ワークショップ打ち上げの日

 たのしい教育研究所で学んでいる若い先生たちの連続ワークショップが終わりました。
 大丈夫、たのしい教育はまだまだ続きます、一息ついたら、また学びに来てください!

 たのしい教育研究所(RIDE)が自主開催する講座に無料のものはありませんが、お金の換算でできる内容の遥かに上の内容を提供しています。
 おかげさまで私いっきゅうをお金で動かすとなると芸能人と同じくらいのギャラが派生するくらいになりました、お金が目標ならその方向でRIDEを運営していけばよい、それは簡単です。
 そういった経済的な枠に囲まれたベクトルではない、未来の明るい教育に向けた根本的・本質的な活動をしているのですから、時間も体力もみっちり使います。

 しかしこれがたのしいことこの上なしです。

 ワークショップが終わって、みんなで記念の写真をとりました。
 昼寝していたア~ルもひょっこり現れたので一緒に初記念写真です、かわいいやつです、ア~ルのみ画像加工してありません。

 大きくしてみるとわかると思います、何でこんなにいっぱいの中に? と感じつつ〈ガッツポーズ〉&〈招き猫〉のポーズをしてくれています。

 

 加工した画像からも十分見て取れると思いう、その周りではたくさんの先生たちが、とてもいい顔で写っています。
 こういう先生たちが学校現場で、子ども達の笑顔を求めて全力をつくしてくれることが教育の明るい未来を育てる確かな道です。
 このサイトの閲覧数は1日に何百という数を数えます。
 見てくれている皆さんの近くに、この先生たちが赴任してくれたらと思っています。

 修了の挨拶をする頃は、たくさんの人たちが涙目になったり、帰りたくない~と子どもと同じ様な思いを口に出してくれたりと、感動的な時間が流れていきました。

 学校から飛び出してたのしい教育研究所(RIDE)を立ち上げた私ですけど、いろいろな方面の方たちから学校システムの異様さを追求されることもあります。〈こういう先生がいるんだけどいっきゅう先生どう思いますか〉〈ああいう校長がいるんだけどどう思いますか〉〈こんな事は教科書になくていいんでは?〉 etc.
 たのしい教育研究所(RIDE)は批判ではなく、新しいたのしい未来に向けて具体的な提案をする組織です。
 教育界は相変わらず昔の様相を呈している様に見えるかもしれません、しかし、そういう中でも本質的な学びのたのしさを伝えていける人たちがゆっくりと増えていくことを知っていていただけたら幸いです。

 興味のある方は、だまされたと思って来月の自由研究の講座を受講してみてください。教育の専門家でなくても実施できる魅力的な自由研究の内容を提供します。

 着実に伸びていくたのしい教育研究所です。

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夏の人気講座〈子どもも大人も自由研究で夏をたのしもう!〉募集スタート

 いろいろな方たちから問い合わせが続いている夏の人気講座〈子どもも大人も自由研究で夏をたのしもう!〉のリーフが完成しました。
 講座担当のさくら先生の話によると、募集を待っていた方たちが20名ほどいて、すぐに半分くらいの席がうまる勢いだということです、興味のある方はぜひ早めに席を押さえてください。
 さくら先生から届いた案内を添えて掲載します。

 
みなさん、こんにちは。
雨の日が続きましたが、ようやく梅雨明けし、本格的に夏が始まりました。夏休みももうすぐです。
 学ぶたのしさと笑顔を広げている〈たのしい教育Cafe〉の夏休みプログラムは大人気の〈自由研究でたのしもう〉。
 毎年、子どもも親も先生も一緒にたのしく盛り上がっています。今年も選りすぐりの内容を準備しています。
 保護者の皆さんは子どもと一緒に学ぶたのしさを味わい、先生方はクラスの授業で利用できる〈たのしい教材研究〉になります。できあがった作品は〈夏休みの課題〉として提出できる様に《まとめ方》もあわせて紹介します。
 毎回定員以上の申込みがあり、受講できない方が出ています、早めの予約をおすすめします。
 
◯ 2019年 8月3日(土) 9:10受付 9:30〜12:50
◯ 会場: うるま市「ゆらてく」1F大ホール
               (高速沖縄〈北〉インタ-直進約4分ほど)
◯ 対象: 親子(小学生以上/教材は親子で1セットを基本とします)
  教育関係者・教師を目指している方 40人程度
  ※車イスの方も介助の方がいれば参加可能です
    ※参加にあたって相談したいことがあればメールでお問い合わせください
◯受講費(教材費込)大人3000円 子ども 1800円 
 ☆ 早割り:7/20 土曜日 17:00までの申込み ⇨ 大人 2600円
  子ども 1500円
 ☆ メルマガ会員の方は 2700円 早割併用で2300円(大人のみ)
☆ 高校生・大学生は受講費(教材費込)2600円 早割 2200円
 
◯ 講師代表  喜友名 一 「いっきゅう先生」の愛称で大人気、たのしい教育の第一人者。 県内、全国そしてNASA(アメリカ)公式センター開催〈宇宙探査教育者会議〉で日本人教師代表として授業するなど海外でも高い評価をうけ、新聞やテレビなどでも多数とりあげられている。 小学校教師を早期退職し「たのしい教育研究所:RIDE」を設立。
空手7段、カウンセラーとしても活躍中。

