自家製:簡易わたあめ機

 研究所に学びに来る若い先生の中に〈ものづくり〉の好きなT先生がいて〈簡易わたあめ機〉を作って子どもたちとたのしんでいる動画を見せてくれました。わたしも教師をしている時には20数台くらい作って、そうそう理科の大会などで販売したこともありましたからもっとたくさん作ってますね、とてもたのしんだツールです。

 T先生が作成したのがこれです。わたあめのたくさんの繊維が飛び回っているところも見えています。

 こんな感じで子どもたちと楽しんでいる様子。
 子どもたちはわいわいいいながら喜んでくれます。

 

webサイトを見るといろいろな方達が作り方をUPしていました。

 わたしは次第に改良して大工さんたちが使う〈電動ドライバー〉を利用したハイパワーのわたあめ機を作成しましたが、100均の材料で十分作成は可能です。一つ掲載しておきましょう。

 チャンスがあれば〈たのしい教育Cafe〉でT先生に紹介してもらいたいと思っています。おたのしみに。

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物事はいろいろ関わりあっているから丁寧に予想を立てながら実験していく

 たのしい教育メールマガジンの最新号の一章〈たのしい教育の発想法〉が「基礎基本と小さな実」という話です。タイトルから全体を予想することは難しいでしょう。その一部を紹介します。仮説実験授業研究会の板倉聖宣代表が20年くらい前に語った内容です。古くても全く色あせない内容だと思います。

 今から30~40年前〈リンゴ園が困っている〉という話が新聞に出ていました。
 農薬なんかで花粉を媒助してくれる虫がみんな死んじゃった。だから〈養蜂業者に来てもらってハチを放して花粉を媒助してもらってリンゴの実をならそう〉というキャンペーンが新聞なんかに出たんです。
 ところがそれから10年ぐらい経っと、今度はハチが片っ端から花粉を媒助してしまい、実の数を減らすのが大変だという話になりました。

 実の数を減らさないと大きい実ができませんから農家の人たちは困るんです。
 実の数を減らすのは人間が手作業でやります。
 そして実の数を減らすための労力の方は、花粉を媒助する労力よりもかかります。

 花粉媒助が大変だというのがあって、それを解決したと思ったら、その次には実の数を減らすのが大変だということになったわけです。
 Aが大変だと騒ぎ、Aのことを改善しようと思うと、今度はBが大変だということになったりして、またCが大変だと、Dが大変だとなる。

 世の中には〈Aさえ解決すればすべて万々歳〉という単純明快な人がいます。しかし「そうじゃないよ。いろんなことが解決すべきことがあるんだ。決して問題は簡単に解決つかないんだ」というお話を作ろうと考えています。

 

 この話は「〈基礎基本を精選して教えると良いのだ〉という考え方が確かなのかどうか」という教育上の重要なテーマに繋がった内容です。
 ちょっとした遊びや趣味の世界ならあまり心配はないかもしれませんが、〈教育〉という重大なものに関して間違った取り組みを進めると、たくさんの被害者が出て来ますから、簡単に考えることはできません。

 全く新しいものごとならしっかり予想を立てて実験する。大抵のものは過去に実験結果を求めることが可能ですから、一見違う状況のものでも、その中に似たような結果を見出すことができないか、そういう丁寧な取り組みの中で、たくさんの人たちの笑顔を育てていかなくてはいけません。

 その意味でも〈実践法〉と同じく〈発想法・哲学〉を重視していく必要があると思っています。実践力と哲学とを伴った人たちをゆっくり育てていきたいと思っています。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

画期的 なべ敷き(鍋敷き) 可愛くてフリスビーにもなる

 たのしい教育研究所の第三ラボにはなぜか〈なべ敷き/鍋敷き〉がありません。購入すればよいと思いつつ、以前から作りたかった〈なべ敷き〉のプロトタイプ(試作版)をやっと手がけました。予想通り、可愛いくてしっかりした鍋敷きが出来上がりました。
 設計図なく制作するので完成度は今ひとつかもしれません。
 しかし頭にあるアイディアをこうやって目の前に創り出すことは変えがたいたのしみの一つです。
 最新号のメールマガジンに少し紹介したところ、意外なほど多くの反響をいただきました。少し紹介させていただきます。

