たのしい教育研究所の設立とほぼ時期を同じくしてスタートした〈たのしい教育メールマガジン〉は今回の最新号で326号を数えます。一度も休む来なく続けているのは、読者の皆さんから届く反響、応援のおかげです。
公式サイトで軽く触れるメルマガの内容紹介は、サイトの読者の皆さんに好評です。紹介後「〈たのしい教育〉で何が話題になっているかを概観できることが刺激になる」という趣旨のメールがいくつも届きます。
今回もメルマガの内容の紹介をさせていただきます。
今回の〈Let's Enjoy the たのしい教育〉はいろいろな方たちが授業にかけていて、しかもいろいろなバージョンがある「爆発」の初期バージョンを打ち直して紹介しています。
家庭科などでも利用できるプランです。
カタクリ粉に火をつける実験からはじまってアルコールにすすんでいく、エキサイティングな実験授業です。
映画好きの私が毎週観ている作品の中からオススメの一作を紹介している
〈Let's Enjoy the Movies〉でとりあげたのは「クワイエット・プレイス」。
怖いものが苦手ではないという方は観て損はありません。
何しろ「音を立てたら何者かに食べられてしまう」というわけですから、映画館で誰かが立てる物音にもびっくりしてしまうくらいです。
くまのプーさんとクリストファー・ロビンのその後、〈プーと大人になった僕〉にも触れた内容になっています。
第三章の〈たのしい教育の発想法・思想・哲学〉では、このサイトで紹介したノヴァ・ハラリの「ホモ・ゼウス」の内容を詳しく紹介しています。
特に反響も多いので、次号もおそらくハラリの著書から紹介しようと考えているところです。
ハラリはこれまで人類が克服すべき課題であった三つ〈飢餓・暴力・感染症〉をそれぞれ取り上げて、過去から現在、それらがどのように変遷して行ったかを説得力ある数字とユーモアある文体で綴ってくれています。
たとえば一時〈その高い感染率と治癒の難しさによって人類は滅びる〉とか〈神の罰である〉というように言われていたエイズを例にしながら、彼はこう書いています。
エイズは恐ろしいほどの数の犠牲者を出してきたし、マラリアのような昔からの感染症で毎年何百万もの人が命を落とすものの、過去数千年間と比べれば、感染症は今日、人間の健康にとってはなはだ小さな脅威でしかない。
大半の人は、癌や心臓病といった非感染性の疾患、あるいはたんに老衰で亡くなる。ちなみに、癌と心臓病はもちろん新しい疾患ではなく、太古までさかのぼることができる病だ。とはいえ、近代以前はこれらの疾患で亡くなるほど長生きする人は比較的少なかった。
ホモ・デウス 22p
興味のある方は、ぜひ〈ホモ・ゼウス〉を手にしてみてください。
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