前に書いた「ヨシタケシンスケを沖縄に」の反響もよく、すぐにいろいろな質問が来ました。
早急に強い働きかけをする、というわけではなく、〈チャンスがあれば〉という事で行きたいので、〈長いスパンの楽しみ〉として、また〈当たるかもしれない宝くじ〉的なたのしみとしてお待ちください。今回は、ヨシタケシンスケの作品の持つ浄化作用について少し書きたいと思います。
絵に解説を加えるのもどうかと思いますし、それの効能について語るのも変だと思うのですけど、一人の熱心な読者で、教育実践家でカウンセラーのちょっとした感想だという程度でみてください。
日常の一コマや頭に浮かんだささいな事を「これはスケッチに値する」と感じてペンをとるのがヨシタケシンスケのすごさであることは前回書いたつもりです。それは〈他を持ってかえがたい〉どころか〈世界に類を見ない才能〉だと思います。
そういうささいな一コマに目を見張る発想もたくさん転がっているのですけど、同時に〈癒し/いやし〉にもつながる作用があります。笑いが癒しにつながる、という意味でもそうかもしれませんが、笑いでなくても、心の奥深くで自分を肯定できたり、子どもの頃の感覚を取り戻したりできるからでしょう。
前回のヨシタケシンスケスケッチ集 デリカシー体操 からいくつか紹介させていただきます。この中のどれかが、みなさんの心のどこかに安らぎを感じさせてくれるかもしれません。
前回の記事を読んで「さっそく本屋さんに注文しました」という方達が何人もいました。うれしいことです。
こちらからも購入できます ➡︎ ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操
たのしさいっぱい
たのしい教育研究所です