いマッキンリーの山に入ったのは、夏から秋に変わる頃のことでした。

 頬を撫でてゆく風の感触も甘く、季節が変わってゆこうとしていることがわかります。
 アラスカに暮らし始めて十五年がたちましたが、ぼくはページをめくるようにはっきりと変化してゆくこの土地の季節感が好きです。
 人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配で、こんなにも豊かになれるのですから。
 人の心は、深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。きっと、その浅さで、人は生きてゆけるのでしょう。

      文春文庫『旅をする木』

 私の好きな沖縄は、ページをめくるように季節を変えていくわけではないけれど、小高い場所から、海を見ていると、その美しさに見とれてしまいました。
 夏は夏の美しさを、秋は秋の美しさを感じていたいものです。

 

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