たのしく賢く予想チャレンジ! 食べ終えたトマトの食べ残しのタネから実ができるの? その後

 以前からお届けしている〈食べ終えたトマトの食べ残しのタネから、また実ができるか〉という予想チャレンジのその後の様子をお届けします。

 この記事から読む方もいると思いますから、また予想するところから書きましょう。

 以前、研究所でおいしいミニトマトを食べました。

 その種を少しとっておいて、スタッフのOさんがそれを育ててみることにしました。
 食べたトマトの残りダネからまた実ができるのでしょうか。

 

 学校などでも教材の一つとしてトマトを育てることがあります。そのときには〈タネ〉を購入して育てています。
 もしも食べ残しのタネから、また実ができるとしたら、特にタネを購入することはありません。〈遺伝子処理〉といって、野菜や果物がどんどんできない様な処理をされているという話もありますから、食べ残しのタネでは実ができないかもしれません。

 

 スタッフのO先生が丁寧に育てたところ、こうなりました。

 まるまるとした、とっても美味しそうなトマトです。

 

 もぎ取って食べてみました。
 みずみずしくてとても美味しいトマトでした。

 みなさんも〈これは美味しいな〉と思うトマトがあったら、自分で試してみませんか。
 このサイトをたどれば、O先生が育てたトマトの様子が段階をおってご覧いただけます。

 

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子ども達の意欲が高まる関わりを考える シンポジウムでRIDE〈いっきゅう先生〉がお話しします

 大学コンソーシアム沖縄〈子どもの居場所学生ボランティアセンター〉からの依頼で〈子ども達の意欲が高まる関わり〉について、たのしい教育研究所(RIDE)の代表 いっきゅう先生(喜友名 一所長)がパネルディスカッションの中でお話しさせていただくこととなりました。
 学生から一般の方まで興味のある方は参加できます。参加は無料です。
 いっきゅう先生によると、写真などを見てもらいながら具体的なお話しと、意欲を高めることについての根本的なお話しをしたいということです。興味のある方はぜひご参加ください。

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たのしく賢く学ぼう 絶滅が心配される種と既に絶滅した種 ② 環境省のレッドデータバンクから考える

 環境省のレッドデータバンクにある〈リュウキュウベンケイソウ〉が「たのしい教育研究所」で花開きました。前回は〈絶滅が器具される種の数〉の話をしましたが、今回は〈すでに絶滅してしまった種〉についてです。

 既に絶滅してしまった種というと・・・

 ティラノザウルス・レックスに代表されるキョウリュウたち。

 

マンモスも有名です。

 

 実際に写真が残っている種でいうと〈フクロオオカミ〉もいます。身体の後ろ側にシマ模様があって、腹にはカンガルーの様にフクロがありました。

 

 ワシなど猛禽類の仲間でアルゲンタビス・マグニフィセンスという鳥もいました。こんな巨大な鳥が羽ばたくシーンを間近で見るとすごい迫力だったことでしょう。

 こういう動物たちだけでなく、けんび鏡レベルの菌類なとを加えるとものすごい数になりそうですね。

 そもそも大昔に生存していたかどうかもわからない説物もいますから、その数をカウントすることはできません。
 しかし、生物がどれくらいの確立で絶滅していったかについては、WWFという保護団体が推測値を載せています。それによると「誕生した生物の90パーセント以上が絶滅した」ということです。
 環境の保護という目的があるわけですから、一概にその数字を信じて良いのか悩ましいところがありますから、一応の目安の数字として捉えておくほうがよいでしょう。

   生物の歴史は発生、分化(進化)、そして絶滅の歴史といえます。そして、およそ6億年の間に、誕生した生物の90%以上(99%という考え方もある)が絶滅したといわれています。

 過去、地球の歴史の中で、比較的短い歳月の間に多くの種、ときには目や科そのものが絶滅する「大絶滅」という現象があったことがわかっています。
 この大絶滅は現在までに5回あったといわれ、もっとも最近起きた大絶滅は、約6,500万年前の恐竜目をはじめとする大型爬虫類の大絶滅です。

 

 一応の目安として、少なめに考えるにしても、生物のほとんどは絶滅していったわけです。つまりそれは、今生存している生物も、のちのち絶滅してしまう、と予測されるということです。

 環境保護に力を入れている人たちの中には〈一切何も手をつけるな〉という話をしているのかと思える様な驚きを覚えることがありますが、地球上の生物はお互いがなんらかの形で結びついていることは間違いありませんから、他の種が滅びて、人間だけが生きていくということも考えづらいことです。
 エイズウィルスや天然痘ウィルスなどの種も全てが元気に生きていくとしたら、人間にとって困ることもありますから、簡単に〈種の保護〉ということは難しいこともありますが、大切な問題であることに違いはありません。

 長い歴史から学び、未来に向けてどうしていくか?
 それを解決するのは、たのしく学び賢くなっていく人たちから生まれるに違いありません。 〈いいね!〉 このいいねクリックで〈たのしい教育研究所〉が強くなる!

たのしく賢く学ぼう 環境省−絶滅危惧種 リュウキュウベンケイソウが花開く/ 絶滅が心配される種と既に絶滅した種 ①

 たのしい教育研究所のベランダで〈リュウキュウベンケイソウ〉が花開きました。

 野生のリュウキュウベンケイソウは、環境省のレッドデータブックで〈絶滅危惧種〉と評価されています。しかし、こうやって大事に育てられて花開く個体もあります。
以前、琉球新報にのった記事です。

 ところで環境省が認定している〈絶滅危惧種〉はもちろん植物だけでなく〈ジュゴン〉や〈ヒグマ〉などの動物も含まれています。
 ではどの位の数の種が絶滅危惧にあると認定されていると思いますか?

あなたの予想
ア 0〜100種
イ 100〜1000種
ウ 1000〜1万種
エ  もっと多い

 
環境省のサイトにこうあります
 
平成29年3月31日 環境省レッドリスト2017の公表について
 環境省では、平成24年度に第4次レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を取りまとめており、平成27年度から、生息状況の悪化等によりカテゴリー(ランク)の再検討が必要な種について、時期を定めず必要に応じて個別に改訂することとしています。
 今回、第4次レッドリストの第2回目の改訂版として、環境省レッドリスト2017を作成しましたのでお知らせします。レッドリスト2017において、13分類群の60種についてカテゴリーを見直したところ、絶滅危惧種が38種増加し、合計3,634種となりました。

 絶滅危惧の種が3634種というのは、多いのか少ないのか見方が別れるでしょう。

 では〈絶滅のおそれ〉ではなく〈既に絶滅してしまった生物〉はどのくらいいるのでしょう? つづく
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