蕾見つぼみみ昂(こう)じて〈芽利き〉となる/新語〈芽利き〉

〈蕾見:つぼみみ〉のことで便りをいただくことも多くなりました。その中に「研究所のサイトの他には見ない言葉なのですけど、〈つぼみみ/蕾見〉というのは、いっきゅう先生が名づけたのですか?」という質問がありました。〈いえいえそうではありません〉と思いつつ辞書で調べてみると「そういう言葉はみつかりません」という検索結果ばかりです。

 あるサイトで〈お蕾見〉という言葉を使っている方がいたのですけど、この言葉の使い方は根っからの〈アウト・ドア〉&〈庶民感覚〉からは遠いものがあります。
〈同じでしょう〉と考える方もいるかと思いますが、わたしの言語感覚ではぜんぜん違う。〈食事〉のことを〈御膳〉とは言わないことと似ています。

 ということで〈蕾見〉〈つぼみみ〉と言い切って使っているのは、どうも私いっきゅうが日本で最初の様です。私自身が〈蕾見〉という言葉を使い始めたのは研究所を立ち上げる数年前からです。なので10年近い歴史を持った言葉です。気に入った方はどんどん利用してください。その内に広辞苑などに載ると良いなと思っています。

 この頃は研究所に行く朝、毎日が〈蕾見の日々〉です。
 今朝のかわいい蕾たちをおとどけします。
 天気にもよりますけどあと三、四日でキレイな桜色を見せてくれるでしょう。

 さて今回はいろいろな便りへの返事の意味を込めて「〈蕾見〉昂じて〈芽利き〉となる」いう話を書いてみようと思います。〈芽利き〉も初めてわたしが使った言葉です。ちなみに〈目利き〉ではありません。

 いつもそのつもりで綴っているのですけど、子どもたちと、家族でも同じようにたのしめる内容です。

 今年からわたしの〈蕾見〉に〈梅〉が加わりました。
 今朝の〈梅〉です。
 さらりと歩けば枯れ木の様に見えるかもしれません。
 

 
 でもよくみると・・・

 ほら!

 ふっくら膨らんだ芽だけでなく小さな芽にも目を向けてくださいね。

 これが可愛いこと可愛いこと。

 近くにはこんなに花開いた梅たちもあります。

 この気に入りの公園の梅は丈が低いので、淡い涼やかな梅の香りもたのしめます。

 話はここからです。

 みなさんは、この芽から、どれくらいすると花開くと思いますか?

 予想
  ア.数時間後
  イ.一日後
  ウ.二日後
  エ.三~四日後
  オ.その他

 わたしは、蕾見の時に、たいていこんな感じで予想を立てて見ています。
 なので結構うまく予想が当たります。

 暖かさや陽の光も関わってくるのですけど、普通でいえば2日では開きます。

 これからいくつも蕾見を重ねて、もっと微妙な開花の違いを予想できる様にしたいと思います。

 みなさんも、蕾に目をつけて、ついでに草の葉などを巻いて印を付けて・・・予想してたのしみませんか。

 寒い日々のとてもたのしいワークです。たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔と賢さ〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます。ぜひ学校の先生たちにもおすすめください!

 

 

日本一早い桜祭りより早い桜祭り開催/たのしい教育の春②

  桜の花見は日本中で有名ですけど、桜の〈蕾見:つぼみみ〉をたのしむ人は少ないでしょう。しかしたのしい教育研究所の面々は蕾見をたのしむことがこの頃のルーティーンになっています。前回紹介した様な蕾のふくらみを愛でながら乾杯することも恒例です。

 今日は青空で、ひとしお〈つぼみ〉の膨らみが可愛く感じられます。

 今回の写真は前の記事で載せた場所とは違う公園の桜です。

 こういうまだ膨らみの少ないつぼみや・・・

 はじけそうに膨らんできたつぼみ・・・

 ここまで来ると開花はすぐです。

 研究所に学びに来る先生たちを連れて〈つぼみ見〉をたのしみ、テーブルに美味しいものを並べて、暖かいハーブティーをそそいで・・・

 とても寒い中で、たのしく乾杯!

 みんなで記念の一枚を撮りました。

 真冬の中のたのしい〈一番桜祭り〉でした。
 ほんの少しの勇気と元気があれば自然を味わうことは実はとても簡単なことです。
 自然はいつでも私たちを受け入れていくれるからです。
 家族でグループで学級で、みなさんもたのしんでみませんか! 一緒に〈たのしい教育〉を広げて賢い笑顔を育てる〈簡単な方法〉があります。ここのクリックでブログ評価に一票入ります!

日本一早い桜祭りより早い桜祭り開催/たのしい教育の春①

 沖縄本島北部では〈日本一早い桜祭り〉が一月後半に開催され、たくさんの人たちであふれます。たのしい教育研究所では桜の〈紅葉〉〈つぼみみ〉など普通の人たちより桜を愛でる期間が長期にわたっているので、たっぷりたのしめます。
 最近研究所に来る先生たちと〈桜祭り〉をして来ました。

 〈つぼみみ〉=〈蕾を見る〉=〈蕾見〉というのは私たち以外でもきっとやっているに違いないと思うのですけど、大抵の方たちは「初めてです」と新鮮な感動を伝えてくれます。

 一見すると枯れ木の様に見えてしまうこの頃の沖縄の桜たちです。

 

 しかし近づいて眺めるとこういう蕾たちをたくさん発見すると思います。 

 

 この蕾(つぼみ)を眺めてたのしむのです。

 〈何がたのしいの?〉とたずねますか?

 ほっそりスラッとしていたつぼみたちが、プクッとゆっくりふくらんで・・・
 こんな姿を見せてくれます。

 ここにもほら、ふくらんだ蕾たちが・・・

 

 そのうちにこうやって赤い花をのぞかせてくれるのです。

 よく見るとちらほらと・・・

 

 そのうちに、ポッと開いた花たちも目にする様になります。ゆっくり長くつぼみを見ているうちにある日、目にする桜の花は、それはそれはきれいで愛らしい。

 これからますますたくさんのつぼみや花たちが楽しませてくれることでしょう。
 皆さんも近くの桜をたのしんでみませんか? 

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一月のたのしい教育研究所 出前授業がスタートします・参加無料です!/1/15(月)センター自治会・1/16(火)越来区・1/17(水)海邦町・1/18(木)あわせ区・1/19(金)池原区

 たのしい教育研究所が沖縄市のいろいろな地域に出て毎月〈出前授業〉を実施しています。2018年はこの月曜日からスタートです。子どもだけでなく親子の参加も可能です。大人だけでボランティア的に授業に参加することも可能です。どんどんお問い合わせください。

 一月のメニューは大人気の〈あくしょんゲーム〉と〈たのしい読み語り〉、そして今では少なくなってきた〈たこ〉をハガキでかんたんに作成して、みんなで飛ばし競争をします。「ハガキで作った凧が飛ぶの?」と思う人もいるかもしれません。しかしたのしい教育研究所の先生たちがいろいろな学校で実施している人気の教材ですよ。

 これは先月のグライダー作りでみんな仲良くたのしんでいる時の様子です。作るのが難しいという人も、たのしい教育研究所のスタッフがていねいに教えてくれますから、安心してください。また遠くから参加する方もOKです。はじめてのみなさんも、たのしく仲良く過ごすことができますよ。

 
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