申し込みは→こちら

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西村寿雄先生と東京の街を歩く/たのしい教育メールマガジンから

 仮説実験授業研究会で古くから中心にいた西村寿雄先生がいます、板倉先生と一緒に授業書〈ふしぎな石 じしゃく〉の作成者としても名前を連ねています。

 西村先生が校長をしている時〈月刊たのしい授業〉に書いた「管理職もたのしく」はRIDEの〈管理職ワークショップ〉の必読テキストの一つです。

 今回はその西村先生と東京の街を歩いた話、メルマガの中の〈RIDEの今日この頃〉の章で紹介しようと綴っている記事の半分くらいを掲載します。

 西村先生のそのそれぞれがとても注目に値するのですけど、もう一つ私が注目していたのが、西村先生が石好きであるということ。
 これまでも地学系の本を何冊も書いていて、岩崎書店から最近出した「石はなにからできている?」は、石の名前をあえて出さない画期的な石の本です。
 まず大雑把に石を分類してみようという絵本で、教師なら買っていて損はないと思います(1728円)。

ちしきのぽけっと (23) 石はなにからできている? (ちしきのぽけっと23)

 と、西村先生のことをよく知っているかの様に書いているのですけど、私はこれまで西村先生とお話したことも、近くを顔をみかけたこともありません、仮説実験授業関係の情報交換サイトでわずかに繋がっているだけです。

 ところが数日前の東京出張で、とても嬉しい出会いの機会がありました。

 先週土曜日のワークショップを終えて東京出張に出かけた時、私が何気なくUPした〈雨降りの道玄坂〉の写真を見てくれた西村先生から「私も大阪から東京に来ていますよ」という連絡が入ったのです。科学博物館と丸善で開催された〈石の話〉で呼ばれたそうです。
 光栄にも私の名前を以前から知って下さっていてRIDEの幅広い活動にも感心していたとのこと。
 これはチャンスと「お会いしたいこと」を伝えるとトントンと話が進み、さっそく東京駅で待ち合わせることになりました。

 初めてお会いするにも関わらず、西村先生は、以前からの知り合いの様に親しく接してくださり、梅雨入りした東京の霧雨の中を、たっぷり仲良く東京駅から日本橋界隈を石探索をたのしむことができました。

 西村先生が語る石の話はとても魅力的で、私は子ども役、質問役です。
 下の写真は高島屋の外壁を見ながら石の様子を語ってくれているところです。
 「中の商品よりずっと壁の方が価値があるんだよ」「確かに」と二人笑いながらたくさんのお話を聞かせてもらいました。


 これは高島屋の近く〈東京日本橋タワー〉の外壁です。
 まるで芸術家が筆をふるったうなデザインです。
「こんなところで見るのは初めてだなぁ」と、マグマが冷え固まる前にまた大きな力が加わって模様ができた様子をまるでその時そこに居たかの様に生き生きと語ってくれました。

ここまで

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野依良治(化学者/ノーベル賞受賞)の発想から② 子ども達につけたい力

 前回に続いて〈野依良治さんの発想から〉です。出典等に関しては前の項にもどってお確かめください!

 野依さんのタイトルにもある様に〈怒り〉がベースに横たわっているので強い言葉で糾弾している様にも思えますし、文の繋がりのぎこちなさをみると、編集者によって縮められたであろうことがわかります。その中で、文意のみを素直に読み込んでいってくださいね。

 今の大きな問題は、好奇心を持って自ら問う力、考える力、答える力。これらが落ちているということ。

なぜそうなるのかというと、社会全体を覆う効率主義、成果主義のせい。

しかも実は本当の成果を求めていない、形だけの評価制度は許せない。

評価は本来、人や物の価値を高めるためにあるのですが、そうなっていない。

問題の全体像をつかみ、自ら考えて、答えを得るというプロセスがなければ、知力を培うことは絶対にできません。

 

考える力、答える力が落ちていると言いますが、最も心配なのは「問う力」がほとんどないこと。誰かに作ってもらった問題に答える習慣が染み付いている。

幼い子供たちは好奇心を持つが、学校教育が疑いを持つことを許さないのではないか。

発展につながるいい問題を作るのは、与えられた問題にいい答えを出すよりも、ずっと難しいのです。

平凡な既成の問題に答えてもまったく意味を成さないはずで、なぜこんなことが分からないのか。

 こういう発想を持った人物が教育再生会議の中枢にいたということは、かなり自由な議論が交わされたことが予想されます。
 現在の教育が本当に知的好奇心を高める様な構造に変化したか、問う力を高める内容になってきたかと考えると、まだまだという感じがしますが、文科省や中央教育審議会の答申などを読めば〈子ども達が主体的に学習する様な構造〉への変化を志向していることは間違いないでしょう。

 たのしい教育は、その最先端をいく教育思想であり、教育内容です。

 大切な変革が着実に進む様に、上からではなく草の根としての活動を元気に推進していきたいと考える今日この頃です。

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