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自由研究〈サメとイルカ〉-尾ひれから広がる世界 ①/興味が深まればいろいろなところから深く学ぶことができます

 〈自由研究〉の質問がいろいろ届いています。今回はテーマとして魚好きの方たちのヒントになる話にもなるでしょう。

 以前書いた「国際通りの近くの川でサメが釣れた」という話を書いて後、釣り人の知人とこんな話で盛り上がりました。

いっきゅう先生、海で近づいて来たものがサメかイルカか簡単に見分ける方法を知ってる?

 海中は陸上より視界が悪い上に、向こうは動いていますから、細かく違いをチェックすることはむずかしくなります。そんな時でもあるポイントを知っているとサメかイルカかわかります。


 顔を見ればわかる、確かにそうかもしれません。
 しかし例えば船からこういう姿が見えたらどうでしょう。イルカだと思えばよいのか、サメなのか? 今回の前後編のお話で、きっと見分けられるようになると思います。

 私はダイバー免許をもっていて海で実際にサメと遭遇したこともあります。
 サメとイルカの違いは、理科の時間のたのしい学習にもなります。すでにそれをお話のプランにまとめていて、メルマガで紹介しようと考えているところですけど、その始まりの部分を紹介しましょう。

 進化の違いに興味を持つきっかけ、あるいは自由研究のきっかけになると思います。

 「分類」というのは、人間の発想のおもしろさが表現される分野で、わたし自身、とても興味を持っています。植物の分類などもいくつか書いてきましたから、興味のある方は検索して読んでみてください。

 さて、2000年前のアリストテレスはまず〈血液のありなし〉で動物を大きく分類しました。
 血液のない動物がいるのかどうかについては、興味深い話になるのですけど、それはいずれ何かの機会に譲ります。

 今の動物の分類の仕方はアリストテレスの分類からかなり進んでいて、まず〈背骨のありなし〉で大きく分類しています。

 サメやイルカなどは背骨があります。
 背骨のある動物は〈せきつい動物〉と呼んで、それをさらに

魚類、両生類、ハチュウ類、鳥類、哺乳(ほにゅう)類

に分類しています。

 サメもイルカも海の中で生活しているから〈魚類〉だと思うかもしれません。しかし違います。

 サメは魚類、イルカは哺乳類です。

 ちなみに人間も哺乳類ですから、イルカは大きく分けると人間と似た仲間なのです。

 「それがどうした」と思うかもしれません。だって外からみた形は似ていますから、それが魚類でも哺乳類でもあまり関係ないではないか・・・そう思うかもしれません。

 しかし進化の流れから見ていくと、そうでもないのですよ。

 もともと生命は〈海〉で誕生しました。

 動物たちはもともと〈魚〉の様な暮らしをしていたのです。つまり〈魚類〉の仲間が脊椎動物のもっとも古い形なのです。

 それが進化して〈両生類〉〈ハチュウ類〉〈鳥類〉〈哺乳類〉という様に陸に上がっていきました。

 イルカたちの様に海に住んでいる哺乳類は、陸に上がらず、そのまま海で進化していったと考える人もいるかもしれません。
 しかし違うんですよ。
 海から陸に上がった私たち哺乳類の仲間たちが、水中の生き物をとって食べているうちに、海中で過ごすことに適した姿に変わっていったのです。

 ではイルカたちが〈陸に住んでいた時〉はどういう動物に似ていたのでしょう?
 科学者たちはその姿をはっきりと特定しています。

今のイルカたちがまだ陸上で暮らしていた頃はどういう姿だったか?

あなたの予想

 ア.ワニみたいな長い姿
 イ.像みたいな鼻が長い姿
 ウ.キリンみたいな首の長い姿
 エ.その他

どうしてそう思いましたか?

 

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お話 イルカの祖先

 イルカたちの元の姿は、犬に近い外形をしていました。

 イルカの祖先はすでに絶滅したメソニックスという動物です。
 犬にとても似ています。

 信じられない、と思うかもしれませんけど、科学の研究の中で突き止められてきた事実です。
 
これが次第に姿を変えていく過程のメソニックスです。

 ぜひ自分でも進化の流れを調べてみるといいですね。

 さて、今のイルカたちは、外からみるとサメに近い姿形をしています。

 実はこの進化の中で、魚の仲間ととても違う場所がハッキリとわかります。

長くなりましたから、続きは次に書かせていただきます。
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