たのしい教育研究所の一年

 たのしい教育研究所には、一年で忙しい波が何度も訪れますが、今のころは、NPOの総会を控えたとても忙しい日々です。
 総会は毎回とてもたのしく盛り上がります。そのメイン・イベントの一つに〈映像で観る たのしい教育研究所の一年〉があります。参加者がとてもたのしみにしている一つです。
 今回は、これまで担当してくたれR先生、S先生が転勤と重なったのでわたしが受け持つことにしました。
 「ある程度できたな」と思って、前年度までR先生やS先生の作成したものを観てビックリ・・・
「足元にも及ばない(・∀・; 」

 気持ちをあらたに作り直しているのですけど、どこまで近づけるのかな。

 写真はとにかくふんだんにあります。その中からいくつか抽出しているのですけど、〈東北から研究所に語らいに来てくれた方〉の写真を見ても、〈手乗りブーメラン〉の重さ変化による飛び方実験の写真を見ても、〈傘袋グライダー〉を作ってM先生と研究していたりしている写真を見ても、どれも何年も前のことの様に思えてしまいます。


 間違いではないかと、写真のタイムスタンプを確認してみても、間違いなく、すべてほんの数ヶ月前のことなのですね。

 そうやって作成しながらつくづく「たのしい教育研究所の一年は、これまでの自分の人生の4年分くらいあるのだな」と感じています。すると設立して5年になる研究所は20年くらいになるのですけど、実際、そういう感覚なのです。
 わたしは大学を卒業してすぐに教師として採用されました。いくつだったんだろう?  22歳として、それから教師を30年くらい経験して、のちフリーとなって、この研究所を設立しました。設立した5年前のことを思い起こすと、本当に20年くらい前の様な気がしてしまうのです。そうやって、教師となるまでの22年と、学校で教師をしていた30年と、研究所の20年を足して、72年間程の人生を経験して来た気持ちになってしまうのですけど、物理的な年齢はまだ五十歳半ば、ますます油の乗り切った今日この頃です。

 みなさんのお陰で、たのしく充実した取組みが続いています。このサイトを見て、できるところは真似をして、講座などがあれば足を運んでいただいて、応援してくださることを願っています。今後共よろしくお願い致します。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします

どうして新しい本より古い本がおもしろいのか

 前回のたのしい教育メールマガジンで〈どうして新しい本より古い本がおもしろいのか〉ということをめぐって板倉聖宣が書いた内容を紹介したところ、いろいろな先生方から国語の時にそのお話を使わせていただきます、という頼りが届いています。

 板倉聖宣が〈少年少女科学名著全集〉の編集記で書いたものなのですけど、私自身が影響を受けたものでもあります。1964年といいますから、もう50年以上前です。しかし、今でもその見方考え方は色あせていないと思います。一部紹介しましょう。


 板倉聖宣の問題意識はこうです。

 ぼくははじめに書いたようなことが、ふしぎに思えるようになってきた。
「本や雑誌を書く人は、前に出た本や雑誌を参考にして、そのよいところはぜんぶとりいれることができるのだから、新しく出る本や雑誌の方がよいはずだ」一一ぼくはこう考えたのだが、どうもそうなっていないからである。

 そして

 いまではぼくにもこのからくりがだんだんとわかってきた。

 もともとよい本というものは、人の本をまねしたりして決してできないのだ。

 知識の切りうりをするような本なら、まねもできるが、読者に科学のすばらしさ、考えるよろこびを、わけあたえるような本は、そう簡単にはできないのだ。
 だから古い本でもよい本は大事にとっておかなければいけないとぼくは思うようになった。

と記しています。

 古くても貴重な本はたくさんあるのです。
  長い時の流れという強いふるいにかけられてなお残っている本たちというのは、たくさんの人の興味関心に耐えうるものなのです。古くても、自分自身が〈おもしろい〉と思った本があったら、子どもたちにも、どんどん紹介してあげてください。子ども達の興味関心もきっと高まってくると思います。

 明日(公開時点では今日)発行のメールマガジンでは35年前の絵本を紹介してあります。評価が高ければ、このサイトでも紹介したいと思います。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします

自由研究をもっとたのしく「小さな世界をたのしもう」りゅうぎんキッズスクール

 いくつもお問い合わせが届いている〈りゅうぎんキッズスクール〉の概要がまとまりました。詳しい内容を早く知りたいという方とお約束していましたので、確定している部分についてお知らせします。
 申し込みはまだ始まっていません。6月26日(木)から開始します、という連絡が来ています。リーフやポスターも近日中に出来上がるそうです。〈先着順〉となるので、興味のある方は、予め準備をしていて、期日になり次第、早めにお申込みください。
注意)申し込み先はたのしい教育研究所ではありません。〈りゅうぎん〉で、窓口・ Fax・メールへの申込みとなっています。

 内容「自由研究をもっとたのしく−たの式けんび鏡で 小さな世界をたのしもう−」
 参加:無料
 対象:小学校56年生
8月1日(火)09:30〜12:30 北谷会場(琉球銀行北谷支店2F−北谷町桑江95-1)
8月4日(金)14:00〜17:00 那覇会場(なは市民活動支援センター2F−那覇市銘苅2-3-1)
 ※ サイエンス教室はABの2つ開催され、たのしい教育研究所は〈教室A〉です

 たのしい教育研究所のたのしい本格的な授業で、賢く元気な子ども達をたくさん育てようと思っています。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

たのしい自由研究「二十日だいこん/ハツカダイコン(ラディッシュ)は20日で成長するの?」

 以前書いた「ハツカダイコン/二十日大根/20日大根」記事から二週間ほど経ちました。研究所の直接、見学に来てくれる方たちもいて、注目度が高い実験になっています。前回の記事を読んでない方は、まずそちらからご覧ください⇨こちら

 これがタネを植えた5月2日(2017) 。この頃の研究所のベランダは日当たりも良く、水はけのよい土に植えたタネに水もきちんと与えています。

 それから約二週間、5月16日(2017)のハツカダイコンです。

 
 1株ぬいて根の部分のふくらみを見てみましょう。写真の真ん中あたりに注目してください。

 ぜんぜんふくらんでいる様子はみえません。

 20日で食べられる様になるのでしょうか。

 みなさんの予想はどうですか? 

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