たのしい教育研究所(RIDE)の教材大人気!

 研究所の講座で紹介した「パステルプラ板」でたのしんだ様子がまた届きました。 

 先生やおとうさんおかあさん、お世話になっている人たちにプレゼントしようということで、たくさん作ったとのことです。

 

 みんなとてもすてきな笑顔を見せてくれています。

 贈る相手の名前を記してパッケージされたものがたくさん写っていました。

 

 もらった人たちは、とても喜んでくれたそうです。

 それはそうでしょう、世界でたったひとつのプレゼントですから。

 こうやってたのしい教育研究所の教材がどんどんいろいろなところに広がっています。県外からも教材についてのいろいろな問い合わせが届きます。
 嬉しいことです。

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たのしい放課後居場所づくり/沖縄市出前児童館の様子

 これは新しい場所での4月の居場所プログラムの様子、前の記事の続きになっています。

 たのしい教育は沖縄の北で幕を開きました。
 沖縄で多数の方たち向けの講座で初めてスライムを広めたのは、たのしい教育研究所が生まれるずっと前、私が教師になりたての頃の〈名護仮説サークル〉です。リーダーは伊良波正志、わたしに仮説実験授業を教えてくれた恩人です。
 サークルといっても初めの頃は伊良波さんと私の二人だけ。新しいものを切り開くことは苦しいことだと思う人がいるかもしれません。しかし自分たちの意思で新しい扉を開くのは、たのしくてなりません。

 それから30年が経ち、スライムは普通に知られる様になりました。
 ところが今回の〈出前児童館〉でとりあげた「ふくらむスライム」という楽しみ方は新鮮です。
 子ども達の書いてくれた評価・感想にも、うれしい言葉がたくさん綴られていました。

 小さな子ども達も一生懸命つくっている様子がみえると思います。

 これはふくらむスライムの作り方を教えているK先生が、スライムをふくらませているところです。

 この記事がアップされる金曜日は、沖縄市中の町の文化センター(旧図書館)4F芸能館ホールで〈出前児童館〉を実施します。
 興味のある方はぜひご参加ください。

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新しい場所での出前児童館も大好評スタート/文化施設を利用して〈たのしい教育〉①

 たのしい教育研究所が月に5日間、地域に出かけて子どもたちに授業している〈出前児童館 )は、おかげさまで大人気です。今年度も新しい場所でやって欲しいという要望で、沖縄市美里、古謝、山里、明道、文化センター芸能館(中の町)の5ヶ所をまわっていくことになります。

 4月15日(月曜日)は美里での授業です。
 なんと国指定の有形文化財施設を利用させていただくことになりました。
 木造瓦屋根の建物で戦争前に建てられたものが消失し、それを今から60年ほどまえに再建したものです。

 昔の風情豊かな施設に、どんどん親子が集まって来て来ます。

 たのしい教育研究所(RIDE)のメンバーはみんな教師経験があり、子どもたちが大好きな人物ばかりです。
 そのメンバーが知恵を合わせてメニューを決めていきます。

 これはたのしい絵本の読み語りをしているところです。
 こども達の口から笑い声が響いています。

 

 これはふくらむスライムを作ってたのしんでいるところです。

    スライムを知っている子はたくさんいますけど「ふくらむスライム」は初めての子どもたちばかりです。
 とてももりあがりました。

 続きは次回おとどけします。

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ヨシタケシンスケ 最近作「思わず考えちゃう」新潮社

 友人がヨシタケシンスケ 最新作「思わず考えちゃう」を持ってきてくれました。RIDE(ライド)を立ち上げてから、かつて活字中毒だった私に、読書する時間はほぼ無くなったのですけど、こればかりは一気に読みました。

 ヨシタケさんの作品は、心の内側にためていたものを、少しだけ表現した時の面白さでできています。「あるかしら書店」「なつみは何にでもなれる」など一連の流れで構成されているものも基本的に一コママンガの構造でできています。
 「見えるとか見えないとか」があるではないか、という方がいるかもしれませんけど、それは伊藤亜紗さんのお話を構成したものです。
 つまりヨシタケさんは〈起承転結〉や〈序破急〉などといったストーリー展開で作品を紡いでいくタイプの作家ではないのです。

 ちなみに私いっきゅうのライフステージである〈科学教育〉でいえば、科学をショー的一発芸的に扱う人たちは〈一コマ漫画〉的なタイプです。わたしは一つの映画の様に〈ストーリー構成〉をとても大切にして科学の素晴らしさを体感してもらうタイプです。どちらにもよいところはあります。

 科学教育の中では構成のしっかりしたストーリーでたのしませてくれる人はとても少ないので、いろいろな人たちが目をつけはじめたのだと思います。
 絵本系のステージは〈一連のストーリー展開〉でみせる人たちが多く、ヨシタケさんの様な一枚の絵でたのしませてくれる人は少数です。

 そういうスタイルから予想して、ヨシタケさんは講演会などが苦手だろうと思っていたのですけど、この本のはじめに、予想していた通りのことが描かれていました。

  雑誌などのインタヴューでは、おもしろいことをいろいろ語ってくれているので、ヨシタケさんのおもしろさを引き出してくれる人がいれば、ずいぶん違ったものになるのだと思います。

 実は読んでいて驚きました。
 絵だけ、あるはそこにボソッと添えられたつぶやきだけで味わう方が、わたしにはずっとたのしめるんです。

 たとえばこの絵、わたしは見ているだけでいろいろな想像をしてしまいます。
・この子、まだ歩けないのに強引に引っ張られているのかなぁ・・・
・それとも立つのもままならない状態を、さらに強引なことしているのかなぁ・・・
・歯医者に行くっていうので抵抗してるのかなぁ・・・
・公園とかで歩く練習をしている時なのに大人二人がついつい会話に夢中になっちゃってグイグイ歩いているのかなぁ。いるよね、そういうたのしいお気軽な大人

 どうイメージしてもほほがゆるんでくるたのしい絵です。

 ところが、ヨシタケさんがその絵を書いた時のことを解説してあって、それを読むと笑えなかった  ̄ェ ̄ ;
 

 わたしにとってのヨシタケさんの魅力は一コマ漫画的な魅力です。この本の中には、今まで私が見たことのない絵がたくさん出ています。そのたのしさを探すだけでも手にする価値は十分にありました。

 また、この本でヨシタケさんの新しい魅力を発見する人もいるでしょう。定価1000円は決して高いとは思えません。
 興味ある方はぜひご購入ください。
 小学校高学年ならクラスに置いておくのもよいと思います。

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