石は割るのはたのしい/たのしい地質学入門①

 新春早々、西村寿雄先生を招いて開催した〈おきなわ石さんぽ〉で、岩石・地質に対する興味関心はとても高まっています。科学のたのしさを伝えることのできた大満足の講座でした。

 フィールドでのワークで西村先生が強く語ってくれたのが『石は割ってみないとわからないことも多いんだよ!』

 見分けの難しい石は割った中を見て、鉱物の混ざりぐあいを確認したり、酸性の液で泡立ちを確認したりします。

 

 

 さて西村先生に学んだ私いっきゅうは、さっそく地質用のハンマーを入手しました。まずは手頃なタイプ、価格は2000円くらいです。欲しい方のためにリンクをはっておきます。

 

STONEZ ロックピックハンマー ピックハンマー ロックハンマー 地質調査用 岩石 採石 砕石 地質 検査 硬質 ヘッド 一本鍛造 良質 ラバー グリップ (ピック/ブルー)

ハンマーの先端は、この写真の様に尖ったタイプとヘラの様に平たいタイプの2種類ありますから、〈平たいタイプ〉が欲しい方は、こちらをクリックしてください⇨ STONEZ ロックチゼルハンマー

 私はアウトドア派なので外でたくさんな活動をしてきましたから、その分いろいろな質問を受けることがあります。その流れで石を拾うことについても書いたことがあると思います。
 海や川などから大量の土砂をとったりすることは違法ですが、1個2個の石を拾ったり、少々の水をとったりすることは違法ではありません、心配しないでください。

 さてハンマーで割って、さっそく驚いたことがあります、次回〈石を割ってたのしむ実践編〉をおとどけしましょう。

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梅のつぼみ見花見の自由研究/梅は実は後ろ姿を見るのもたのしい-その2

 前回は梅の蕾の愛らしい姿をお届けしました、今年は梅の後ろ姿の美しさを発見しました。

 これが梅の蕾です。

 この蕾がゆっくり花開いてきます。

これが花開いた姿です。
 とってもいい香りがします。

後ろ側からながめてみましょう。

白い花びらの後ろで、それを支えるガク()のみどりが映えています。
 

 もちろん梅の種類によって、いろいろな彩りがあるでしょう、桜色の花びらに白いガクという組み合わせもあると思います。これから梅をみたら後ろ姿もゆっくり眺めてみようと思います。

 ちなみに沖縄の代表的な桜、緋寒桜(カンヒザクラともいう)は花びらも額も赤系です。

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梅の蕾見から自由研究〈花のうしろ姿〉へ/梅と桜の後ろ姿はどちらがきれい? その1

 何年も前から〈桜や梅のつぼみ見/蕾見〉をたのしんでいると、必然的に時間の流れの中の桜や梅だけでなく、同じ空間の四方八方から見る梅や桜をたのしむ様になります。

 以前しらべてみると意識的に「蕾見」をはじめたのはRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )が初めてだったことがわかったのですけど、今はRIDEの周りで、それをたのしむ人たちが増えてきています。

 その人たちも「梅の蕾見」をたのしむ人は少数です、どうしてか、沖縄には梅がとても少ないからです。

 本数が少ないということは、公園などで自由にたのしめる場所も少ないということです。ここは、RIDEで〈梅まつり〉をする川沿いの場所、とても貴重なところです。※人に関しては個人情報の関係で基本的に加工写真を掲載しているのですけど、地域情報については環境保護の観点から場所を伏せる様にしています、ご了承ください

 これが今の梅の花たちの様子です。
 「さぁ、これからだよ」
という、清々しさと凛々しさに満ちた姿です。

 よく見るとふくらんできた梅の蕾/つぼみたちがたくさんみつかります。

 この膨らみ具合はとても愛らしく、大好きな姿です。

 たくさん花開いた梅たちの先でぷっくりと膨らんだ姿がたくさんあります。

  蕾というのは、とても愛らしい姿に見えて来ませんか。
 可能性に満ちたという陳腐な見方ではなく、私には今あるその姿のままでも美しく見えてきます、たとえこのまま花開かずに終わったにしても。

 さて最近は、花たちの後ろ姿にも美しさを感じる様になってきました、自由研究としてもたのしいと思うので、続けて書いていくことにしましょう。

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ノア・ハラリ「アルゴリズムはあなたを支配したり操作したりできるだろう」/メルマガ たのしい教育の発想法から

 たのしい教育メールマガジンは今年も人気です。今回は最終章「たのしい教育の発想・思想・哲学」からノア・ハラリの最近著〈21Lesson’s 〉を紹介しましょう、ハラリが教育について語った貴重な内容です。

 ハラリの重要な問題意識の中には〈急激な発展を続けるA.I.〉が大きく横たわっていて、それは教育についても人間の生き方そのものにも強い影響を与えざるを得ないと予測しています。
 教育の章を終わる部分が次の言葉ですが「A.I.に自分の行動から思考そして嗜好までのほとんどが読み取られて、A.I.は自分以上に自分のことがわかる様になる」という不安の言葉で締めくくられています。
 この本全体がそういう暗いトーンに覆われたものだということもできます。

 しかし人間はもちろんA.I.の予測を超えた存在です、たのしい教育研究所は、たのしい教育を進めることによって、A.I.の遥か上を行く、A.I.には読み取ることのできない人間の大きさを維持することができると考えています。

 この公式サイトに綴っているいろいろな記事から、それを感じていただければ幸いです。

閑話休題、ハラリの言葉を紹介します。

 哲学者や預言者は何千年にもわたり、人々に自分自身を知るよう促してきた。だが21世紀ほど、この助言の実行が急を要することはこれまでなかった。なぜなら、老子やソクラテスの時代と違い、今や熾烈な競争が繰り広げられているからだ。
 コカ・コ-ラやアマゾン、百度、政府がみな我先にあなたをハッキングしようとしている。あなたのスマートフォンやコンピューターや銀行口座ではなく、あなたとあなたの有機的なオペレーティングシステムをハッキングしようと競っている。
 私たちはコンピューターがハッキングされる時代に生きていると言われるのを、聞いたことがあるかもしれないが、それは真実の半分も語っていない。じつは私たちは、人間がハッキングされる時代に生きているのだ。

 今この瞬間も、さまざまなアルゴリズムがあなたをじっと眺めている。あなたがどこに行き、何を買い、誰に会うかを見守っている。間もなく、あなたの足取りや呼吸や心拍も1つ残らずモニターするようになる。ビッグデータと機械学習に頼り、あなたのことをますますよく知ろうとしている。そして、あなた以上にあなたのことを知るようになった日には、これらのアルゴリズムはあなたを支配したり操作したりできる、だろう。だが、あなたにはそれに対してほとんど打つ手がない。あなたは『マトリックス』や『トゥル-マン・ショ-』の中で暮らすことになる。

 ユバァル・ノア・ハラリ「21Lesson’s-教育の章-」から

 

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