植物の苦手な方たちへの〈植物と親しむカレンダー〉の作成が進んでいます。たのしい教育研究所で最も植物に詳しい小禄さんと、詳しくはないけれど植物好きの私が主導で研究会を重ねています。大量の植物の中からいったい何を取り上げるかが重要な点で、その取り上げた植物に興味関心を抱いてもらえるかが大切です。
この壁にはった表がその研究の足あとです。
今朝、研究所のベランダの植物たちに水をかけていると、タイワンホトトギスが花開いていました。一見、シラン(ラン科)に似ている感じがしますが、ユリ科の植物です。
これはわたしがよくウォーキングに行く公園で写したシラン(紫蘭)の花です。
タイワンホトトギスもシランも、東京の公園でも見ることができます。とすると、よりたくさんの人たちがたのしめる植物として、〈植物と親しむカレンダー〉に取り上げた方がよいのではないか、という気もします。
しかし、それよりまず〈シバ〉を取り上げたいと思っています。
校庭にもきっと〈シバ〉があると思います。サッカー場も〈シバ〉である場合が多いでしょう。
同じものだと思っている人も多いと思いますが、〈芝生〉というのは人間が密集させて利用している植物たちをまとめて指す言葉です。代表的なものが〈シバ〉という多年草ですが、それだけでなく〈セントオーガスチン〉や〈コウシュンシバ(高麗芝)〉〈ギョウギシバ(バミューダグラス)〉〈センチピードグラス〉など、他にもいろいろな種類の植物が芝生に利用されています。つまり〈シバ=芝生〉ではありません。
みなさんはシバをしっかり見たことがありますか。
踏みつけたことのある人はいても、なかなかしっかりとその植物を見たことのある人は少ないと思うのですけど、どうでしょう。
大きくしてみましょう。
ご覧ください。
よく見るとわかると思いますが、シバにも花が咲き、実がなります。
こういう植物の魅力を感じる窓になる教材にしたいと思っています。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=