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たのしい図形の授業

学びに来た先生たちで、研究所の中はいっぱいです。この先生たちが来年、学校現場に入っていくと思うとわくわくします。

 この日、内接円の性質がうまくイメージできません、という先生達が多かったので少し時間をとって解説しました。 わたしは図形的な見方・考え方が好きなので、パッとイメージしてしまうのですけど、そのパッと感じたイメージがうまく伝わるとは限りません。学校でも、自分の頭で丁寧に考える子ども達は、先生が「ね、こうでしょ」と言ってもなかなか納得してくれません。それは、論理的な思考力の良さを意味しているのです。

伝わらない時、教師は「じゃあ先生も、みなさんが納得してくれる様に、少し考えてみますから時間をくださいね」という様に話すとよいのです。

参加者の評価・感想はかなり高く、「図形の見方がわかってきた気がします」「きゆな先生が突然つくった問題を解くことができた自分に感動しました」という様な話がいくつもありました。

特訓はどんどんすすみ、後半の授業の時、研究所のA先生が「メビウスの帯」を紹介してくれました。  参加した先生たちの反応がすごくよく、「はやく月曜日にならないかな。子どもたちにやってみせてあげたい」という声がいっぱいでした。
「ね、先生になると、こういうものをいっぱい授業にかけられるんだよ。早く本務の先生になってくださいね」と話すと、「ますます教師になりたい気持ちが高まりました」と評価・感想に書いてくれる方もいました。

ここに〈メビウスの帯〉の資料を載せます。
図形の不思議さとたのしさを味わってもらう画期的な教材ですよ。

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