かず先生のたのしい絵画指導-2

 絵を描く事が好きだという人より、絵を描くのは嫌いです、という人が多いと思います。研究所に学びに来る先生たちにアンケートをとると圧倒的多数が〈苦手です〉〈できれば避けたい〉という人たちです。〈たのしい絵画教室〉にも力を注いでいきたいと思います。ということで、以前紹介した〈かず先生のたのしい絵画教室〉の続編です。

 これは、かず先生の絵画教室で出来上がったはがき絵です。

 これは以前たのしい教育Cafeでかず先生が授業した〈10分で描くたのしいスケッチ〉の時の作品です。描き方の順番的なもの、詳しく観察する視点をしっかり指導してくれるので、はじめての人もたいていこういう作品が出来上がります。

 かず先生自身の作品も掲載しましょう。
 沖縄の県魚グルクンです。

 絵画をたのしめる人たちが増えるとよいなと思っています。1日1度のこの「いいね」で〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ いいね=人気ブログ!=ジャンプ先でもサイトをワンクリックお願いします!

かず先生のたのしい絵画指導

 研究所には芸術教育担当の〈かず先生〉がいます。小学校の先生を退職し、現在は研究所の主要スタッフとして〈絵画〉だけでなく〈ものづくり〉や〈植物分野〉など大活躍してくれています。

 これは子ども達と仲良くなる絵画指導というテーマで〈キャンディー〉の絵を指導してくれている時の一コマです。

 描き方を順序よく教えてくれるので、描きたいという熱意さえあれば誰でも作品を完成させることができます。

 
 最後には受講生が描いた作品を展示して、それぞれのいろいろな魅力を伝えてくれます。

 少人数制で講座を開催しようと思っています。
 ご期待ください。1日1度のこの「いいね」で〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ いいね=

人気教材〈シャトル・キャッチ〉大活躍

 低学年を受け持ったり特別支援教育の担当をしている先生方が利用してくれている教材にシャトル・キャッチがあります。たのしい教育研究所が開発したオリジナル教材です。

 画期的な教材で、室内でおもいきりキャッチボールするようにして楽しむことができます。
 グローブではなくプラコップや紙コップを利用します。

 

利用した先生たちから、たくさん写真が届いています。
この子もシャトルキャッチで、投げたり取ったりするのが上手になった一人です。

 

 男の子だけでなく、女の子たちもたのしく遊んでいるうちに、どんどん投げ方も取り方も上手になってきたとのことです。

 たのしそうな様子が伝わってくる写真がたくさん届いています。
 この記事をお読みの皆さんで、シャトルキャッチの写真がある方は、ぜひお届けください。
 個人が特定できないように加工して掲載させていただきます。1日1度のこの「いいね」で〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ いいね=人気ブログ!=ジャンプ先でもサイトをワンクリックするとさらに嬉しく思います

板倉聖宣(仮説実験授業研究会代表)「社会科は何のために学ぶのか?」(2)

 仮説実験授業研究会代表 板倉聖宣が「社会科は何のために学ぶのか」について語ったことの続きです。まだ読んでいない方は、一つ戻ってお読みください。

 それぞれの考えを出していただいた上で、板倉聖宣がどのように語ったか、引用してみたいと思います。
 2000年11月11日〈関東地区 私立小学校研修会 社会科部会〉での講演の中にあった言葉で、私自身がとても影響を受けた一文です。※写真は沖縄に来ていただいた時のものです

 社会科の教育は〈今の社会に役立つ知識を教える〉というだけでよいのか?
 これは、これまで社会科であまり問題になってきませんでしたが、これからは問題になっていくと思います。
 何かというと「未来の社会に関する事を考える」ということです。
 未来の問題についてあらかじめ予想を立てておくことができます。
 たとえば〈老人問題〉です。いま老人問題は深刻ではないけれど、始まりつつあるでしょ。また、私立学校なんかだと倒産するかも知れないという問題があります。これはもうすでに現実の問題になっているかもしれませんね。

 未来は見えないから、予想することしかできません。

 今のゴミの問題は清掃局に行って調べたりすることができますが、未来のゴミの問題は見えないわけですから、未来を見る方法、未来を知る方法を知らなければならない。それは科学を学ぶことなのです。
 たとえば「今までの株価は右肩上がりだったからずっとこのまま右肩上がりで進んでいくだろう」と思っていたりするわけだけど、未来は現在の延長線上にあるとは限りません。

 バブル現象というのは現実の問題としていつも観察できるわけではありません。しかし、バブル現象が少し昔にあったし、もっと昔にもあったし、未来も起こるという可能性があるならば、教えておく必要があるのではないか。つまり〈未来の見方・考え方〉の教育が必要ではないか、ということです。

 

 今までの教育では〈未来を見る〉ということがすごく弱かったと思います。しかし、今、そのことが大変大事になってきたと思うのです。なぜ大事になったかというと、未来が見えるようになっているからです。それも、現在の延長ではないような未来が見えてきてしまう。

 たとえば、子どもが少なくなって年寄りが増えたために、少ない子どもでうんと多い年寄りを面倒みなければならないという種類の問題があります。これはほとんど現実の問題に近くなっています。

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