 これです。
 ほんの5分くらいでパッと作ったので雑かもしれませんけど、けっこう可愛いと思いませんか。

 実用的にも、とても安定した鍋敷きになります。

 実はこの〈なべ敷き〉、よく飛ぶ上に安全なフリスビーになることがわかりました。当たっても全く痛くありませんし、思ったところにうまく飛んでいってくれます。

 全て100均の材料でできますからコストも安くすみます。
 これからいくつかの工夫と実験を加えて、メールマガジンで作り方などを詳しく紹介しようと思っています。

 寒い日々です。
 しかしたのしい教育は寒さで縮むことはなく、どんどん伸び広がっています。

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たのしい教育をすすめる教師は多くの人たちから評価されずには終わらない

 たのしい教育研究所に集う人たちの実力はとても高く、その実力は周りの人たちの笑顔と賢さを広げるものとして発揮されるので、ますますたのしさもが広がっていきます。

 その中核を担うメンバーから今年度もまた表彰(沖縄県)される人物が出ました。研究所をあげて大喜びです。たのしいパーティーで大いに盛り上がるでしょう。

〈たのしい教育〉をすすめていくことは〈周りの人たちの笑顔〉を広げていくことと同義です。その笑顔はその授業を受けている人、たとえば子どもたちだけではなく、子どもたちの家族の人たちにも広がるでしょう。また同僚、上司の方たちにも伝わっていきます。
 たのしい教育は〈たのしく賢く仲良く〉が根幹にありますから、それをすすめていく結果として、たとえばこういう表彰という形で現れることにもなるのです。

 形としての〈表彰状〉は関係ありません。たのしい教育をすすめる教師は必然的に周りから評価されずにはいられないのです。
・若手からも先輩からも信頼厚い教師たち
・日本人教師の代表として選出され海外で授業してきた教師たち
・文科省関連の授業で指名される教師たち
・県や市などが大きな取り組みをするときに協力依頼が来る教師たち
・困ったときに相談される教師たち etc.
 たのしい教育研究所はそういう教師たちの集団です。

 研究所の講座やスーパーバイズには無料のものはありません。自分の時間そしてお金を使って、周りの人たちの笑顔を広げていく人物たちですから、必然的に実力も高まっていくのです。

 しかし〈評価されたい〉ために〈たのしい教育〉に近づいてくる人がいたら困りものです。〈たのしく学ぶ笑顔〉〈賢くなっていく笑顔〉を育てることが目標ではなく、表彰・評価されることが目標の人物は、その底の浅さが周りの人たちに見えてしまうからです。特に子どもたちの感覚は抜群です。この先生は言っていることと根本的に目指していることが違うことを見抜いていくでしょう。
 形式的な出世は可能でしょう。
 しかしそれは周りのたくさんの人たちの笑顔に繋がる様な評価とは別物です。

 たのしい教育で周りの人たちのたくさんの笑顔を育てる人たちを研究所からたくさん送り出したい、そう考えています。

 たのしい教育を学ぶ教師たちが拠り所としているのが〈たのしい教育メールマガジン〉です。今週号(金曜日発刊)のメニューはこれ、周りの人たちが賢くなっていく笑顔を育てる内容満載です。興味のあるかたはお申し込みください。左のサイドバーに詳しい案内があります。

1.Let’s Enjoy the たのしい教育…
 100均で作る簡単 焼き鳥・焼肉器

2.Let’s Enjoy the Movies…ミニオンズ
3.たのしい教育の発想・思想・哲学
 〈基礎基本〉と〈小さな実〉

一緒に〈たのしい教育〉を広げて賢い笑顔を育てる〈簡単な方法〉があります。ここのクリックでブログ評価に一票入ります!