たのしい実験の日々が豊かな教育の未来

 最近、第三研究所のわたしの執筆室でいろいろな〆切原稿などをまとめている時に「え、自分は5~6年も研究所でこうやって〈たのしい教育〉の研究を続けて来ているのか」と本気で驚いてしまいました。

 気づいてみると〈いっきゅう先生〉の名前でいろいろなところで授業や講座などをしたり、若手の教師向けのワークショップをしたり、カウンセリングに飛び回ったり、教材づくりをしたりと生活時間のほとんどを〈たのしい教育〉に注ぎ込んでいる、夢の様な暮らしをしています。

 これはある教育委員会の教育イベントで授業することになっているポスターです。新聞等でも広報するという話ですから、正式に広報されたらこのサイトでも紹介できると思います。

 最近では、要請をお断りしなくてはならないほど忙しくなってきています。現在のところ〈半年〉くらいの期間で調整できる日程を打診していただければ、なんとか対応できる様にしています、ご了解ください。

 ところで私が中学の頃、英語の教師が「勉強というのは強(し)いて勉(つと)めると書くんだ。つまらないものイヤなものでも無理してやるのが勉強なんだ」と力説していました。案の定、その先生の授業で私は大の英語嫌いになってしまいました。

 たのしい教育研究所(RIDE)にはそういう学び方を子ども達や先生たちに伝える気持ちは全くありません。
 何かの真似をして暮らす日々なら何とかなるでしょう。けれど、新しい豊かな暮らしを切り開いていくのは、そういう学びから生まれることはありません。
「これを学ぶのがたのしくてならない」そう感じて学んでいける人たちが切り開くのです。そうやって暮らしていく人生は豊かでたのしい日々の連続です。

 これは前回書いた〈ニュートンのゆりかご〉の予想チャレンジの様子です。実験好きのア~ルも側にいて自分でも予想チャレンジしています。

 これは〈たまねぎのネギの部分〉を吊るして、ある実験をしているところです。
 一週間くらいでまとめる予定ですけど、とてもたのしい授業プランになりそうです。

 

 たのしい教育をいろいろな人たちに伝えたい。
 その思いは、着々と前に進んでいます。
 たのしい教育は特別に誰かにしかできない内容ではなく、自分でも周りの人たちに伝えたくなる、そして伝えることができるものがほとんどです。皆さんの近くで研究所の授業がある際には、ぜひたのしい教育を体験してみてください。

 二月の一般向けの講座「春の別れも出会いもたのしい教育」はおかげさまで、広報数日で半分の席が埋まろうとしています。興味のある方はお早めに申し込みをすすめてくださいね。

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いじめ問題を解決するには/ニュートンのゆりかごの実験から

 いじめを無くしていく取り組みは学校の重要な教育の一つです。
 いじめ対策をしていない学校はありません。県教育委員会〈いじめ対策マニュアル〉などを利用して研修もしっかりすすめられていまでしょう。早期発見のためのアンケートも実施されていると思いますし、有効に作用しているものも多いでしょう。

 ニュートンのゆりかごというおもちゃをご存知でしょうか。
 物理の法則をたのしく学ぶ大好きな教材の一つです。

 おもりを傾けて止まっている方にぶつけるとどのように動くか、予想を立てながら確かめてみると、とてもたのしめる教材になります。

 たのしい教育で、クラスの仲間の素敵な一面を発見したり、和らぎのすばらしさを発見したり、争いより笑顔のたのしさを体感したり・・・
 そういう中で、いじめが少なくなっていくことは実験済みです。
 研究所に来てくれている方達には、そういう話はごく普通にしていることです。

 今回は別な視点で〈ニュートンのゆりかご〉を使いながらこういう話をしました。

 〈ニュートンのゆりかご〉で
  「一個ぶつけると?」
  「ニ個ぶつけると?」
  「三個ぶつけると?」
という様に、予想を立てて確かめていって後の流れです。

 実験の流れからゆっくり見てもらわないと繋がりにくい話だと思うのですけど、概要はこうです。

 いじめを本質的に解決することにもつながる〈たのしい教育〉は、それを実施する主体は先生です。
 子ども達自身ができることは何か?
「相手のいやがることを、できるだけしない」「自分たちと違う相手とも仲良くする」そういうことができる子どもたちを育てるという視点で、みなさんの学校でも取り組みがされているでしょう?

