たのしい教育メールマガジン おかげさまで400号!/新作プランのアイディア

 たのしい教育を応援してくださる、興味関心を持ってくださる皆さんのおかげで、たのしい教育メールマガジンは今週水曜日〈第400号〉の大台にのりました。

 最新400号のメニューはこれです。
 短くしようと思いながらも2万文字レベルになっています。

 

  今回はこの中のはじめの章〈たのしい教育の今日この頃〉に載せた「たのしい教育プランの構想」について紹介しましょう。

美味しいものを食べる/美味しさの化学

 友人が差し入れてくれたたっぷりのトマトとプチイチゴがあって、メルマガを綴りながらつまんでいます。
 イチゴはもちろん美味しくて、プチトマトはこれまで食べた中で一番甘かった。

 たまたま2つとも赤くて美味しかったので、この〈赤〉という色が気になりました。りんごも赤いですよね。パプリカもトウガラシも赤。知っている人もいると思いますけど、熟する前はどれも緑や白っぽい色をしています。
 この色の変化である予想が浮かんでいます。
 リトマス試験紙の色反応をご存知でしょうか。
 酸性に傾くと〈赤〉と変化します。
 もしかすると、果物や野菜の赤というのは酸性と関係しているんじゃないだろうか・・・。
 とすると青野菜というのはアルカリ性か?
 アルカリはタンパク質を溶かすので動物には有害です。 ジャガイモの表面の緑っぽいところはソラニンというアルカロイドで、毒の多くがアルカリ性ですから、そういう特別なものは別にして、青野菜一般がアルカリ性というのは考えづらいな。
 と考えてみると〈青い野菜〉というのはないことに気づきました。青野菜と呼ばれていても〈緑〉とか〈黄〉です。
 ということで、美味しいものを食べながら「美味しさと化学」という授業プランが浮かんできました。
 これもいつかまとめようBoxに入れておきます。

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桜の恩返し?/笑顔を育てる行動が繋がって自分も笑顔になるという話

 研修生のAさんと第三研究所のベランダを片付けていると、栄養のあるいい土がたっぷり出てきました。どんぐりプロジェクトの時や、いろいろな植物を育てている時に購入したものです。

 さっそく近くの桜たちの根元にわけてあげることにしました。

 毎年〈蕾見や花見〉でたのしませてもらっているので、時々水をあげたりしているのですけど、いい土をあげるのははじめてです。

 たっぷりあったので、いくつもの株にわけてあげました。
 小さな桜の木にはこれくらい。

 大きな桜の木にはこれくらい。

 土を広げただけではダメです、今はなき伊波善勇先生に教えてもらった手順で、植物が喜ぶ様に、ほろほろの土にしてあげなければいけません。
 全部で10本くらいの桜の木に分けてあげることができました。

 そうやって数本の桜の木の根元で土を柔らかくしている時に、金属片をみつけました。

 これです。

 

 何なのか、すぐにわかりました。

 半年くらい前から行方不明だった〈パン焼き器にセットする羽〉です。これがないと小麦粉を練り込むことができませんから、単なる入れ物になってしまいます。

 残念なことに、メーカーでも生産していないということで、片隅で無用の長物と化していたパン焼き器が、これで復活します。

 こういう偶然はとても嬉しいことです。

 研修員のAさんが「いっきゅう先生が木の根元に座って、土をこなしていないと見つからなかったものですね」と言っていましたが、本当にそうです。

 そのことも善勇先生から教えられることがなければ、叶わなかったでしょう。

 植物の笑顔につながることをしているうちに、嬉しいことがいっぱい起こります。

 たのしい春の日々です。

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シロツメクサを食べてみる

 沖縄はシロツメクサ(クローバー)が咲きほこる季節です。シロツメクサを見ると師の板倉聖宣が元気で沖縄によく来てくれたいた頃を思い出します。

 沖縄に来てくれる時には、たいてい私が空港に迎えにいったのですけど、私が講座の準備などではずせない時は、仲間のA先生B先生たちがいってくれました。
 講座の時間まで板倉先生と一緒にたのしく過ごしてくれたのですけど、その時のエピソードの一つがシロツメクサの話です。

 シロツメクサは白爪草ではなく〈白詰草〉と書き、江戸時代に詰め物の緩衝材として使われていたからで、アカツメクサ(赤詰草)もあるのだということ。

 その時からシロツメクサは気になっていて、RIDE開発の〈たの式顕微鏡〉の観察教材の1つにもなっています。ちなみに、シロツメクサはマメ科の植物で〈世界最小級の実〉です。
 このサイトにも書いたと思います、興味のある方は検索してみてくださいね。

 その時にいろいろ調べている中で

シロツメクサは山菜でもある。若葉はおひたしや胡麻和え、白和え、油炒め、てんぷらなどに。花を焼酎につけるとクローバー酒になる。

 という情報もストックしてありました。

 第一研究所の近くに、ソロツメクサがいっぱい咲いています。
 さっそくシロツメクサを食べてみることにしました。

  RIDEの料理担当A先生が「これはいい」とすすめてくれた調味料があります、〈だしまろ酢〉です。それに漬けてみることにしました。

 ビニール袋に入れて・・・
 これが着けはじめのシロツメクサです。
 

 半日つけた後のシロツメクサがこれです、全体にしなってきました。

  味見してみると・・・

 見た目からなのか〈カイワレ大根〉の様な風味がしてきます。
 白い花の部分も食べることができました。全体的にスジがしっかり残っている感じがします。

 翌日、また食べてみましたが、やはりスジの食感が気になったので、今度は〈若い葉〉や〈やわらかめの花〉を積んでためそうと思います。

付記:野菜・植物には毒性を残しているものが少なくありません。じゃがいもにもありますし、ネギ類にもあります。食べる時にはそれを避けて、あるいは中和して食べています。アク抜きという作業もその一つです。
 青梅など、明らかに毒性が強いものは、知られていると思いますけど、普通食べないものについては、知られていないこともあります。シロツメクサも時々、悪さをするものがあるようですから、大量に食べたりするのはやめておきましょう。

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RIDEウェルカムスペース春のレイアウト

 RIDEのウェルカムスペースのレイアウトが人気です、芸術担当小禄さんの力作です。

 野原の草花たちの周りを舞う蝶や虫たちの緻密な作品です。

 寄ったところから写したものです。

 静止画なのに、春の野原の植物たちのそよぎが見えてくる様です。

 美術館に行かなくても、みごとな作品をたのしむことができます。

 RIDE第三研究所に来る時にはぜひ足をとめて味わってくださいね。

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