受講者募集 春の講座〈別れも出会いも たのしい教育!〉2月29日(土)開催

 大人気の春の講座の募集がスタートしました、RIDE事務局からの案内を掲載いたします。子どもと一緒の参加も可能です!

たのしい教育研究所(RIDE)事務局から、ちょうど太陰暦元日にお便りをしたためています。

あけましておめでとうございます、今年もたのしくお付き合いください。

皆様にとって充実した2020年になりますよう、願っております。

RIDE第三研究所の近くの公園では桜の木々が彩りを加え、早速桜祭りをしに行きました。第一研究所近くの公園では梅の花も開き「今度は梅祭りですよね」と話しているところです、皆さんの周りでもきっと花を見せているころでしょう。 

 たのしい教育研究所(RIDE)は応援して下さる皆さんのおかげで今年も元気に活動しています。

 先日、大阪から西村寿雄先生をお招きして〈科学読み物〉と〈おきなわの石〉をテーマにワークショップを開催したばかりですが、1ヶ月後の新暦2月29日(土)には人気講座の一つ「春の別れも出会いもたのしい教育」を開催いたします。

 RIDEの講座は、教材を持ち帰って活用できるたのしい教育プログラムとなっていますから、受講していただければ、子どもたちだけでなく教師自身も笑顔でたのしく春を過ごすことができることと思います。

 今回は教職を満期で退職するRIDEの大切な仲間、伊良波さん(伊豆味小中学校教頭)が「〈国語〉はたのしい教育の突破口」というテーマで『予想を立ててたのしむたのしい国語の授業』をしてくれることになっています。伊良波さんは沖縄のたのしい教育界の基礎を築いた「最大の功労者」といってよい人物です。管理職として忙しく過ごしていたので、なかなか講座で授業をすることはありませんでしたが、今回は教師生活ラストの記念として、多忙な中を調整してくれました。

 スタッフ一同も、とてもたのしみにしているところです、ご期待ください。

 

 大人気の講座なので、毎回定員に達し、お断りしなくてはならないこともあります。

 興味のある方は早めにお申し込みください。

※  記  ※

2020年2月29日(土)09:20受付  09:30~12:55



メニュー

① みんなで仲良くたのしいゲームプラン

② おいしい〈たべものづくり〉

③ たのしい〈ものづくり

④ 想い出に残る〈読み語り〉

⑤ 〈授業〉国語でも予想をたててたのしもう

☆ 他にもたのしい教材の紹介などいろいろ



会 場
 うるま市 生涯学習センターゆらてく


  1F大ホール 高速沖縄〈北〉インター直進5分程


対 象
 教育関係者 ※子ども(小学生以上)と一緒の参加も可能(子どものみの参加はできません)



参加費
 大人2800円・子ども1500円 (教材等は親子で1set)

  ★早割り 10%引:2/19(水) 17:00まで

      大人 2500円,子ども 1300円
  ★ メルマガ会員割り 10%引:[大人のみ] 2500円 早割り適用で 2200円



服 装:動きやすい服装で 持ち物:筆記用具

 
お問合せ
 090-1081-7842 (平日 18:00まで)申込みは〈メール〉のみ ⇨ ①名前 ②所属(会社・団体・学校等)③電話番号 ④メルマガ会員かどうか

 を明記して office☆tanoken.com へ ← ☆を@へ
 ⬅︎Q-Rコードからの申込みも可能です。
 
 受講の可否メールが研究所から三日程で届きます

 無い場合はお電話ください。

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仮説実験授業研究会元代表 板倉聖宣の〈科学読み物論〉

 仮説実験授業研究会(元)代表 板倉聖宣(いたくらきよのぶ)という書き方は久しぶりです。たのしい教育研究所(RIDE)には、そのことをよく知らない人も学びにくるので、久しぶりのフレーズを使ってみました。
 板倉聖宣はたのしい教育研究所を強く応援してくださっていた恩人で、このサイトでもたくさん書いて来ました。惜しまれつつ2年前に他界しました(2018年2月)が、私たちに残してくれた見方考え方、授業の具体的な方法など、財産がたくさんあり、今でも学び続けています。

 これはたのしい教育研究所(RIDE)のスタッフが教材として作成して研究大会に持っていった沖縄の伝統的な扇、クバオージを「これ、いいねぇ~」と使ってくれている時の写真です。持っていった分がすぐに売れていきました。

 

RIDEのクバオージと板倉聖宣

 先日大阪からワークショップで来てくれた西村寿雄(ひさお)先生が準備してくれたレポートに「板倉聖宣の科学読み物論」がありました、最新のメルマガの中から少し紹介しましょう。

 西村先生が真っ先にあげたのは板倉聖宣のこのあとがきでした。ここにある「〈自然の本〉と〈科学の本〉は明らかに違う」という見方・考え方にハッとした参加者がほとんどでした。

 いわゆる「子ども向きの科学書」には、「自然の本」ではあっても「科学の本」でないものがたくさんあります。

 (「自然の本」は)自然科学の研究対象である自然界のおもしろそうな事物についてさまざまな知識を教えて、子どもを科学の世界に近づけようというのです。

 しかし、わたしはそのような考えに賛成することができません。科学は人間がつくりあげてきたものであって、自然の事物そのものとはちがいます。科学のおもしろさ、すばらしさは、自然の個々の事物のものめずらしさ以上のものです。