 実はもう一つ重要なことがあって、それは今の実験にもあったように、子ども達が「仲間をつくる力」をつけていくことは、とても大切ないじめを解決する手立てになっていくのだと思います。
 一人でも過ごせることもすばらしいことです。それと同じ様に、仲間をつくることのできる力も、とても大切です。
 いじめをしない、みのがさない、というとりくみの合わせて、子ども達に「仲間をつくることができる」という力をそだててあげることも、大切なことです。

 もともと〈いじめ対策〉というのは、いじめという現象を超えて、人生を豊かに過ごすという大きな人生の目標でもあると思います。

 こういうことを学びながら教師を目指して行きたいという方は、ぜひ特訓コースを受講してください。たのしい教育研究所は、子ども達の笑顔と賢さを求めて、自分自身もたのしく教師生活を過ごす、そういう先生たちをたくさん学校現場に送りたいと考えています。

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Newアイコン/ア~ルの肉球

 いっぱいの〆切をなんとか切り抜けて、夜中、あそびでア~ルの肉球のアイコンを作っていました。メルマガに書いたところ「欲しい欲しい」という要望が届いたので何人かに送りました。

 ア~ルは私が作業しているとたいてい「何してるの?」とやってくるのですけど、この作業の時には、なぜかパソコンの画面を凝視していて、それがおもしろかったので写真に撮ったら、まるでア~ルがパソコンで肉球アイコンの加工をしているかの様な画像になりました。

「う~ん、ちょっと切り取った円が幅広すぎたかぁ、白のレイヤーかぶせてみるか」
とかいってる感じです。

 

 そうやっていくつかのバージョンを作ってみました。
 さっそくメルマガの表紙にも利用してます。
 ア~ル、生後8ヶ月、さくら色のかわいい肉球です。

 なんと、スマホの待ち受け画面に設定してくれた人もいて、画像を送ってくれました。

 

 ハイタッチしている様なフレンドリーさを象徴するアイコンになりそうな気がしています。

 疲れ直しの遊びだったのですけど、たのしすぎるので、他にもいろいろなバージョンを作ってみたいと思います。

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たのしい教育メールマガジン大好評/研究と研修 ほか

 RIDEに比較的近い場所に住んでいる方たちは講座などに足を運んで〈たのしい教育〉を直接学ぶことができますが、遠いところにいる方たちもたくさんいます。これまで「通信教育」的なものを切望した方たちからいくつか問い合わせをいただいたことがあります。
 実はそれはすでにスタートしています。
「たのしい教育メールマガジン」です。

 おかげさまで購読者を着実に広げ、遠方でもしっかり学んで下さっているみなさんが育っています。

 今週号のメールマガジンの表紙はこれです。

 0~3の四つの章のどれも読み応えたっぷりです。
 たとえば
 第1章の〈1.Let’s Enjoy the たのしい授業 〉の内容は、熱意のある方なら誰でも実践可能な「たのしい教育の方法」をとりあげています。
 これを週に一回実施するだけで、子ども達との関係も格段に良くなります。

 今回はこれです。
 自分が一番おいしいと思うパンを発見する授業。

 なんでこういうことがたのしい教育なのか、それはいずれチャンスがあれば紹介するとして、大切なことは「メルマガで取り上げた授業はすべて実験結果としてかなりの〈たのしさ〉が証明されている」ということです。

 発想法の章も大人気で、毎回、それを読んでコメントを送ってくださる方もいます。

 今回のテーマは「言葉を丁寧に使う」ということで〈研究と研修〉を例に板倉聖宣が語ったことをとりあげました。そのさわりの部分がこれです。

 いろいろな方たちへの〈たのしい教育〉の通信教育、これからもますます内容を充実させていきたいと考えています。

 興味のある方はまず一年、購読してみることをおすすめします。これまでは1号単発でで購読可能でしたが、事務処理が煩雑すぎるので現在は実施していません。年間9600円、1号あたり喫茶店のコーヒー一杯より安い価格200円以下で読むことができます。
PDF版でお届けします。

 興味関心のある方はお問い合わせください!

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