 よく「科学は冷たい」などという人がいますが、それはまちがっています。自然そのものは冷酷かも知れませんが、科学はちがいます。

 科学は人間がつくりあげてきたものであって、そこには人間の血がかよっているのです。

 ところが多くの人が手にする図鑑風の本には、科学のもたらした知識の断片が書きつらねてあるだけのものが多いので、科学というものは冷たいものだと思われたりしてきたのです。

 しかし生きた科学の世界を知らせる本は、まだ見知らない事物の存在について豊かな夢をもたせ、新しいものを見い出しつくりだしてゆくおもしろさを知らせ、さらに、そういうことを可能にした人間の知恵のすばらしさをしみじみと感じさせるものになりうるはずです。

 

『ジャガイモの花と実』〈あとがき〉

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寝ることに関してはア~ルに勝てない/メルマガ最新版から

 メルマガを送るとすかさず何通かの反応が届きます。メルマガのはじめの章では、ア~ルの楽しい日々から見えるRIDEを紹介するコーナーもあるのですけど、今回最も多かったのは、ア~ルについてでした。

 私はいろいろなところでキャンプをしてきたので、ゴツゴツしたところで外で寝ることに関しては普通の人たちよりずっと慣れていると思うのですけど、ア~ルには勝てません。

 私がメインで仕事をする机は、いつもいろいろな本や資料、教材が横たわっています。ア~ルは自分専用のクッションとか、私のゆったりしたソファーがあるのに、あえて私の前の教材だらけ本だらけの机に来て寝るのです。

 その寝るポーズのバリエーションがいろいろです。

 今回は私のところに来て「いっきゅう先生、ネズミに負けてしまいました。ねずみ年のネズミは手強い」
という様に、頭を抱えるポーズで睡眠に入りました。
 笑ってしまいました。

 彼の寝ている下にはペンや計算機もあるんですよ、あえてここで寝なくてもよいのにね。
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実験・自由研究には勇気が必要です/優等生という生き方からの脱却

 以前も石を拾うことは基本的に問題がない、という話を書いた時に質問が来たのですけど、今回もいろいろな方たちから質問が届きました。文面は違いますが「できれば根拠を教えてもらいたい」という希望も多かったので、送った資料があります。
 このサイトにも書いておいた方がよいと思うので載せておきます。

教えて国土交通省


 心配な方には、安心していただけたことでしょう。

 実はこの続きを書きたいのです。

 自由研究には勇気が必要です。
 何しろ自分にとって新しいことをするわけです、予想通りにいかないこともたくさんあります。同時に、これでよいのかな、とおっかなびっくり進めることも出てきます。

 そういう時に、いろいろなものごとを「忖度(そんたく)」していたら動きがとれなくなってしまい、新しい試みなどできなくなってしまうこともあるのです。

 特に今回の様に「海や川の小石を拾うことが法的に許されるのかどうか」と心配する人もいるというのは、私の様なアウトドア派からすると、そのことが心配になっていて来ます。

 優等生は、目上の人たちに自分の行動や考え方を合わせることが得意ですから、自分の考えで新しいことに挑戦することが少なくなります。また、自分で判断することも慣れていませんから、いろいろな人たちに意見を聞いたりして、結果、動きがとれないということも起こります。

 たのしい教育が勧めるのは〈予想を立てて実験する〉ことですから、実験前に心配して動きがとれないというのは好ましいことではありません。

 実験の場合には〈危険度と迷惑度〉を考えていくことでクリアーできるものがたくさんあります。

 今回の石の問題も〈危険なのか〉〈誰かの迷惑になる行為か〉と考えていけば、自ずと禁止されるものではない、ことが予想されると思います。それと同時に、トラックの荷台いっぱいに土砂をもっていったら迷惑度危険度もかなり高いことも予測できるでしょう。
 橋を支える足元の土砂などをトラックいっぱいもっていったら大変だし、そうでなくても、川を歩く人たちへの危険度がとても高くなります。

 そういえば以前「家の庭で枯葉などを燃やすのは法律で禁止されている」と話した人がいました。私はすぐに「そういう法律はないでしよう」と答えたのですけど、それは法律について詳しく知っていたからというわけではありません。
 アウトドア派の肌感覚として、そういうことはないと感じたからです。
 もしも周りの人たちに大きな迷惑をかけるということがあれば別ですけど、安全面の配慮をして自分の土地で枯葉や古い雑誌などを焼いても、問題になりようがないと感覚的に判断できます。

 いろいろなものごとを心配して、これをしてよいか、あれは禁止されていないだろうか、という〈いわゆる良い子・優等生〉としての生き方がダメだという気持ちはありません。しかし世の中の問題や課題を解決して来た、突破して来た人たちは、予想を立てて新しい物事に挑戦した人たちです。
 アルキメデスもガリレオも、スティーブ・ジョブスもそうでした。

 危険な時はどうするか、迷惑な時にはどうするか、そういう工夫をしつつ、予想チャレンジを楽しむ人たちが、どんどん増えていって欲しいと思います。

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